リサイクル・買取
買取の概算をAIが写真から回答|身分証は店頭で確認して台帳に記録
お客さまがスマホで送った品物の写真をもとに、AIが買取の概算を金額の幅で出し、幅がある理由を3行で添えて返信します。身分証はAIに読み取らせません。店頭で身分証を確認し、氏名・住所・職業・年齢を古物台帳に書き終えるまで、買取の金額を入力する欄は表示されません。
お客さまが品物の写真を送ると、AIが写真を見て、概算の金額を幅で出します。写真が届いてから品物が店頭に並ぶまでの記録は、品物ごとに1枚のカードにまとまります。リサイクル・買取店の例で説明します。
この仕組みの要点
- 課題概算のお問い合わせには、メールの写真を見ながら電話で答えています。買い取った品が、店内のどこで止まっているかも分かりません。
- 仕組み写真から概算をお伝えし、店頭では店員が現物と本人を確かめます。身分証だけはAIに読ませません。
- 狙う効果ご来店の前に、買取を見送る場合があることをお伝えできます。店内で止まっている品も、作業ごとに分かります。
買取の仕事が、いまどうなっているか
| 場面 | いまのやり方 | そのとき起きていること |
|---|---|---|
| 概算のお問い合わせ | メールの写真を見て、電話でその場で答える | 金額の理由を伝えられず、金額だけがお客さまの記憶に残る |
| 店頭での買取の見送り | ご来店いただいてからお断りする | 足を運んでいただいたのに、お預かりできない |
| 本人確認 | 買い取ったあとに、台帳(古物営業法で定められた取引の記録)へ書く | 書き漏れに、あとから気づく |
| 検品から陳列まで | 品物ごとに、担当者が覚えている | 品物がどの作業で止まっているか、店舗の誰も分からない |
写真が届いてから、店頭に並ぶまで
| 順 | だれが/何が | 何をする | そのあとどうなる |
|---|---|---|---|
| 1 | お客さま | 品物の写真を3枚まで送る | 送る前に、背景に写り込んだものへの注意が表示される |
| 2 | AI | 写真から、概算の幅を出す | 高い場合・低い場合・買取を見送る場合の条件が、3行で並ぶ |
| 3 | お客さま | 品物と身分証を持って、来店する | ご予約は要らない |
| 4 | 店員 | 現物を見て、品物の状態に当てはまる項目を選ぶ | 写真では見えなかったところを、その場で書き足す |
| 5 | 店員 | 身分証を拝見して、台帳に書く | 氏名・住所・職業・年齢を書き終えるまで、金額を入れる欄が表示されない |
| 6 | 店員 | 金額を入れて、買い取る | その後、検品・清掃・値付け・陳列の作業が続く |
できること
| 機能 | 使う人 | 何が起きるか |
|---|---|---|
| 写真を送る | お客さま | 写真を3枚まで送れる。撮り方の案内と、身分証についての注意も表示される |
| 概算のお見積り | AI | 概算の金額と、金額に幅がある理由を3行で出す |
| 店頭での確認 | 店員 | 品物の状態に当てはまる項目を選び、気になったことを書き足す |
| 品物カード | 店員 | 写真の受け付けから陳列まで、品物1点ごとの記録が、同じカードに残る |
| 数字 | 店長 | 写真が届いてから店頭に並ぶまでの日数が、品目ごとに出る |
画面の例
お客さまが見る画面


店舗で使う画面



AIに任せないこと
| 任せないこと | どうするか | 任せるとどうなるか |
|---|---|---|
| 身分証を読むこと | 店頭で店員が拝見して、台帳に書き取る | 古物営業法で必要な本人確認を、機械の読み取りで済ませてしまう |
| 買取の金額を決めること | 台帳を書き終えるまで、金額を入れる欄が表示されない | 本人確認より先に、金額だけが決まる |
| 概算を1つの金額で出すこと | 高いほうと低いほうの条件を、3行で並べる | 店頭で金額が下がったときに、お客さまから話が違うと言われる |
| 写真だけで買い取ること | 写真では見えないところは、店頭で現物を確かめる | 写真に写らない傷が、買い取ったあとで見つかる |
| 身分証の写真を受け取ること | 身分証は写真で送らないでくださいと、送信の前に書く | 要らない個人情報を預かることになる |
| 写真をほかの目的に使うこと | 値段をお伝えするためだけに使う | お客さまの品物が、広告に出る |
| 担当ごとの買取件数を出すこと | 店員ごとの数字は出さない | 店員が買取を断りにくくなり、売れない品が店内にたまる |
| 来店につながった割合を数えること | 数えるのは、店頭に並ぶまでの日数 | 店員が概算の幅を、高いほうへ寄せる |
進め方
| 段階 | 行うこと | 決めること |
|---|---|---|
| 用意する | ホームページに、写真を送る入り口を設ける | その日のうちに返信するのは、何時までに届いた写真か |
| 概算の幅を決める (いちばん時間を使う) | 概算の金額が上下する条件を、品目ごとに書き出す | どの品目から始めるか |
| 台帳の項目をそろえる | 古物営業法で必要な項目を、今お使いの台帳と突き合わせる | どの項目を店員の画面に入れるか |
| 画面を作る | 写真の受け付け・お見積り・店頭での確認・品物カード・数字 | 品物カードの段階をいくつに分けるか |
| 続ける | 止まっている品を、段階ごとに確かめる | 品物が止まりやすい作業を、どう見直すか |
導入をお勧めする業種
- 古本・古着の買取。 品目ごとの概算の幅を、写真から出します。
- 楽器の買取。 付属品の有無で、概算の幅を分けます。
- 農機具・工具の買取。 年式と状態を、写真から見ます。
- 中古車の下取り。 現車を見る前の概算を、先にお伝えします。
- 遺品整理。 まとめてお預かりする品も、1点ずつカードを作ります。
いまお使いの台帳の様式に合わせて作ります。ぜひお問い合わせください。
表示している会社名・店舗名・氏名・数値は、すべてダミーデータです。