プレスリリースはGoogleマップ投稿で届く|書き方と手順
この記事の要点
- プレスリリースはGoogleマップ投稿で見込み客に直接届けられる
- 冒頭の数行で価値を伝え、週1回の継続投稿が基本
- NAP統一とガイドライン順守が信頼とMEO効果の土台
新サービスの発表、受賞、オフィス移転。せっかくプレスリリースを出しても、肝心の見込み客には届いていない気がする。そんなもどかしさはありませんか。
この記事では、プレスリリースをGoogleマップ(Googleビジネスプロフィール)の投稿として活用し、BtoBでも「ちゃんとした会社だ」と信頼してもらうための具体的な手順を解説します。配信サービスとの違い、投稿の書き方テンプレート、やりがちな失敗まで、現場目線でまとめました。
Contents / 目次
プレスリリース配信とGoogleマップ投稿は役割が違う

結論からお伝えします。プレスリリース「配信」と、Googleマップへの「投稿」は、目的も届く相手もまったく別の施策です。両方を組み合わせると、発表の効果が一気に高まります。
プレスリリース配信とは、報道機関やニュースメディアに向けて企業の公式発表を届ける活動のことです。狙いは「メディアに取り上げてもらうこと」で、相手は記者や編集者です。
一方、Googleマップ投稿(Googleビジネスプロフィールの投稿機能)は、あなたの会社名や「地域名+業種」で検索した見込み客に、発表内容を直接見せる施策です。記者を介さず、検討中のお客さまの目に届くのが大きな違いです。
ここがポイント。プレスリリース配信は「メディアに知らせる」、Googleマップ投稿は「お客さまに知らせる」。同じ発表でも、届け先と書き方を分けて考えると無駄がなくなります。
| 比べる項目 | プレスリリース配信 | Googleマップ投稿 |
|---|---|---|
| 届く相手 | 記者・メディア編集者 | 検索中の見込み客・取引先 |
| 主な目的 | 記事化・報道による拡散 | 信頼の提示と問い合わせ獲得 |
| 費用感 | 配信サービス利用で費用がかかる場合が多い | 無料で始められる |
| MEOへの影響 | 直接的な影響は限定的 | 最新情報を見込み客に直接届けられる |
| 続けやすさ | 発表のたびに準備が必要 | 週1回など習慣化しやすい |
このテーマで押さえるべきアクションは、次の3つに整理できます。
- 発表内容を投稿用に作り直す:メディア向けの長文をそのまま貼らず、見込み客向けに短く要約する
- 週1回の投稿を習慣にする:単発で終わらせず、情報の鮮度を保ち続ける
- 基本情報を正確にそろえる:会社名・住所・電話番号・営業時間を統一し、信頼の土台を作る
Googleマップ投稿でプレスリリースを届ける手順

やり方はシンプルです。発表内容を見込み客向けに要約し、適切な投稿タイプを選び、写真とCTA(行動ボタン)を添えて公開する。この流れを週1回続けるだけです。順番に見ていきましょう。
まず投稿タイプを使い分ける
Googleビジネスプロフィールの投稿には、発表の内容に合わせて選べる種類が用意されています。一般的なお知らせ、開催日が決まっているもの、期間限定の告知などで使い分ける形ですが、実際に選べる種類や名称、操作は時期によって変わることがあります。最新の投稿の種類と用途は、Googleビジネスプロフィールの公式ヘルプで確認してください。
冒頭の数行で価値を伝える
投稿で一番大事なのは書き出しです。冒頭の数行で「自分に関係ある」と思ってもらえなければ、その先は読まれにくくなります。
プレスリリースの本文をそのまま貼るのは避けましょう。報道向けの長い前置きや専門用語は、検索中のお客さまには響きません。「誰に・何が・どう役立つか」を冒頭で言い切るのがコツです。
投稿の文面は、たとえば次のような骨組みで作れます。コピーして自社の発表に合わせて埋めてみてください。
【お知らせ】[発表のひとこと要約・30文字以内]
[対象のお客さま]向けに、[新サービス/受賞/移転など]を[開始・実施]しました。
[お客さまにとっての利点を1文で。例:納期が従来より短縮できます]
詳しくはプロフィールのリンク、またはお電話からお問い合わせください。
(2026年6月時点の情報です)
写真とCTAボタンを必ず添える
文章だけの投稿より、写真や動画があるほうが目に留まります。ストックフォト(既製の素材写真)ではなく、自社で撮ったリアルな写真を使いましょう。製品、現場、スタッフ、会場の様子など、嘘のない一枚が信頼につながります。
そして、特典やキャンペーンの告知では、CTAボタン(行動ボタン)を必ず設定してください。設定できるボタンの種類や名称は時期によって変わるため、Googleビジネスプロフィールの公式ヘルプで確認しましょう。 せっかく興味を持ってもらっても、次の一歩がなければ問い合わせにつながりません。
公開前のチェックリスト
投稿を公開する前に、次の項目を毎回確認すると失敗が減ります。スマホのメモに保存しておくと便利です。
- 書き出し:最初の数行だけで内容が伝わるか
- 誤字脱字:不自然な言い回しや変換ミスがないか
- 写真:自社で撮ったリアルな画像か(使い回しの素材写真でないか)
- CTA:問い合わせや予約の行き先が設定されているか
- 日付:古くなる情報には「○月時点」と明記したか
- ガイドライン:キーワードの詰め込みや誇大表現になっていないか
投稿頻度は週1回程度が目安です。発表ネタや写真をあらかじめまとめて用意しておくと、忙しい広報担当者でも続けやすくなります。 投稿の頻度や続け方はMEO対策の投稿頻度はどれくらい?上位表示を狙う運用法でも詳しく解説しています。
続けるとどんな変化が期待できるか

結論として、Googleマップ投稿を続ける一番の効果は「信頼の蓄積」です。発表を継続して出している会社は、見込み客に「ちゃんと営業していて、信頼できそうだ」と伝わります。
なお、Googleビジネスプロフィールへの投稿そのものが検索順位を直接押し上げるわけではありません。投稿の継続や正確な情報整備は、順位を狙う作業というより、見込み客に「今も動いている会社だ」と伝え、信頼を保つための取り組みだと考えてください。
成果が出るまでには時間がかかります。どのくらいで問い合わせや来店に変化が出るかは、業種・地域・競合状況によって大きく異なります。 1〜2か月で諦めてしまうと、もったいない結果になりがちです。
私たちが現場で繰り返し伝えている言葉です。Googleマップの投稿は、一回のホームランより、毎週のヒットの積み重ねで効きます。
具体的な成果は、業種・地域・競合状況・オファーの内容によって大きく変わります。だからこそ「何件増える」と断言はできませんが、共通しているのは、成果が出ている会社ほど投稿が止まっていない、という点です。逆に言えば、止めなければチャンスは残り続けます。BtoBで「怪しくない会社」と見てもらうための土台づくりについては、怪しい会社を卒業!信頼を勝ち取るGoogleビジネスプロフィール運用術もあわせてご覧ください。
よくある失敗と回避法

結論から言うと、失敗の多くは「やり方」より「続け方」と「見せ方」で起きます。現場でよく見かける3つのパターンと、その防ぎ方を紹介します。
失敗1。プレスリリースをそのままコピペする
メディア向けの長文を、そっくりそのままGoogleマップ投稿に貼ってしまうケースです。冒頭が会社の沿革や定型のあいさつ文で始まると、見込み客は1行目で離脱します。専門用語が多いと、何の発表なのかも伝わりません。
防ぎ方はシンプルです。投稿用に書き直すこと。最初の数行で「誰に何が役立つか」を言い切り、詳細はリンク先に誘導する構成にしましょう。
失敗2。ガイドライン違反でペナルティを受ける
順位を上げたい一心で、会社名に地域名やサービス名を詰め込んだり、誇大な表現を使ったりすると、Googleのガイドライン違反になります。 これが起きると、せっかくの掲載情報が正しく扱われなくなる恐れがあります。具体的にどんな対応が取られるかはGoogleの判断によるため、公式のガイドラインを確認しておきましょう。
防ぎ方は、事実だけを正確に書くことです。会社名は実際の名称のまま使い、効果や実績は盛らない。地道に見えますが、これが一番リスクの少ない近道です。
失敗3。投稿が単発で止まってしまう
「最初の1回だけ頑張って、あとは放置」というパターンも非常に多いです。投稿が月0〜1回まで減ると、情報の鮮度が落ち、見込み客にも「今も動いている会社か分からない」と思われてしまいます。
防ぎ方は、週1回をルール化することです。担当者の頭の中だけで管理せず、あらかじめ下書きをまとめて作っておく、あるいは投稿当番を決める。仕組みにすれば、忙しい時期でも止まりません。
失敗4。基本情報がバラバラになっている
会社名・住所・電話番号が、Googleマップと自社サイトやポータルサイトで微妙に違っている状態です。この表記のズレ(NAP不一致)があると、Googleも見込み客も「同じ会社かどうか」を確信できず、信頼が積み上がりません。
防ぎ方は、すべての媒体で表記を完全にそろえることです。ビル名や番地の書き方、電話番号のハイフンまで統一しましょう。営業時間や臨時休業の伝え漏れ対策は営業時間と臨時休業の伝え漏れを防ぐGoogleマップ運用チェック術でまとめています。
使う側だから分かる落とし穴と妥協点
正直にお伝えすると、Googleマップ投稿は万能ではありません。ここを理解しておくと、期待はずれを防げます。
まず、Googleマップの投稿は「流れていく情報」です。新しい投稿が増えると、古い投稿は目立たなくなっていきます。
だから、ずっと残したい実績や強みは、投稿だけに頼らず、自社サイトの実績ページや口コミなど「ストック型」の場所にも置くのが現実的です。Googleマップ投稿は速報、サイトは資産、と役割を分けて考えてください。
次に、配信代行サービスへの丸投げの限界です。投稿の作業だけを外注しても、自社の発表ネタや現場の写真は、結局のところ社内からしか出てきません。「外注すれば勝手に集客できる」と考えると、中身の薄い投稿が並ぶことになりがちです。
外注を検討するなら、「投稿作業の代行」だけで判断しないこと。ネタの引き出し方、写真の撮り方、ガイドラインの線引きまで一緒に設計してくれるかを確認すると、丸投げの失敗を避けられます。
内製と外注の切り分けの目安はこうです。週1回の投稿そのものは、慣れれば社内のスマホ作業で回せます。一方、最初の情報設計、カテゴリや属性の整理、ガイドラインの判断、競合との比較といった「設計と判断」の部分は、知識がないとつまずきやすい領域です。ここだけプロと組む、という形がコストと効果のバランスが取りやすいと感じます。
最後にコストの見落としです。Googleマップ投稿自体は無料ですが、続けるには人の時間がかかります。「無料だから片手間で」と始めて、結局誰も投稿しなくなるのが一番もったいないパターンです。業者選びで迷ったときは、MEO業者への丸投げで失敗しない見極め方と契約前の判断基準も参考にしてください。
よくある質問
プレスリリース配信サービスを使わなくてもいいですか
目的によります。メディアに記事化してほしいなら配信サービスは有効です。一方、見込み客に直接届けたいだけなら、無料のGoogleマップ投稿で十分なことも多いです。まずは投稿から始め、必要に応じて配信を足すのがおすすめです。
発表ネタが毎週ありません。どうすれば続けられますか
大きな発表だけがネタではありません。導入事例、よくある質問への回答、現場の様子、スタッフ紹介なども立派な投稿です。週1回の枠を埋める前提で、小さな話題をストックしておくと続けやすくなります。
BtoBでもGoogleマップ投稿は意味がありますか
あります。取引前に相手企業を検索して「実在する、ちゃんとした会社か」を確かめる担当者は多いです。継続的な投稿と正確な情報は、その場面で安心材料になり、商談の入口で信頼を得やすくなります。
投稿してから効果が出るまでどのくらいかかりますか
効果が見え始めるまでの期間は、業種・地域・競合状況によって大きく異なります。 すぐに結果が出なくても焦らず、週1回の投稿と情報整備を淡々と続けることが、遠回りに見えて確実です。
まとめと次の一歩
プレスリリースは、配信して終わりではありません。Googleマップ投稿という形で見込み客に直接届ければ、BtoBでも「信頼できる会社だ」という印象を積み上げられます。冒頭の数行、週1回の継続、正確な情報整備。この3つから始めてみてください。
ここまで読んで、自社だけで設計から続けるのは難しそうだと感じた方もいるかもしれません。コレットラボのMEO対策支援では、投稿の設計から口コミ対応、続けられる運用づくりまで伴走しています。まずは現状を整理するだけでも大丈夫です。MEO対策の詳細はこちらから、気軽にご相談ください。
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