MEO対策の仕組みと3つの順位要素|今日からの店舗集客の手順

MEO対策の仕組みと3つの順位要素|今日からの店舗集客の手順

この記事の要点

  • Googleのローカル検索の結果は、主に関連性・距離・知名度の3つに基づいて表示される(Googleのヘルプ)
  • 店舗側で取り組めるのは、プロフィールの情報を正確に入れること(関連性)と、口コミを集めて返信すること(知名度)。距離は変えられない
  • 営業時間などの更新は4つ目の要素ではなく、情報を正確に保つための作業。効果はパフォーマンスのルートと通話数で確かめる

Googleマップで業種と地域名を検索しても、自社の店舗が上のほうに表示されない。MEO対策を始めようと調べると、「情報の鮮度」や「投稿の頻度」も順位の要素だという説明が出てきて、何から手を付ければよいか迷っている方もいると思います。

この記事では、Googleのヘルプに書かれている順位の仕組みを確かめたうえで、店舗側で取り組める手順と、効果を確かめる数字を説明します。読み終えると、自社のプロフィールで最初に見直す項目を決められます。

Contents / 目次
  1. MEO対策の仕組みと3つの順位要素
  2. 情報の更新と、3つの要素の関係
  3. Googleが挙げる5つのヒントと進め方
  4. 効果を確かめるパフォーマンスの数字
  5. よくある失敗と防ぎ方
  6. FAQ。MEO対策のよくある疑問
  7. まとめ。関連性・距離・知名度から見直す順番

MEO対策の仕組みと3つの順位要素

ローカル検索の順位を決める関連性・距離・知名度の3つの要素を表したイメージ

MEO対策は、Google検索やGoogleマップで店舗を探す方に自社の店舗情報が表示されるように、Googleビジネスプロフィールの情報を更新し、口コミに対応する取り組みです。

Googleは、ローカル検索結果のランキングを改善するヒントのページで、ローカル検索の結果は主に「関連性」「距離」「知名度」に基づいて表示されると説明しています。この3つを組み合わせて、検索した方に合う結果が表示されます。

要素Googleの説明店舗側で取り組めること
関連性検索語句とビジネスプロフィールが合致する度合い。ビジネスについて的確な情報を提供すると、関連性を高められるカテゴリ、サービス、紹介文、営業時間、属性を実態どおりに入力する
距離検索しているユーザーから各ビジネス拠点までの距離。現在地を共有していない場合は、Googleが把握している情報に基づく住所とピンの位置を正確に登録する。距離そのものは変えられない
知名度ビジネスがどれだけ広く知られているか。リンクしているウェブサイトの数や、クチコミの数などの情報にも基づく来店した方に口コミをお願いし、届いた口コミに返信する

知名度について、Googleは、クチコミの数が多く評価の高いビジネスほど、ローカル検索結果のランキングが高くなると説明しています。3つのうち店舗側で変えられないのは距離だけです。関連性はプロフィールの入力で、知名度は口コミへの取り組みで、毎月見直せます。

順位は料金では上がりません。Googleは、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには応じていないと説明しています。検索アルゴリズムの詳細は公開されていないため、3つの要素に沿って、自社の情報を正確に伝えることがMEO対策の中心になります。MEOで取り組む項目の一覧はMEO対策で取り組むこと|集客を変える5つの実践手順と始め方でも紹介しています。

情報の更新と、3つの要素の関係

MEO対策の説明には、「情報の鮮度」を4つ目の順位要素として挙げるものもあります。ただし、Googleのヘルプが挙げる要素は関連性・距離・知名度の3つで、鮮度という要素は書かれていません。

一方で、Googleはランキングを改善するヒントの1つに「ビジネス情報を最新の状態に保つ」を挙げています。理由として説明しているのは、情報が充実していて正確なほどローカル検索結果に表示される可能性が高くなること、そして情報が正確でないと、関連性の高い語句で検索されても表示されない場合があることです。

つまり、営業時間や定休日を更新するのは、新しさで評価されるためではなく、今の店舗の実態とプロフィールの情報を合わせるためです。営業時間を変えたのに古い情報のままだと、検索した方が閉まっている時間に来店することにもなります。

投稿も同じ考え方で使います。ランキングを改善するヒントに、投稿は含まれていません。投稿は、来店を考えている方に新しいメニューや特典を伝える機能として、店舗の情報が変わる間隔に合わせて使います。

Googleが挙げる5つのヒントと進め方

スマートフォンで店舗情報の入力項目を確かめるイメージ

Googleは同じヘルプで、ランキングを改善するヒントとして次の5つを挙げています。

  • ビジネスのオーナー確認を行う
  • ビジネス情報を最新の状態に保つ
  • クチコミに返信する
  • 写真や動画を追加する
  • 店舗の商品を追加する(対象の国や地域の小売業者のみ)

ここからは、この5つを店舗で進める順番に並べます。上から順に進めると、関連性と知名度に関わる項目を1つずつ見直せます。

ステップ1。オーナー確認と基本情報の入力

Googleビジネスプロフィールでは、Googleマップと Google検索での表示を無料で管理できます。オーナー確認が完了すると、Googleマップと Google検索からプロフィールを変更できるようになります。複数の店舗をまとめて管理する場合は、ビジネス プロフィール マネージャーを使います(Google ビジネス プロフィールのスタートガイド)。

次に、住所、営業時間(特別営業時間を含む)、ビジネスの種類、駐車場やWi-Fiの有無などの属性を、できるだけ多く入力します。Googleは、情報を入力しておくと、ユーザーがビジネスの内容、所在地、訪問できる日時を把握できると説明しています。

店名・住所・電話番号の表記は、自社サイトやSNSとそろえておきます。この3つを、英語の頭文字を取ってNAP(Name・Address・Phone)と呼びます。住所の「丁目」の書き方がページごとに違うと、見た方が同じ店舗かどうか迷う原因になります。

ステップ2。カテゴリとサービスの選び方

関連性は、検索語句とプロフィールが合致する度合いです。カテゴリは、中心となる事業内容を示すものを、できるだけ少なく選びます。サービスや紹介文には、お客様が検索に使う言葉を実態どおりに書きます。たとえば縮毛矯正に力を入れている美容室なら、サービス欄と紹介文に「縮毛矯正」を入れておきます。

ビジネス名には、看板などで実際に使っている名称だけを入れます。Google に掲載するビジネス情報のガイドラインでは、ビジネス名に不要な情報を含めると、プロフィールが停止される場合があると説明しています。地域名やサービス名は、住所やサービスなどの欄に入れます。

ステップ3。口コミへの返信と写真・動画の追加

知名度は、口コミの数や評価にも基づきます。Googleは、クチコミを増やすためのヒントとして、Googleのリンクや QR コードで投稿をお願いする方法を紹介しています。会計のときの声かけや、レシート・卓上カードへのQRコードの掲載など、お願いする場面を決めておきます。依頼の文面は口コミが増えない原因と自然に集める導線・コピペ依頼文テンプレを参考にしてください。

届いた口コミには返信します。Googleは、返信はフィードバックを重視していることを伝える手段で、好意的なクチコミや有用な返信はビジネスの注目度を高めるのに役立つと説明しています。否定的な口コミには、投稿者の個人情報に触れず、訪問の記録を確かめたうえで返信します。

写真や動画は、商品やサービス、店内の様子を来店前の方に伝える材料です。外観、店内、商品、スタッフの写真を追加します。小売店で、対象の国や地域であれば、店舗の商品をプロフィールに表示することもできます。

ここまでを続けるための確認表です。頻度は目安なので、店舗の情報が変わる間隔に合わせて決めてください。

  • 毎週:新しい口コミを確かめて返信する(返信までの日数は社内で決める)
  • 毎月:営業時間・メニュー・料金に変更がないかを見直し、新しい商品や季節の写真を追加する
  • 毎月:パフォーマンスで、ルートと通話数を前月と比べる
  • 3か月ごと:上位に表示される店舗のプロフィールと比べ、自社に足りない情報を補う

スマートフォンで短い時間に回す手順はMEO運用を週1回5分で続ける習慣術|スマホ3ステップで紹介しています。

効果を確かめるパフォーマンスの数字

ビジネスプロフィールのパフォーマンスで、通話数やルートの推移を確かめるイメージ

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、プロフィールの閲覧数、プロフィールが表示された検索語句、ルート、通話数、ウェブサイトのクリックなどを、期間を決めて確認できます。オーナー確認済みのプロフィールで使える機能です。

来店に近い行動として見るのは、ルートと通話数です。ルートは店舗までの経路を検索したユーザーの数、通話数はプロフィールの通話ボタンがクリックされた回数です。順位は検索する場所や語句で変わるため、毎月同じ期間でこの2つを記録しておくと、情報を見直した月の前後で行動が増えたかを比べられます。

「検索」の項目では、プロフィールが表示されたときの検索語句も確かめられます。お客様が実際に使った言葉が分かるので、ステップ2でサービスや紹介文を見直すときの手がかりになります。どの数字から見るかはGoogleビジネスプロフィールのインサイト|見るべきは行動の数で説明しています。

コレットラボのMEO支援では、効果を確認する区切りを3〜6か月としています。業種や競合の状況で変わるため、「3か月で必ず1位」のように順位を約束する提案には注意してください。

よくある失敗と防ぎ方

更新が止まった店舗と、情報を更新している店舗を見比べるイメージ

3つの要素に照らして、確かめたい点を3つ挙げます。自社のプロフィールに当てはまっていないかを確かめてください。

失敗1。営業時間や定休日が実態と合っていない

登録したときの営業時間や定休日のまま、変更が反映されていないケースです。Googleは、情報が正確でないと、関連性の高い語句で検索されても表示されない場合があると説明しています。営業時間を変えた日や、年末年始などの特別な営業日が決まった日に、プロフィールの営業時間と特別営業時間を更新します。

失敗2。口コミをお願いする場面が決まっていない

口コミが自然に増えるのを待っているケースです。知名度は口コミの数や評価にも基づくため、お願いする場面を決めておきます。低い評価の口コミにも返信しておくと、これから来店を考える方が、店舗の対応を確かめられます。

失敗3。見返りを付けた口コミの依頼

口コミの数を増やそうとして、割引や無料の商品と引き換えに投稿をお願いするケースです。Googleマップのポリシーでは、口コミの投稿や、否定的な口コミの修正・削除と引き換えにインセンティブを提供することを禁止しています。インセンティブ付きの口コミはマップから削除され、ポリシーに反する行動には、アカウントの権限の一時停止から停止までの措置がとられることがあります。

「料金を払えば順位を上げられる」「口コミを代わりに書いて星を増やします」という提案には注意してください。Googleはランキングを上げるための金銭の受け取りに応じておらず、口コミはお店や場所での実体験に基づいている必要があります。

FAQ。MEO対策のよくある疑問

情報の鮮度や投稿の頻度は、順位の要素ですか?

Googleのヘルプが順位の要素として挙げているのは、関連性・距離・知名度の3つです。情報を最新の状態に保つことはランキングを改善するヒントに入っていますが、理由は情報を正確にするためと説明されています。投稿や投稿の頻度は、ヒントに含まれていません。

MEO対策って、効果が出るまでどれくらいかかるの?

コレットラボのMEO支援では、効果を確認する区切りを3〜6か月としています。業種や競合の状況で変わるため、始める前の月からパフォーマンスのルートと通話数を記録しておくと、変化を比べられます。

お金をかけずに自分だけでもできる?

はい。Googleビジネスプロフィールでは、Googleマップと Google検索での表示を無料で管理できます。オーナー確認、情報の入力、写真の追加、口コミへの返信は、自社で進められます。

口コミの投稿をお願いしてもいいの?

Googleは、リンクや QR コードで口コミの投稿をお願いする方法を紹介しています。ただし、割引や無料の商品など、見返りと引き換えにお願いすることはポリシーで禁止されています。実際に来店した方に、体験をそのまま書いていただくようお願いしてください。

まとめ。関連性・距離・知名度から見直す順番

Googleのローカル検索の結果は、主に関連性・距離・知名度に基づいて表示されます。距離は変えられないので、プロフィールの情報を実態どおりに入れて関連性を、口コミをお願いして返信することで知名度を見直します。毎月パフォーマンスのルートと通話数を記録しておけば、見直した項目が来店に近い行動につながったかを確かめられます。

本業のかたわらで続けるのが難しい場合は、ご相談ください。コレットラボのMEO支援では、初期診断・設計で上位に表示される店舗との差と修正する順番を書き出し、月ごとの運用で店舗情報の更新、投稿、口コミへの対応、月次の報告を行います。料金と支援内容はMEO対策・Googleマップ集客の代行のページでご確認いただけます。

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