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保護者への授業報告をAIが下書き|面談の材料は記録から自動でそろう
講師が入力した授業メモを、AIが保護者向けの報告文に書き換えます。できたことと、つまずいたことの両方を書くまで提出できないようにし、教室の責任者である教室長が確認してから送ります。面談の前には、保護者の質問に答えるための材料が、授業の記録から自動でそろいます。
授業のあとに保護者へ送る報告を、講師が書きやすい形にそろえます。「できたこと」と「つまずいたこと」の両方を書くまで、報告は保護者に送れません。学習塾の例で説明します。
この仕組みの要点
- 課題報告の中身は講師によって変わり、「よく頑張っていました」の一言で終わることもあります。生徒が同じところで何回つまずいているかは、担当の講師が変わると分かりません。
- 仕組みAIが受け持つのは、講師のメモを保護者向けの文章に書き換える作業までです。合否や成績の見通しは書きません。
- 狙う効果報告を送れた授業のコマ(1回分の授業)が増え、報告が1通も届かない家庭が減ります。つまずきが続いている生徒にも、テストの結果が出る前に気づけます。
授業のあとの報告が、いまどうなっているか
| 場面 | いまのやり方 | そのとき起きていること |
|---|---|---|
| 授業のあとの報告 | 講師が授業を思い出して書く | 文章を書ける講師と書けない講師で、報告の中身に差が出る |
| 「よく頑張っていました」 | そのまま保護者に届く | 何ができたのかも、どこでつまずいたのかも伝わらない |
| 同じところでのつまずき | 担当した講師が覚えている | 担当の講師が変わると、先週の授業のようすが分からない |
| 面談の準備 | 教室長(教室の運営を任されている責任者)が、過去の記録を探し出す | 生徒1人に30分。在籍62名で31時間 |
| おやすみのご連絡 | 電話とメッセージで受ける | 振替授業の候補は、講師の空きと席の空きを別々に確かめて出す |
授業が終わってから、保護者に届くまで
| 順 | だれが/何が | 何をする | そのあとどうなる |
|---|---|---|---|
| 1 | 講師 | 授業のあと、メモを書く | 同じ単元の授業が続いていると、メモを書く画面に先週のメモも表示される |
| 2 | 仕組み | メモに「できたこと」と「つまずいたこと」の欄を設ける | どちらかの欄が空のままだと、講師はメモを教室長に提出できない |
| 3 | AI | メモを、保護者向けの言い方に書き換える | メモに無いことは足さない |
| 4 | AI | 宿題の範囲から、「おうちでのお願い」を1文作る | この1文には印が付き、教室長が修正できる |
| 5 | 教室長 | 内容を確かめて、保護者に送る | 「書かない言葉」が入っていると、報告を送信できない |
| 6 | 保護者 | レポートを開く | 3か月の記録と、単元ごとのようすも見られる |
| 7 | 保護者 | 面談で聞きたいことを、事前に3つまで書く | 当日の面談シートに、そのまま載る |
できること
| 機能 | 使う人 | 何が起きるか |
|---|---|---|
| 授業のレポート | 保護者 | 「できたこと」「つまずいたこと」「おうちでのお願い」「次回」の欄を読める |
| 3か月の記録 | 保護者 | 単元ごとのようすと、教室のテストの点を見られる |
| 面談のご案内 | 保護者 | 聞きたいことを、面談の前に3つまで書ける |
| おやすみのご連絡 | 保護者 | 講師と席の両方が空いている時間だけが、振替授業の候補として表示される |
| 授業メモ | 講師 | 先週のメモを見ながら書ける。「できたこと」と「つまずいたこと」を書くまで提出できない |
| レポートの確認 | 教室長 | 講師のメモと保護者向けの下書きを、左右に並べて見比べられる |
| 生徒カード | 教室長 | つまずきが続いている単元が、いちばん上に表示される |
| 面談シート | 教室長 | 保護者の質問ごとに、授業の記録・テストの点・宿題・出欠をまとめて見られる |
画面の例
保護者が見る画面




教室で使う管理画面






AIに任せないこと
| 任せないこと | どうするか | 任せるとどうなるか |
|---|---|---|
| 合否や成績の見通し | 記録から見通しの文は作らない。合否や成績の見通しにあたる言い方を、「書かない言葉」に登録しておく | 「必ず伸びます」と約束したことになり、特定商取引法にふれる |
| メモに無いことを足すこと | 下書きの元は講師のメモだけ。足した1文には印を付ける | 授業で扱っていないことが、報告に書かれる |
| ほかのお子さんと比べること | 「◯◯さんより進んでいます」のような言い方は使わない | 保護者が、記録より順位を見るようになる |
| 本人の性質を決めつけること | 「地頭がいいので」のような言い方は使わない | 次に担当する講師も、その見方のまま授業に入る |
| できたことだけの報告 | 「つまずいたこと」の欄が空のままでは、講師は教室長に提出できない | 報告が届いても、家庭で何をすればいいか分からない |
| 保護者に送るかどうかの判断 | 教室長が確かめてから送る。講師への差し戻しもできる | 講師が書いた言葉のまま、誰も確認しないで保護者に届く |
| 面談で話すことを決めること | AIが行うのは材料を集めるまで。面談で話すのは教室長 | 面談シートが、講習をすすめるための台本になる |
| 当日のおやすみの連絡を、保護者向けの連絡画面で受け付けること | おやすみの連絡画面のいちばん上に、当日は電話をお願いすると書く | 来ていないお子さんが、おやすみなのか教室に向かっている途中なのか、教室では分からない |
| 成績管理システムと請求の置き換え | 授業の報告と面談の準備だけを行う | 月謝の請求と座席の管理まで一から作ることになる |
進め方
| 段階 | 行うこと | 決めること |
|---|---|---|
| 用意する | LINE公式アカウントで保護者に登録してもらう | 兄弟姉妹で通う家庭の登録を、生徒ごとに分けるか |
| ひな形と書かない言葉を決める (いちばん時間を使う) | 報告の項目と、使わない言い方を書き出す | どの項目を必須にするか |
| 過去の記録を入れる | 単元ごとの記録と、教室のテストの点を読み込む | どの時期の記録までさかのぼるか |
| 画面を作る | 今日の授業・授業メモ・レポートの確認・生徒カード・面談シート・数字 | 報告の締切を、授業の何分後にするか |
| 続ける | 報告が出ていないコマを、その日のうちに確かめる | 講師への差し戻しを、誰が判断するか |
導入をお勧めする業種
- 集団指導の塾。 人数が多くても、一人ひとりのようすを残せます。
- そろばん・書道教室。 級ごとの進み具合を、ご家庭にお知らせします。
- 音楽教室。 次のレッスンまでに練習する箇所を書きます。
- スイミング・体操教室。 できるようになった動きと、つまずいている動きを分けて記録します。
- 英会話スクール。 面談の材料を、レッスンの記録から集めます。
教室でお使いのレポートの様式に合わせて作ります。ぜひお問い合わせください。
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