LPを作ったのに問い合わせ0|最初に疑うべき5つの潰し方

LPを作ったのに問い合わせ0|最初に疑うべき5つの潰し方

成果につながる仕組みを一緒につくる、Webマーケティングの伴走パートナー

株式会社コレットラボは、企業や店舗のWeb集客を支援するマーケティング会社です。
ホームページ、SNS、LINE、MEOなどを組み合わせ、「見つけられ、理解され、選ばれる」までの流れを整えます。

弊社の特徴
  • 集客から改善までワンストップ支援
    • ホームページやSNSの運用、広告、MEO対策まで、施策をつなげて成果を最大化します。
  • 一緒に進める伴走型サポート
    • 一方的に提案するのではなく、相談しながら課題を整理。納得感を持って改善を進められます。
  • 経験豊富な担当者が直接対応
    • 専門知識と実務経験を持つスタッフが、戦略設計から日々の運用まで責任を持って支援します。
  • 品質を担保する独自基準「T&C Standard」
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SNSやホームページを頑張っても成果が出ないのは、やり方や優先順位のズレかもしれません。
相談では現状を一緒に確認し、“すぐに改善できる一歩”をお伝えします。

コレットラボ 編集部

コレットラボ編集部は、「中小企業・店舗の“集客の悩み”を仕組みで解決する」ことをテーマに活動するマーケティング支援チームです。 SEO・MEO・Web広告・SNS・LINE・ホームページ・LPなど、あらゆるオンライン集客手法を横断し、実践的なノウハウを発信しています。 実務での運用経験に基づいた、現場目線の「使える情報」にこだわり、戦略から実装・改善まで、幅広い業種・課題に寄り添った内容をお届け。 専門用語に頼らず、初めての方でも“すぐに動ける”視点を大切にしています。 「何から始めればいいか分からない」その一歩目を、私たちが一緒に考えます。

LPを作ったのに、まったく問い合わせが来ない。
「デザインも悪くないし、商品にも自信あるのに、なんで?」――こんな声、もう何十回と聞いてきました。

正直、LP(ランディングページ)は完成した瞬間がスタートラインです。
どれだけ時間とお金をかけても、「問い合わせが来ないLP」は、残念ながら存在価値がほぼゼロ。
でも、それは才能やセンスのせいじゃありません。
ほとんどのケースは、「仕組み」と「伝え方」がズレているだけです。

この記事では、LPを作ったのに問い合わせがゼロのとき、まず疑うべき5つの潰し方を、順を追って紹介します。
これを読めば、「なんで来ないのか」が自分で診断できるようになり、修正の方向性もハッキリ見えるようになります。
次のLP改善で成果が出る確率が一気に上がるはずです。

目次

なぜ「問い合わせゼロ」のLPが量産されるのか

1. LPを作る=売れるという誤解

まず大前提として、LPは「売れるためのページ」ではなく、「売れる導線の中の1ステップ」にすぎません。
つまり、LP単体で奇跡が起きることはほとんどない。
広告・SNS・検索・口コミなど、どこから来た人が、どんな気持ちでLPを見に来るか――そこまで設計されていないと、どれだけ美しくても機能しないんです。

例えば、SNSで「かわいいデザインですね!」と褒められても、問い合わせにつながらないことがあります。
それは「デザインを褒めたい人」は来てるけど、「申し込みたい人」は来ていないから。
LPの役割は、来た人を買う気にさせること。
人を呼ぶのは別の仕組み(広告やSEOなど)の仕事です。

2. 世界観よりも明確さが足りない

よくあるのが、「ブランド感を出したい」「オシャレにしたい」という方向に振り切って、
肝心の伝える力が弱まってしまうパターン。

特に、キャッチコピーとファーストビューが抽象的になりがちです。
「あなたの理想を叶える〇〇」「心を動かす体験を」など、響きは良くても、何をしてくれる会社かが分からない。
初めて来た人は、3秒以内に「これは自分向けのページか?」を判断します。
そこをスルーされた時点で、離脱。

一方で、明確なLPは違います。
例えば、「30日で売上を1.5倍にするオンライン講座」や「初回60分無料の整体体験予約」など、
数字・期間・ベネフィットが具体的に書かれている。
たったこれだけで、信頼感と行動意欲が段違いです。

3. 制作段階で自分目線になっている

もうひとつの典型パターンが、自分の言いたいことばかり並べたLP
「うちはこういう思いでやってます」「この機能がすごいです」「この技術が自慢です」――
気持ちは分かりますが、見る側はそこに興味がない。

LPは自己紹介ではなく、問題解決の提案です。
訪問者は「自分の悩みを解決してくれるページか?」を探しています。
だから、冒頭で「あなたの悩み」を代弁し、そのうえで「それをどう解決するか」を提示する。
この順番がズレると、共感も行動も起きません。

問い合わせゼロから抜け出すための5つの潰し方

ここからは、「LPを作ったのに問い合わせが0」のときに、まずチェックすべき5つの潰し方を解説します。
順番に潰していけば、たいていのLPは沈黙状態から抜け出せます。

潰し方① ファーストビューの3秒診断

LPで最初に見るべきはファーストビュー(画面上部)です。
ユーザーは、ページを開いて3秒以内に「このページを読むか閉じるか」を判断します。
だから、ここに「何をしてくれるページか」「どんな結果が得られるか」「今すぐ見る理由」が明確に書かれていなければなりません。

チェックポイントは以下の3つです。

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チェック項目OK例NG例
一言で「何のサービスか」分かる「飲食店の売上アップをサポートするMEOツール」「あなたのビジネスを応援します」
ベネフィットが具体的「Google検索からの集客を自動化」「あなたの集客をサポート」
行動を促す文がある「まずは無料で診断」「詳細はこちら」

ファーストビューはキャッチコピーのセンスではなく、伝達力のテストです。
迷ったら、「これを見た人がすぐに『自分のことだ』と思えるか」で判断しましょう。

潰し方② 証拠がない(または弱い)

「このサービス、ほんとに効果あるの?」
多くのユーザーが気にするのは、言葉よりも実績・証拠です。

数字・事例・お客様の声・受賞歴・導入企業数など、信頼を裏づける情報がないと、人は動きません。
LPの世界では、「どれだけ本当っぽく見せられるか」が命。

たとえば「多くの方に選ばれています」ではなく、
「導入店舗数850件」「満足度92.4%」「リピート率80%」のように、測定できる数字で示す

もし数字がまだ出せない場合でも、「利用者の声」や「導入前後のビフォーアフター写真」など、
リアルが伝わる要素を入れるだけで、信頼度は劇的に上がります。

潰し方③ CTA(問い合わせ導線)が遠い・分かりにくい

意外と多いのが、「問い合わせボタンがどこにあるのか分からない」問題。
せっかく読んでもらっても、行動のきっかけが埋もれていると、100%逃します。

改善の基本はシンプルです。

  • ボタンは複数箇所(上・中・下)に配置する
  • ボタン文は「資料請求する」よりも「〇〇をもらう」など、行動後のメリットを伝える
  • 周囲に余白を取り、目立たせる

たとえば「今すぐ問い合わせ」よりも、「無料で集客診断を受ける」の方が圧倒的に反応が上がります。
行動ボタンは装飾ではなく、心理誘導
LP全体の流れの中で「ここで押すのが自然」と感じるように設計するのがポイントです。

潰し方④ スマホで見にくい

PCで完璧に見えても、スマホで崩れていたら意味がありません。
実際、8割以上の閲覧がスマホからです。

スマホでチェックすべき代表的な項目はこの5つ。

スクロールできます
項目チェックポイント
文字サイズ14pt以上で読みやすいか
余白行間・段落の間が詰まりすぎていないか
画像スライドや図が切れていないか
ボタンタップしやすい大きさ・距離になっているか
スクロール量1画面に情報が詰まりすぎていないか

スマホ版の最適化は「デザイン調整」ではなく、「読まれる導線の再設計」です。
どれだけきれいなデザインでも、指が止まらないLPは意味がありません。

潰し方⑤ 「次に何をすればいいか」が書かれていない

最後の潰しどころは、「次にやることが分からない」状態。
これは思っている以上に多いです。

ページを読み終わった人が、「で、結局どうすればいいの?」と迷った瞬間に離脱します。
人は迷うと行動しません。

だから、最後には必ず「具体的な行動指示」を入れましょう。

たとえば、

  • 「まずは無料で相談を予約してください」
  • 「下のフォームから診断をお申し込みください」
  • 「LINEで今すぐ相談する」

といった形で、1ステップで完結する行動を明示する。
検討中の人に寄り添いつつ、今動ける人の背中も押すことが大切です。

ここまで紹介した5つの潰し方――

  • ファーストビュー
  • 証拠の弱さ
  • 導線の不明瞭さ
  • スマホ対応
  • 次の行動指示

この5点を見直すだけで、問い合わせゼロのLPが「問い合わせが来るLP」に変わるケースは本当に多いです。

特に、自分で作ったLPや制作会社に任せたLPほど、客観的に見るのが難しいもの。
だからこそ、一度診断を受けることをおすすめします。

SNSやホームページを頑張っているのに、問い合わせが来ない方へ。
その原因と次にやるべき一歩を、無料相談で一緒に見つけましょう。
無料Web集客相談はこちら(全国対応/オンライン対応可能)

外部でより深く学びたい方は、「Web幹事:ランディングページの作り方・制作の流れを現役LPライターが解説【2025年最新版】」も参考になります。
実例が多く、デザインより構成の重要性がよく分かる良記事です。

LPを「問い合わせが来る設計」に変える実践ポイント

ここまで5つの潰し方を紹介しましたが、実際に改善を進めるときは、優先順位のつけ方が大事です。
すべてを一気に直そうとすると時間もコストもかかるので、まずは「反応率に直結する順」に手をつけましょう。

ステップ1:伝わらないファーストビューを直す

どんなLPでも、まず最初に見直すべきは第一印象
言い換えれば、「読まれるか閉じられるか」の分岐点です。

具体的な改善手順は次の3ステップ。

  1. 「誰向けか」を一言で書く
     例:「店舗オーナー向け」「副業を始めたい人向け」「採用に困っている中小企業向け」
  2. 「どんな結果が得られるか」を数字で書く
     例:「30日で予約数1.5倍」「3カ月で広告費を半減」
  3. 「今すぐ見る理由」を添える
     例:「今だけ無料診断」「限定50社」

これらをファーストビューに入れるだけで、離脱率が3割以上下がるケースもあります。

ステップ2:ユーザー視点で「安心材料」を増やす

次に見直すのは、信頼性の裏づけ
ユーザーは最初に期待で読み進め、途中から疑いに切り替わります。
そのタイミングで「根拠」がないと、一気に離脱します。

信頼を生むコンテンツの代表例は次の通りです。

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種類内容例効果
実績納品数・導入企業数・数値成果など確実性を感じる
お客様の声顔写真・具体的なコメント付き共感・リアル感
取材・メディア掲載名のある媒体に掲載された情報権威性の強化
導入前後の比較Before/After写真やグラフ変化の可視化

もしまだ実績が少ない場合は、「理念」「サポート体制」「返金保証」などの安心要素を前面に出すのも有効です。
信頼はではなく、伝わるリアルで作れます。

ステップ3:ボタンの心理設計を変える

CTA(行動喚起)の文言を変えるだけで、問い合わせ率が1.5倍になることもあります。
特に日本人は慎重なクリックをするので、「押して大丈夫そうか?」を慎重に見ています。

おすすめの改善法はこの3つ。

  • 「送信」ではなく、「無料で診断を受ける」「資料をもらう」など、行動後のメリットを見せる
  • 「たった1分で完了」「登録不要」など、手間がかからないことを伝える
  • 「今すぐ」「限定」など、時間的なきっかけを入れる

これらを自然に入れると、「とりあえず押してみよう」という心理が働きます。
ボタンは飾りではなく、最後の営業マンです。

ステップ4:スマホでの「体験時間」を短くする

スマホのユーザーは、PCよりも忍耐力が圧倒的に短いです。
1ページで3回スクロールした時点で、「長い」と感じる人が多い。

そのためには、

  • 1ブロックごとに1メッセージだけ伝える
  • 見出しで内容を要約する
  • 「続きを読む」ボタンを使わず、流れで読めるようにする

これらを意識するだけで、体験がスムーズになります。

また、スマホでの読みやすさは「フォントサイズ」よりも「行間」と「余白」で決まります。
読みやすいページ=信頼できるページです。

ステップ5:問い合わせ後の体験まで設計する

意外と見落とされるのが、「送信後の体験設計」。
せっかく問い合わせをしても、返信が遅かったり、テンプレートのような対応だと、すぐ冷めてしまいます。

問い合わせ後の対応で差をつけるポイントは次の3つ。

  1. 自動返信メールを丁寧にする
     名前を入れたり、「担当者が〇時間以内にご連絡します」と明記するだけで安心感が変わります。
  2. 初回返信を早くする
     早ければ早いほど、熱が冷める前に商談につながります。
  3. 「次の一手」をセットで送る
     返信メールの中で「資料」「チェックリスト」「事例記事」など、次に見てほしいものを添えると、自然に関係が続きます。

つまり、LPは入口でしかなく、問い合わせ後の設計が成約率を決めるということです。

LPは「修正するほど強くなる」

LPは、最初から完璧を目指すものではありません。
むしろ、作ってから直すことで本当の力を発揮します。

問い合わせが来ないとき、多くの人は「デザインを変えよう」と考えます。
でも、本当に見るべきは伝わり方導線
5つの潰し方で原因を一つずつ見直していけば、確実に反応は変わります。

  • ファーストビュー:3秒で伝わるか?
  • 証拠:信じてもらえる要素があるか?
  • CTA:押したくなる心理設計になっているか?
  • スマホ:ストレスなく読めるか?
  • 行動指示:次に何をすればいいかが明確か?

この5つを整えるだけで、LPの反応率は見違えます。

もし、「自分ではどこが悪いのか分からない…」という方は、
一度、第三者視点でLPを見てもらうのがおすすめです。
客観的な目で見ると、意外な落とし穴がすぐ見つかります。

SNSやホームページを頑張っているのに、問い合わせが来ない方へ。
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あわせて、「ferret:CVR改善の打ち手を解説!マーケティング施策の見直しに。」もおすすめです。
構成やボタン設計の実例が多く、この記事で紹介した考え方をさらに深められます。

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