AIのエフォート(思考量)とは?ChatGPT・Claude・Geminiでの選び方
研修や企業へ伺ってAIの使い方をお話しすると、「モデルやエフォートは、どう設定すればいいのか」「そもそもエフォートとは何か」というご質問を多くいただきます。先にお答えすると、迷ったら画面のおすすめ設定から始め、足りないときだけ1段階上げれば十分です。
3社の計測値と操作画面をまとめた資料を、記事の最後で配布しています。
2026年10月5日時点の情報です。モデル名と設定の選択肢は、サービスと契約しているプランによって異なります。
エフォート(思考量)とは
エフォートは、AIが回答を作るために、どれだけ考えるかの設定です。ChatGPTの画面では「思考量」と表示されます。上げるほど考える時間と計算が増え、待ち時間と利用量も増えます。
- アプリ:AIを使うサービス(ChatGPTなど)
- モデル:回答を作るAIの種類(GPT-6.1 Solなど)
- エフォート:どれだけ考えるかの設定(「中」など)
Claudeでは、低・中・高・超高・最大の5段階から選びます。
最初はおすすめ設定から
迷ったら、画面でおすすめと表示される設定から試します。条件の見落としや浅い分析が続くときだけ、1段階上げます。
一番上を選んでおけば安心、とは限りません。AIの性能を調べるArtificial Analysisの計測では、Sonnet 5.5を「高」から「最大」にすると、評価点は9点上がり、費用は約6.85倍になりました。Anthropicが公開した開発テストでは、Opus 5.5の「中」(54.6%)が「高」(54.0%)を上回った例もあります。
出典:Artificial Analysis Intelligence Index(評価方法 v4.3.2)、Anthropic「Claude Opus 5.5」(いずれも2026年10月5日確認)。費用はAPIの単価で計算したテスト1課題あたりの値で、アプリの月額料金とは別のものです。
上げる前に、AIに資料・目的・完成条件を伝えたかを確かめます。元の資料がなければ、考える量を増やしても正しい答えは出ません。
ChatGPT・Claude・Geminiでの変え方
- ChatGPT:Work画面で入力欄のモデル名を押し、「思考量」のスライダーで選ぶ(Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduのプラン)
- Claude:入力欄のモデル名からモデルを選び、もう一度モデル名を押して「エフォート」から選ぶ
- Gemini:ログインして、入力欄のメニューからFlash-Lite・Flash・Proを選ぶ
資料に入っているもの
資料「AIモデルとエフォートの選び方」(全25ページ)には、自社の仕事で設定を比べるときに、開いて使えるものをまとめました。
- 評価点と費用の表:GPT-6.1 Sol・Opus 5.5・Sonnet 5.5の、低から最大までの5段階
- 操作画面:ChatGPTとClaudeで、モデルとエフォートを変える手順を実際の画面で解説
- 比較の記録表:同じ指示文で2つの設定を試し、正しさ・待ち時間・修正にかかった時間を書き込む表
ちょうどいい設定は、仕事ごとに違います。同じ指示文で2つの設定を比べれば、自社の仕事に合う設定を決められます。
この記事に関連する資料
AIモデルとエフォートの選び方
自社の仕事で、AIの設定を比べるときに開いて使う資料です(全25ページ)。
・GPT-6.1 Sol・Opus 5.5・Sonnet 5.5の、低から最大までの評価点と費用
・ChatGPTとClaudeで、モデルとエフォートを変える手順(実際の画面)
・同じ指示文で2つの設定を試し、結果を書き込む比較の記録表
資料更新日 2026-10-05
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