LP作ったのに反応ゼロ?5つの改善で問い合わせ増やすには

「あれ?アクセスは来てるのに、問い合わせが1件もない…」
せっかく時間とお金をかけてLP(ランディングページ)を作ったのに、反応ゼロ。これは地味にショックです。
Webに初挑戦した方ならなおさら、「やっぱりうちには向いてなかったのかな」とあきらめムードになってしまいがち。でも、ちょっと待ってください。それ、“問い合わせが来ない設計”になっているだけかもしれません。
この記事では、問い合わせゼロの原因になりやすい“よくある5つの落とし穴”を潰す方法を紹介します。
しかも、特別なツールや難しい知識は不要。すぐに見直せて、すぐに効果が見えやすいものばかりです。
読めば「なにが悪かったのか」がハッキリして、「じゃあどう直せばいいか」まで分かるようになります。
「問い合わせ0」から抜け出したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
なぜLPを作ったのに反応ゼロなのか?
ランディングページ(LP)は、Web上の営業マン。言ってしまえば、「ページを見に来た人を、そのままお客さんに変えるための勝負の1ページ」です。
でも実際には、反応のないLPが世の中にはたくさんあります。
その原因、実はざっくり分けてこんなパターンに分類されます。
原因カテゴリ | ありがちな失敗例 |
---|---|
設計ミス | 誰に何を伝えたいのかが曖昧、導線が不明瞭 |
コンテンツ不足 | ベネフィットが薄い、信頼材料がない |
心理導線の欠落 | CTA(行動ボタン)までの流れが不自然、説得力に欠ける |
技術的な不備 | フォームが壊れている、スマホ表示が崩れている |
集客とのズレ | ターゲットと流入経路がマッチしていない |
特に多いのが、「なんとなくそれっぽく作ったけど、誰にどうアピールするかがボヤけている」という状態。
これでは、見に来た人も「ふーん」で終わってしまいます。
さらにLPの怖いところは、作っただけでは終わらないこと。
効果が出るまで、何度も改善・調整していく必要があります。
放置すればするほど「ただの静止画」になり、コストだけが積み上がっていく状態に。
まずは、今のLPに潜んでいる“穴”を見つけて、一つひとつ潰していきましょう。
問い合わせゼロを脱出する!最初に潰すべき5つのチェックポイント
ここからは、反応ゼロLPでよく見られる落とし穴を5つに絞って、具体的な潰し方を紹介します。
それぞれすぐに見直せる内容なので、「とりあえず今日できること」から取り組んでみてください。
1. ターゲットが曖昧すぎる
誰向けのページか?が一目でわからないLPは、読み手の気持ちをつかめません。
よくあるNG例
- 「〇〇でお悩みの方へ」だけで始まる
- 商品・サービスの特徴ばかりが並んでいる
- ページをスクロールしても“自分ごと”にならない
潰し方のヒント
- ターゲットを絞りすぎなくていいから、「誰のためのページか」を1行で書く
- 冒頭に「あなたの〇〇、こんな悩みありませんか?」と自分事化できる問いかけを置く
- ターゲット像が浮かぶ具体的な言葉を使う(例:個人経営の美容室さん/Webが初めての飲食店さん)
2. CTAが目立たない・少なすぎる
CTA(Call To Action)=行動をうながすボタンが「どこにあるのか分からない」LP、多すぎ問題。
よくあるNG例
- 最下部に1個だけ「お問い合わせはこちら」ボタン
- フォームはあるけど、目立たない位置に配置
- ボタンの色が背景に埋もれている
潰し方のヒント
- CTAは最低3カ所配置(上/中/下)
- ボタンの色はコントラスト強めに
- 行動誘導の言葉は「〇〇してみる」「無料で相談する」など、心理的ハードルを下げる表現を選ぶ
3. ベネフィットが機能の説明だけになっている
「このツールにはこんな機能があります!」
「このサービスは、〇〇が可能です!」
それだけじゃ伝わりません。
人は機能ではなく、その機能によって「自分がどうラクになるか」で動きます。
潰し方のヒント
- 「〇〇が可能です」ではなく、「〇〇できるようになります」と書く
- 「導入した方は〇〇が短縮されました」「こんな変化が起きました」などの具体例を
- 必ずベネフィット>機能の順で伝える
4. 信頼材料が見当たらない
Webが初めての方ほど、「これって信用して大丈夫?」と不安になります。
LPに信頼できる要素(証拠や安心感)がなければ、問い合わせにはつながりません。
追加すべき要素の例
- お客様の声(3人以上)
- 導入実績(数字で見せる)
- 運営会社の情報(顔が見えると安心)
- よくある質問(FAQ)
- 保証内容やキャンセルポリシー
5. フォームが使いにくい・怖い
意外と多いのが、「フォームの使いにくさ」が原因で離脱されているパターンです。
NGパターン例
- 入力項目が10個以上ある
- 電話番号や住所が必須
- 入力エラー時に、エラー箇所が分からない
- 「送信する」ボタンに不安を感じる
改善のコツ
- 入力項目は最低限(3〜5項目が理想)
- 電話番号・住所は原則任意
- ボタン文言を「無料で相談する」「3分で完了」などに変更
- 入力完了後のサンクスページもしっかり整える
5つの落とし穴を一目でチェック!
以下のチェックリストで、自分のLPを見直してみてください。
チェック項目 | YES/NO |
---|---|
誰に向けたページかが冒頭で明確か? | □ YES / □ NO |
CTAが複数配置されていて目立つか? | □ YES / □ NO |
機能ではなくベネフィットが伝わっているか? | □ YES / □ NO |
信頼できる材料(口コミ・実績など)があるか? | □ YES / □ NO |
フォームは簡単で送信しやすい構成か? | □ YES / □ NO |
1つでもNOがあるなら、改善余地アリです。
ここまで紹介した対策は、すぐにでも取り組めるものばかりです。
もし「全部は難しそう…」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
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続けた人だけが見える、LP改善の“その先”
ここまでで、LPの反応が出ない原因と、すぐにできる5つの潰し方を紹介してきました。
でも、LP改善の真の勝負どころは「継続」にあります。
一度作っただけで完璧なLPなんて、正直ありません。
むしろ、「作って→出して→反応を見て→また直す」の繰り返しで、LPは強くなっていくものです。
継続したLP改善がもたらす“3つの変化”
1. お問い合わせが少しずつ増えていく
最初はゼロだった反応も、少しずつデータを見て改善することで、確実に成果に変わっていきます。
「ボタンの色を変えただけで、クリック率が1.5倍に」
「ベネフィットの文言を直したら、フォーム到達率が2倍に」
なんてことも、LPの世界ではザラです。
2. 担当者のストレスが激減する
ずっと「なんで反応ないんだろう」と悩み続けるのはしんどいですよね。
でも、改善すべき“ポイント”が見えてくると、修正にも手応えが出てきます。
それに、数値で改善が見えた瞬間のうれしさは格別です。
3. 自然と“仕組み化”が進んでいく
毎回手探りでやっていたことが、「こういう流れで改善していけばいい」と分かってくると、社内での運用もスムーズになります。
「週に1回はヒートマップを確認しよう」
「月初にA/Bテストの結果をまとめよう」
こうしたルーティンができると、もう“勘”に頼らないLP運用が実現します。
続けることで“LPは営業マンに進化する”
最初は単なるWebページだったLPも、改善と継続によって、“仕事を取ってくる営業マン”に変わります。
一度ベースをつくってしまえば、あとは育てていくだけ。
しかも、24時間365日働き続けてくれる最強の味方になります。
地道な改善の積み重ねが、やがて大きな成果につながる。
これは、すべてのLPに共通する法則です。
要点整理と「自社だけで続ける」ことの落とし穴
ここまでの内容を、ギュッと振り返りましょう。
- LPが反応ゼロになる主な原因は「ターゲットの曖昧さ」「CTAの少なさ」「ベネフィット不足」「信頼要素の欠如」「フォームの使いにくさ」
- 改善策は、どれも今日から着手できる内容ばかり
- 継続することで、問い合わせ数・担当者の負担・運用の仕組み化に大きな変化が生まれる
ただし
ここで1つ、大きな壁が立ちはだかります。
それが、「自社だけで続けることの難しさ」です。
なぜ、改善が止まるのか?
- つい他業務が優先になって後回しになる
- 担当者が変わると、過去のデータが活かされない
- “なんとなく良さそう”で直してしまい、逆に成果が落ちる
こうした状況、実際によくあります。
つまり、継続できるかどうかのカギは、「仕組みと第三者の視点」です。
継続支援を“仕組み”として組み込むという選択
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最後にひとこと
LPをつくったのに、問い合わせがゼロ。
その事実は、たしかにショックかもしれません。
でも、それは「失敗」じゃなく、「改善ポイントが眠っている」というサインです。
うまくいかないページには、必ず“原因”があります。
原因さえ見つけて潰せば、LPはちゃんと成果を出し始めます。
やるべきことは、たったの5つ。
あなたのLPが営業マンに育つ日を、心から応援しています。
読了、ありがとうございました。