Instagram投稿しても反応ゼロ?検索されるリール企画とは

毎日Instagramに投稿しているのに、全然フォロワーが増えないし、反応もいまいち。
「リールもやってるのに…」
「今日もがんばったのに…」
そんな気持ち、よ〜く分かります。毎日投稿って、言うほどカンタンじゃないですからね。
でも、正直なところを言うと「頑張り方がズレてる可能性」があります。
Instagramって、いまや“検索ツール”としても使われるようになってきてるんです。
ただ映える動画を出せば見てもらえる時代じゃありません。
じゃあ、どうすればいいのか?
それはズバリ、“検索される”リールをつくること。これが新時代の集客スタイルです。
この記事では、「ただ毎日投稿するだけでは伸びない理由」と「検索されやすいリール企画の作り方」をガッツリ解説していきます。
投稿の方向性が見直せるようになり、あなたのInstagramアカウントが「探されて」「見られて」「保存される」状態をつくれるようになります。
さぁ、“見つけてもらえるアカウント”に変えていきましょう。
なぜ毎日投稿してるのに伸びないのか?
Instagram運用に初挑戦した方が、最初にぶつかる壁がこれ。
「毎日がんばって投稿してるのに、なぜか全然反応がない…」
まず、ここで立ち止まって冷静に考えてみましょう。
原因①:誰にも届いていない
Instagramは“拡散される”SNSではありません。
フォローされていなければ、基本的にタイムラインには表示されない仕様です。
つまり、どんなに内容がよくても「届いていない」可能性があるんです。
原因②:探される投稿になっていない
2025年のInstagramユーザーは、Googleの代わりに“インスタ検索”を使っています。
「渋谷 カフェ」「骨盤矯正 おすすめ」「運動しない ダイエット」など、検索ワードを入れて探す時代。
なのに、投稿に“検索キーワード”が入っていなければ、探されることもないわけです。
原因③:「誰に向けた投稿か」が曖昧
よくあるのが、「とりあえず投稿」スタイル。
今日のランチ、商品の紹介、現場の様子…どれも悪くないけど、バラバラすぎると“誰向け”なのか分からなくなります。
フォロワーも「何を期待してフォローしたらいいのか」分からず、離脱しやすくなります。
“検索される”リール企画の作り方【完全ガイド】
Instagramで伸びるには、まず「検索される投稿」を意識した企画づくりがカギ。
リールはその中でもとくに効果的。理由は以下の通りです。
種別 | 検索対象 | 拡散力 | 保存されやすさ |
---|---|---|---|
フィード投稿 | ハッシュタグ頼り | △ | ○ |
ストーリーズ | 拡散なし | × | × |
リール | 発見タブ表示+検索対象 | ◎ | ◎ |
では、どうやって「検索されるリール企画」を作ればいいのか?
以下のステップで紹介します。
ステップ①:検索されるキーワードを見つける
まずは「検索されているキーワード」を見つけることから始めましょう。
具体的なやり方
- Instagramの検索窓に一文字ずつ入れてみる
→ 予測変換が出るワードは、実際に多く検索されている証拠です。 - Googleキーワードプランナーで検索数チェック
→ Instagramでも使われるワードを拾えます。 - 同業の人気アカウントを分析
→ 投稿タイトルや説明文にどんな単語が使われているかを確認。

チェック例
入力ワード | 予測されるキーワード候補 |
---|---|
カフェ | カフェ巡り/カフェランチ/カフェバイト |
整体 | 整体 おすすめ/骨盤矯正/腰痛 ストレッチ |
美容室 | 美容室 前髪カット/美容室 メンズ/美容室 おしゃれ |
ステップ②:「検索ワードを含んだ投稿」を企画する
キーワードが決まったら、そのワードを含む企画を考えます。
企画づくりのコツ
- 「◯◯で悩んでいる人向け」の企画にする
- 検索キーワードをそのままタイトルに入れる
- タイトルは動画の最初にテロップで見せる
企画のフォーマット例
ターゲット | キーワード | リールタイトル例 |
---|---|---|
腰痛で悩む人 | 腰痛 ストレッチ | 【朝5分】腰痛がラクになるストレッチ3選 |
前髪迷子な人 | 前髪カット | 失敗しない!前髪カットの黄金バランスとは? |
美容師志望者 | 美容師 バイト | 美容室バイトのリアルな1日、見せます! |
ステップ③:「保存したくなる動画構成」にする
検索されて見られたとしても、「すぐ閉じられる」のでは意味がありません。
ポイントは“保存したくなる構成”にすること。
鉄板構成テンプレ
- 最初の1秒:悩みにドンピシャなテロップ(例:「腰痛 どうにかしたい人へ」)
- 本編:ノウハウを端的に、テンポよく伝える(無音でも伝わる設計)
- 最後:まとめ or CTA(例:「保存して毎朝やってみて」)
テクニック
- 音声なしでも分かるテロップ重視設計
- 3ステップ構成にして、完結感を出す
- 「保存してね」で終えることで、アクションを誘導
ステップ④:「曜日と時間」を固定して配信
リール投稿は「偶発的」より「計画的」に。
- 曜日と時間を固定することで、視聴者に“習慣化”されやすい
- Instagramのインサイトを活用して、ユーザーがアクティブな時間帯を狙う
おすすめ配信スケジュール(例)
曜日 | 時間 | 内容 |
---|---|---|
月曜 | 20時 | ノウハウ系 |
水曜 | 20時 | 実例紹介 |
金曜 | 20時 | Q&A回答 or 投稿まとめ |
ステップ⑤:必ず「検索に引っかかる仕掛け」を入れる
Instagramの検索は、以下の3つを見ています
- テキスト(説明文・キャプション)
- テロップ内の文字(画像認識AIが読み取っている)
- ハッシュタグ
対応策
- 説明文にも検索キーワードを自然に入れる
- 動画のテロップにもキーワードを1回以上入れる
- ハッシュタグも「指名ワード+属性ワード」で設定
例:
投稿テーマ | 検索キーワード | ハッシュタグ例 |
---|---|---|
美容室バイトのリアル | 美容室 バイト | #美容室バイト #美容学生の日常 |
腰痛ストレッチ | 腰痛 ストレッチ | #腰痛改善 #自宅ストレッチ |
ここまで紹介した対策は、すぐにでも取り組めるものばかりです。
もし「全部は難しそう…」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
無料で相談してみる
続けた先に見えてくる“成果の世界”
リールを「検索される動画」として企画し、投稿を積み重ねていくとどうなるか?
ここからが本当のスタートです。
結論から言うと、“継続すれば世界が変わります”。
継続で得られる3つの変化
1.「探される側」になる
最初は「誰にも届かない」投稿も、検索ワードを意識して作ることで、徐々に“探される存在”になります。
それが積み重なれば、アカウント自体が「情報のハブ」になっていくんです。
例えるなら、よく見るまとめサイトや人気YouTuberのように、「何か知りたい」と思ったときに“その人の投稿をまず探す”状態です。
2. フォローと保存が自然に増える
保存されやすい動画構成・ターゲットを絞った内容を継続すると、投稿自体が「辞書」や「ハウツー本」のような役割を持ち始めます。
結果、
- 保存数が伸びる
- 保存されると再生数も伸びる
- 何度も見返される=ファンが増える
このループが生まれます。
3. 投稿が“資産”になる
がんばって投稿した動画も、伸びなければ「消耗」です。
でも、“検索される投稿”に変われば、古い投稿でも毎日再生され続ける「資産」になります。
いわば“寝てる間にも仕事してくれる営業マン”。
これが積み重なることで、「新しい投稿がなくてもフォローが増えてる」状態に近づいていきます。
続けるための「仕組み化」のコツ
とはいえ、毎回ゼロから企画・撮影・編集…
これ、やってると疲弊します。そこで大事なのが「仕組み化」です。
ポイント①:動画の「型」を持つ
毎回企画が変わると、作るのも大変、見る方も混乱します。
だから「型」を決めるとラクになります。
例:整体院アカウントのリール構成テンプレ
- 最初:悩み訴求テロップ「肩こりがつらい人へ」
- 中盤:ストレッチのやり方を3ステップで解説
- 最後:「保存して、明日の朝やってみて!」
このテンプレをベースに「部位」や「悩み」を変えるだけで、30本以上の企画が生まれます。
ポイント②:曜日別テーマで企画を“固定”
「何を投稿するか毎回迷う」が続くと、疲れて止まります。
そこで有効なのが「曜日テーマ」の設定です。
曜日 | 投稿内容のテーマ例 |
---|---|
月曜 | お悩み解決(ストレッチ・豆知識) |
火曜 | スタッフ紹介・裏側 |
水曜 | Q&A・よくある質問 |
木曜 | 失敗事例・ビフォーアフター |
金曜 | まとめ系 or おすすめ情報 |
土曜 | エンタメ系・軽めの話題 |
日曜 | 投稿はお休み、過去動画の再利用 |
このように曜日でテーマを決めると、
「今日は何を出せばいいんだ…」という悩みが激減します。
ポイント③:「出せる動画」を先にストックしておく
継続運用の鍵は「その場で思いつかない状態でも、投稿ができること」。
そのために以下のような“ストック型”を取り入れましょう。
ストックの作り方
- 動画撮影は“1日で3本以上”を目標に
- 編集はまとめてやる(テンプレ活用)
- Googleスプレッドシートなどに「投稿予定表」をつくる
- 1週間分を日曜日にまとめて予約投稿
こうしておけば、急な予定でも焦らず継続できます。
“自社で頑張る”だけでは限界がくる理由
ここまで、「検索されるリール企画」→「継続」→「仕組み化」まで一気通貫でご紹介しました。
ただ、現実的には「毎週このクオリティで投稿を続けるのは厳しい…」
そう感じた方も多いのではないでしょうか。
それ、ぜんぜん間違ってません。
よくある“自社運用のつまずきポイント”
課題 | 内容 |
---|---|
時間がない | 撮影・編集・企画すべてをやる余裕がない |
社内で属人化 | 担当者が変わると止まってしまう |
改善が止まる | 分析や改善PDCAまで手が回らない |
「分かってるけど、できない」が積もると、Instagram運用は止まります。
でも、せっかくここまで試行錯誤してきたのに、それってすごくもったいない。
仕組み化と改善の伴走で“成果の出る運用”へ
もし、自社での継続に限界を感じているなら、
“経験のある会社”と一緒に運用の仕組みをつくるという選択肢もあります。
株式会社コレットラボでは、Instagramを含むSNS運用の診断・改善提案・戦略設計を行っています。
- アカウントの方向性を整理
- 投稿の企画フォーマットを構築
- 「検索に強い」投稿設計のアドバイス
- 投稿計画の見える化と属人化の解消
- 社内で回せる“型”づくりをサポート
といった形で、ただ代行するのではなく、「自走できる形」に仕組み化していくのが強みです。
「Webマーケ、なんか合ってない気がする…」をなくすために
もし今あなたが、
- この投稿のやり方で合ってるのか分からない
- SNSの方向性が社内でバラバラ
- 頑張っても成果が見えない
そんなふうに感じているなら、一度「現状の棚卸し」から始めてみませんか?
株式会社コレットラボでは、無料でWebマーケティング診断を行っています。
SNSだけでなく、広告・ホームページ・MEOなどを含めて、今の施策が“どこでつまずいているか”を整理できます。
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診断は全国対応・オンライン対応可能です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Instagramの運用って、正直かなり地道な作業です。
でも、「見られる投稿の型」と「検索される企画」が見えてくると、毎日がラクになります。
この記事が、あなたの投稿ライフをちょっとでもラクにできたなら嬉しいです。