LINEアンケートの作り方|リサーチ終了の日程と代わりのフォーム

LINEアンケートの作り方|リサーチ終了の日程と代わりのフォーム

この記事の要点

  • LINE公式アカウントの「リサーチ」は2026年12月2日に終了。11月18日に新規作成・編集と回答の受付が止まる
  • リサーチで作れる質問は、性別・年齢・居住地の属性の質問と、自由に作る質問7つまで。自由回答は未認証アカウントでは使えない
  • 終了後の代わりとして公式が案内しているのは、CRMオプションの「フォーム」とLINEリサーチ

LINE公式アカウントの友だちにアンケートを取ろうとして、「何問まで作れるのか」「自由記述の質問は使えるのか」を調べていませんか。これまでは、管理画面の「リサーチ」を使うのが基本でした。

ただし、そのリサーチは2026年12月2日で提供が終わります。この記事では、LINEヤフーのお知らせとマニュアルをもとに、終了までの日程、リサーチでの作り方と質問数、終了後に使える公式の代わりの方法を順に説明します。今から作るアンケートを、どの機能で作ればよいかを決められます。

LINEアンケートの作り方。友だちに刺さる質問設計と回答率アップ術
Contents / 目次
  1. リサーチ機能の終了日と、止まる順番
  2. リサーチで作れる質問数と回答形式
  3. 終了までにリサーチでアンケートを作る手順
  4. リサーチ終了後の、アンケートの取り方
  5. 回答が集まるアンケートの組み立て
  6. よくある質問
  7. まとめ。終了日から逆算して、使う機能を決める

リサーチ機能の終了日と、止まる順番

LINE公式アカウントの「リサーチ」は、2026年12月2日(水)で提供を終了します。LINE Official Account Manager のお知らせ「【提供終了】LINE公式アカウントのリサーチについて」(2026年8月17日)で案内されています。

機能は、3つの日付に分けて段階的に使えなくなります。「アカウント満足度調査」も同じ日程で終わります。お知らせにある日程は次のとおりです(日程は変更になる場合があると書かれています)。

日付止まること
2026年9月2日配信日時が11月18日以降のメッセージに、リサーチを設定して配信予約することができなくなる
2026年11月18日リサーチの新規作成・編集と、友だちからの回答の受付が止まる
2026年12月2日回答結果の閲覧・ダウンロードが止まり、リサーチの提供が終わる

つまり、今からリサーチでアンケートを取るなら、回答を受け付けられるのは11月17日までです。集めた結果を残せるのは12月1日までになります。

結果の保存は早めに。リサーチの結果は、回答が20件以上集まらないとダウンロードできません(リサーチのマニュアル)。お知らせでは、必要な回答結果を事前にダウンロードするよう案内しています。あいさつメッセージ、応答メッセージ、カードタイプメッセージ、ステップ配信にリサーチを設定している場合は、11月18日以降は友だちが回答できなくなるため、設定を見直してください。

リサーチで作れる質問数と回答形式

リサーチの質問は、属性を聞く「質問設定」と、自由に作る「自由形式」の2つに分かれています。属性の質問では性別・年齢・居住地を聞けて、自由形式の質問は最大7つまで追加できます。

属性の質問は必須ではありません。LINEのヘルプセンターでは、個人情報保護のため、性別・年齢・居住地のほかの属性情報を質問として取得することはできないと説明しています。

項目リサーチ(マニュアルの記載)
属性の質問性別・年齢・居住地。テンプレートを使うか、選択肢を作る(年齢は15、性別は10、居住地は50の選択肢まで)
自由に作る質問最大7つ
回答形式自由回答・単一回答・複数回答
選択肢の数単一回答・複数回答とも最大10個
自由回答未認証アカウントは使えない。任意か必須かを設定できる
お礼回答後に受け取れるクーポンやメッセージを設定できる
結果Excel形式でダウンロード。回答20件以上が条件で、50,000行まで(1ユーザー1行)

「自由記述の質問を作りたいのに選べない」という場合は、アカウントが未認証の可能性があります。リサーチの「自由回答」は、認証済みアカウントでだけ使える形式です。

質問数の上限は7つですが、全部使う必要はありません。集めた回答で何を決めるのかを先に書き出し、その判断に使わない質問は外します。LINEヤフーマーケティングキャンパスのリサーチのレッスンでも、アンケートの目的や質問数、回答にかかる時間を基本設定に入れ、回答を促すよう勧めています。

終了までにリサーチでアンケートを作る手順

11月17日までに回答を集めたい場合は、リサーチで作れます。手順はリサーチのマニュアルに沿って、5つに分けて説明します。

LINEアンケートの作り方。友だちに刺さる質問設計と回答率アップ術

ステップ1。パソコンの管理画面で「リサーチ」を開く

リサーチは、パソコン版の管理画面(LINE Official Account Manager)からだけ作成できます。メニューの「リサーチ」をクリックし、「作成」を選ぶと新規作成の画面が開きます。スマホの管理アプリでは作れないので、パソコンで作業します。

ステップ2。基本設定で期間と紹介ページを決める

基本設定では、リサーチ名、リサーチ期間、メイン画像、紹介ページ、サンクスページを設定します。紹介ページは、友だちが「回答する」をタップしたあとに表示されるページです。

リサーチ期間は、途中から変更できません。回答の受付は11月18日に止まるため、終了日は11月17日までの日付にします。

説明文には、何のためのアンケートか、質問数と所要時間、答えると何が受け取れるかを書きます。たとえば次のような文です。

【説明文の文例】

3問のアンケートです(1分ほどで終わります)。
お答えいただいた方には、次回使える
10%OFFクーポンをお送りします。
いただいた声は、次の新メニュー作りに使わせていただきます。

サンクスページでは、回答後に受け取れるクーポンやメッセージを設定できます。設定した内容は、プレビューで友だちからの見え方を確認できます。

ステップ3。属性の質問と、自由形式の質問を作る

質問設定では、性別・年齢・居住地のうち聞きたい属性にチェックを入れます。自由形式では、「+質問を追加」で最大7つまで質問を作り、形式を自由回答・単一回答・複数回答から選びます。

飲食店のアンケートなら、たとえば次のような組み立てです。質問の順番は、あとから入れ替えられます。

【質問の組み立ての例(飲食店)】

Q1(単一回答) ご来店は何回目ですか
 → 選択肢:はじめて/2回目/3回以上

Q2(単一回答) 今日いちばん良かったメニューはどれですか
 → 選択肢:A/B/C/その他

Q3(単一回答) 次に食べてみたいのはどれですか
 → 選択肢:候補1/候補2/候補3

Q4(自由回答・任意) 改善してほしい点があれば教えてください
 → 未認証アカウントでは使えない形式

入力が終わったら「保存」をクリックします。編集の途中なら「下書き保存」もできます。

ステップ4。メッセージやあいさつメッセージで配布する

保存したリサーチは、メッセージ配信、あいさつメッセージ、自動応答メッセージに設定して友だちに案内できます。マニュアルの配布先にはLINE VOOMも書かれていますが、LINE VOOMは2026年9月30日に終了したため、ここでは外しています。

メッセージ配信で送る場合は、配信日時を11月17日までにします。9月2日以降は、配信日時が11月18日以降のメッセージにリサーチを設定して予約できません。

送る相手を絞りたい場合は、メッセージ配信の絞り込みを使えます。絞り込みの考え方は、LINEセグメント配信のやり方|ブロックを減らし反応を高める絞り込みで説明しています。

ステップ5。結果をExcelでダウンロードする

作成したリサーチは、「リサーチ期間中」「リサーチ期間終了」「下書き」のタブで管理されます。リサーチ名をクリックすると、結果をExcel形式でダウンロードできます。期間中でも、その時点までの回答をダウンロードできます。

ダウンロードには回答が20件以上必要です。回答数が少ないまま期間が終わりそうなら、あいさつメッセージや自動応答メッセージにも案内を入れて、回答の入口を増やします。結果は12月2日に閲覧できなくなるため、12月1日までに保存してください。

リサーチ終了後の、アンケートの取り方

LINEヤフーはお知らせで、リサーチの代わりとして「LINEリサーチ」と「LINE公式アカウントCRMオプションのフォーム機能」を挙げています。どちらも「ご利用いただける場合があります」「ご契約状況により異なる場合があります」と書かれているため、使えるかどうかは各サービスの案内で確かめます。

2つは、聞く相手が違います。自社の友だちや来店した方に聞くならCRMオプションのフォーム、友だち以外の広い層に聞くならLINEリサーチです。

LINEアンケートの作り方。友だちに刺さる質問設計と回答率アップ術

自社の友だちに聞く。CRMオプションの「フォーム」

CRMオプションは、LINE公式アカウントに追加する有料のオプションです。CRMオプションの公式ページでは、スタンダードプランが月額5,000円(税別。チャットProオプション込み)と案内されています。申し込むには、認証済みのLINE公式アカウントと認証済みのビジネスマネージャーが接続されていることが必要で、友だち数が10万人未満のアカウントに限られます。

フォームは、質問を自由に設定して回答を集める機能です。フォームのマニュアルに書かれている主な仕様は次のとおりです。

  • 質問数:1つのフォームに最大100問。選択肢は1問あたり最大50件
  • 回答形式:短文、長文、ラジオボタン(単一選択)、プルダウン(単一選択)、チェックボックス(複数選択)、日付、評価(10段階)
  • 回答と顧客の紐づけ:回答に応じてタグを付けたり、ユーザーリストの顧客情報を更新したりできる。回答者一覧も確認できる
  • 案内の方法:フォームのURLやQRコードで共有できる。友だち追加していない方も回答できる(LINEの利用は必要)
  • 結果:集計は1日1回。回答結果はCSVでダウンロードできる

自由記述の質問は、短文か長文で作ります。選択式の質問で「その他」を選んだ方に自由入力欄を出すことはできないため、「その他」の中身を聞きたいときは、次の質問に自由入力の質問を足します。

CRMオプションの公式ページの比較表では、標準のLINE公式アカウントは「回答が顧客と紐づかないため、手動管理が必要」、CRMオプションは顧客ごとに情報を管理できると説明しています。回答した方ごとに次の案内を変えたい場合は、フォームが合います。顧客情報を集めるときは、CRMオプションの利用者側で必要な同意を取ることも求められています。

回答をもとに友だちを分けて管理する考え方は、LINE顧客台帳の作り方|タグでリピート客を見える化する運用手順で説明しています。

友だち以外の広い層に聞く。LINEリサーチ

LINEリサーチは、LINEユーザーから募ったモニターにアンケートやインタビューを募集できる、LINEヤフーの調査サービスです。LINEリサーチの公式サイトでは、モニターは700万人以上(2026年9月時点)と案内されています。

自分で作るセルフ型の「ライトコース」では、Quickアンケートが9,800円からです。調査会社やリサーチャーに相談できる「サポートコース」もあります。新商品の候補を、まだ友だちになっていない層にも聞きたいときの方法です。

聞きたいこと使う機能
11月17日までに、友だちに聞いて傾向を知りたいリサーチ(12月2日に終了)
友だちや来店した方に聞き、回答に応じて次の配信を変えたいCRMオプションのフォーム(月額5,000円・税別)
友だち以外の広い層に聞きたいLINEリサーチ(Quickアンケートは9,800円から)

なお、個人のLINEのグループで「集合場所はどこにするか」などを聞く場合は、LINE公式アカウントとは別の、トークの「投票」機能を使います。グループのトークルームで[+]から[投票]>[投票を作成]を選ぶと作れます(LINEみんなの使い方ガイド)。

回答が集まるアンケートの組み立て

リサーチでもフォームでも、友だちが最初に目にするのは案内の文です。LINEヤフーマーケティングキャンパスは、アンケートの目的、質問数、回答にかかる時間を書き、特典を付けて回答を促すよう勧めています。作る前に、次の3つを決めておきます。

LINEアンケートの作り方。友だちに刺さる質問設計と回答率アップ術
  • 回答で決めること:「新メニュー候補3つのうち、どれを商品化するか」のように、集めた回答で何を決めるかを1つ書き出す
  • 質問の数:書き出した判断に使わない質問は外す。上限まで使う必要はない
  • 答える理由:クーポンや、回答が次の商品に反映されることなど、答えた方が受け取れるものを説明文に書く

決めることが先にあると、回答を集めたあとの動き方も決まります。たとえば次のような使い方です。

  • 飲食店:新メニュー候補の投票で、商品化する1品を決める
  • 美容室:施術後の満足度を聞き、点数が低かった項目から接客を見直す
  • 小売店:「次に欲しい商品」を聞き、仕入れや先行案内の判断に使う

自由記述の回答が多いときは、AIに要約させると傾向をつかむ時間を短くできます。ただし、回答に氏名や電話番号が含まれていないかを確かめてから入力してください。AIに入力してよい情報の決め方は、LINE配信文をAIに書かせる時の情報漏洩対策|安全なプロンプト設計で説明しています。

よくある質問

LINEのアンケートは何問まで作れるの?

LINE公式アカウントのリサーチでは、性別・年齢・居住地の属性の質問に加えて、自由に作る質問を最大7つまで設定できます。単一回答・複数回答の選択肢は最大10個です。CRMオプションのフォームは、1つのフォームに最大100問、選択肢は最大50件まで設定できます。

自由記述の質問は作れるの?

リサーチでは「自由回答」の形式で作れますが、未認証アカウントでは使えません。CRMオプションのフォームでは、「短文」か「長文」の形式で作れます。

リサーチはいつまで使えるの?

2026年11月18日に、新規作成・編集と回答の受付が止まります。12月2日に回答結果の閲覧・ダウンロードが止まり、提供が終わります。必要な結果は12月1日までにダウンロードしてください。

誰がどう答えたか、後から分かるの?

CRMオプションの公式ページでは、標準のLINE公式アカウントは回答が顧客と紐づかないと説明しています。回答した方ごとに管理したい場合は、回答者一覧やユーザーリストで確認できるCRMオプションのフォームを使います。

集めた回答はどうやって取り出すの?

リサーチは、結果をExcel形式でダウンロードできます。回答が20件以上あることが条件です。CRMオプションのフォームは、回答結果をCSVでダウンロードできます。

まとめ。終了日から逆算して、使う機能を決める

LINE公式アカウントのリサーチは、11月17日まで回答を受け付け、12月2日に終わります。今から友だちに聞くなら、期間を11月17日までにしてリサーチで作り、結果を12月1日までに保存します。12月以降も続けて聞く場合や、回答した方ごとに案内を変えたい場合は、CRMオプションのフォームを検討します。友だち以外に聞くならLINEリサーチです。

アンケートの取り方を変えるときは、LINEの配信で何の数字を見るかも一緒に決めておくと、回答をどう使うかが決まります。リサーチの終了をきっかけに見直したい場合は、Web集客・Webマーケティングの相談をご利用ください。LINE公式の配信を含めて、施策ごとに見る数字と確認する管理画面、着手する順番をご報告します。管理画面の数字だけでは選ばれた理由が分からない場合は、買い手へのアンケートやヒアリングで確かめる方法もお伝えします。

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