Claude Codeで画像ファイル名を一括リネーム|SEOに強い名前へ

Claude Codeで画像ファイル名を一括リネーム|SEOに強い名前へ

この記事の要点

  • Claude Codeは画像を「見て」内容を判断し、SEOに強い名前へ一括リネームできる
  • 命名ルールは半角小文字・ハイフン区切り・内容を表す3〜5語が基本
  • WordPressなどへアップロードする前にリネームするのが鉄則

「IMG_4821.jpg」「スクリーンショット 2026-06-18.png」のような画像が、サーバーやメディアライブラリに何百枚もたまっていませんか。1枚ずつ手で名前を直すのは現実的ではなく、つい後回しになりがちです。

この記事では、AnthropicのコマンドラインツールであるClaude Code(クロードコード)に画像を読ませて、内容に合ったSEOに強いファイル名へ一括でリネームする手順を、非エンジニアの方にも分かるように解説します。命名ルール、AIへの渡し方、出力の確認のしかた、そして現場でつまずきやすい落とし穴まで具体的にお伝えします。

Contents / 目次
  1. 結論。Claude Codeなら「画像を見て」名前を付け直せる
  2. Claude Codeで画像名を一括リネームするやり方
  3. 取り組むと何が変わるのか。期待できる効果
  4. よくある失敗と、その防ぎ方
  5. 使う前に知っておきたい、現場の本音と妥協点
  6. よくある質問
  7. まとめと、次の一歩

結論。Claude Codeなら「画像を見て」名前を付け直せる

Claude Codeで画像ファイル名を一括リネーム|SEOに強い名前へ

結論から言うと、画像ファイル名のリネームは、AIに任せていい作業の代表格です。なかでもClaude Codeは画像を読み込めるため、内容に合った名前を提案する用途にも使いやすいツールです。

ポイントは、Claude Codeが既存のファイル名(IMG_4821のような無意味な文字列)に頼らず、画像そのものを分析して名前を考えてくれる点にあります。つまり、もとの名前がデタラメでも、写っている内容から「blue-running-shoes-side-view.jpg」のような説明的な名前を作れるわけです。

画像SEOのファイル名とは。画像ファイル名とは、検索エンジンやAIが「この画像は何の画像か」を理解する手がかりの1つです。人にもAIにも分かる名前にしておくと、画像検索やAIによる引用で拾われやすくなります。

このテーマで押さえるべきことは、大きく3つだけです。難しく考える必要はありません。

  • 命名ルールを決める:半角小文字・ハイフン区切り・内容を表す3〜5語、という型をまず固める
  • AIに見て判断させる:Claude Codeに画像を読ませ、ルールに沿った名前を提案させる
  • 人が確認してから反映:提案された名前をざっと点検し、OKを出してからリネーム・アップロードする

とくに大事なのは、ファイル名の良し悪しの「型」を最初に決めることです。型さえ決まれば、あとはAIがその型に沿って大量の画像を一気に処理してくれます。下の表で、良い名前と避けたい名前を見比べてみましょう。

項目良い例避けたい例理由
文字種すべて半角小文字全角・大文字混在URLで文字化けや誤認識を起こしにくい
区切りハイフン(-)スペース・アンダーバー(_)ハイフンは単語の区切りとして認識されやすい
内容写っているものを表す語img-1234・無題人にもAIにも中身が伝わる
長さ3〜5語(最長8語)キーワードを10語以上詰める詰め込みはスパム扱いのリスク

具体例で言うと、青いランニングシューズを横から撮った写真なら「blue-running-shoes-side-view.jpg」が理想形です。逆に「shoes-sneaker-running-sport-blue-cheap-best-2026.jpg」のようにキーワードを盛りすぎると、かえって評価を下げます。この「ちょうどいい塩梅」をAIに学ばせるのが、この記事のゴールです。

Claude Codeで画像名を一括リネームするやり方

Claude Codeで画像ファイル名を一括リネーム|SEOに強い名前へ

ここからは、実際の進め方を順番に見ていきましょう。Claude Codeはコマンドラインツール(黒い画面に文字で指示するタイプのツール)ですが、やることは「日本語で指示するだけ」なので、コードが書けなくても大丈夫です。

手順1。リネームしたい画像を1つのフォルダに集める

まず、名前を直したい画像を1つのフォルダにまとめます。これは散らばった書類を1つの箱に入れるイメージです。あちこちのフォルダに置いたまま作業すると、どれを処理したか分からなくなり、事故のもとになります。

このとき、念のためフォルダごとコピーを取り、コピー側で作業するのがおすすめです。元データを別の場所に残しておけば、AIの提案が気に入らなくてもすぐやり直せます。

手順2。命名ルールを言葉でまとめる

次に、AIに守ってほしいルールを言葉にしておきます。ここを決めずに「いい感じにリネームして」と頼むと、AIごと・実行ごとに名前のクセがバラついてしまいます。最低限、次の項目を決めておきましょう。

  • 文字種:半角小文字のみ
  • 区切り:ハイフン(-)
  • 語数:内容を表す3〜5語(最長でも8語)
  • 言語:英語にするか日本語ローマ字にするか(サイト全体で統一する)
  • ブランド名:商品画像なら先頭に商品名や型番を入れるか

手順3。Claude Codeに「見て・提案して」と頼む

準備ができたら、Claude Codeに指示を出します。いまのAIは、ざっくり頼めば自分で指示を整えてくれるので、完璧な命令文を作り込む必要はありません。次のようなたたき台(出発点)を渡し、あとは対話しながら自社の状況に合わせて詰めていくのが現実的です。

あなたは画像SEOに詳しいアシスタントです。
このフォルダの画像を1枚ずつ見て、内容に合った
分かりやすいファイル名を提案してください。

ルール
- 半角小文字のみ
- 単語はハイフン(-)で区切る
- 内容を表す3〜5語(最長8語)にする
- [商品名やブランド名を入れる場合はここに指定]

まず「現在の名前 → 提案する名前」の一覧を表で見せてください。
私がOKと言うまでは、実際のリネームはしないでください。

ここで一番大事なのは、最後の一文です。「OKと言うまでリネームしないで」と先に伝えることで、AIがいきなりファイルを書き換えるのを防げます。これはAIに「まず提案だけ、実行は人の承認後」という安全な順番を守らせるコツです。

Claude Codeにこの指示を出すと、フォルダ内の画像を順に確認したうえで、ルールに沿った名前の一覧を提案してくれます。実際の挙動は環境やバージョンによって変わることがあるため、まずは少数の画像で試し、思った通りに動くかを確かめてから本番のフォルダに進むと安全です。

Claude Codeがファイルを実際に書き換えるには、ファイル操作の権限が必要です。最初は「提案を見るだけ」の範囲で使い、内容を確認してから書き換えを許可するのが安全です。権限まわりの正確な設定名や挙動は変わることがあるため、最新の情報はAnthropicの公式ドキュメントで確認してください。

手順4。提案された名前を人が点検する

ここが、この作業で一番価値が高いところです。AIは名前を「生成」できますが、その名前が本当に正しいかの「最終判断」は人がやります。提案一覧を上から見て、次の観点でチェックしましょう。

  • 内容と合っているか:赤いカバンの写真に「red-bag」と付いているか。色や物を取り違えていないか
  • 誇張やウソがないか:写っていない情報(「best」「cheap」など)が混ざっていないか
  • 名前の重複がないか:同じ名前が複数の画像に付いていないか
  • ルール通りか:大文字やスペースが混ざっていないか

気になる箇所があれば、「3番の画像はバッグではなくリュックなので backpack に直して」のように、その場で日本語で修正を頼めます。何度かやり取りすれば、自社の好みに合った名前に仕上がります。問題なければ「この内容でリネームしてOK」と伝えると、Claude Codeが一括で名前を付け替えてくれます。

手順5。アップロード前のフォルダで仕上げる

リネームが終わったら、画像の圧縮やWebPなどへの変換もこのタイミングでまとめてやっておくと効率的です。名前・サイズ・形式を整えたうえで、最後にWordPressなどのCMSへアップロードします。なぜアップロードの「前」なのかは、次の章の失敗例で詳しく説明します。

取り組むと何が変わるのか。期待できる効果

Claude Codeで画像ファイル名を一括リネーム|SEOに強い名前へ

結論として、画像ファイル名の整理は「地味だが効く」改善です。派手な効果が一晩で出るものではありませんが、サイト全体の土台を底上げしてくれます。期待できる変化を整理します。

まず、画像検索で拾われやすくなります。ファイル名が意味のある言葉になっているほど、検索エンジンやAIに「この画像はこういう内容」と理解してもらう手がかりになります。

次に、作業時間が大きく減ります。具体的な数字は画像の枚数や内容で大きく変わるため一概には言えませんが、仮に1枚あたり手作業で30秒かかっていたとすると、200枚で約100分かかる計算です。

これをAIに任せれば、確認の時間を入れても作業時間を大幅に圧縮できます。何より「面倒で誰もやらなかった作業」が回り始めるのが、いちばんの効果です。

さらに、画像のファイル名を整えるのと同じ流れで、代替テキスト(alt属性。画像が表示できないときに表示される説明文)の整備にも取り組みやすくなります。altテキストは、目が見えない方が使う読み上げソフトにも読まれる大事な要素で、アクセシビリティの観点からも重要性が増しています。画像のalt属性やコントラストをまとめて整えたい場合は、Cursor AIで画像のalt属性やコントラストの改善を支援し、誰にも届くサイトへもあわせて読んでみてください。

成功している会社の共通点。うまくいっている会社は「完璧な命名」を目指していません。最初に小さなルールを1つ決め、新しく追加する画像から必ずそのルールで名付ける、という運用を淡々と続けています。過去分を一気に直すより、これからの流入を止めないことを優先しているのです。

よくある失敗と、その防ぎ方

Claude Codeで画像ファイル名を一括リネーム|SEOに強い名前へ

ここでは、現場で実際によく見かける失敗を紹介します。先に知っておけば、ほとんどは避けられます。

失敗1。CMSにアップロードした後にリネームしてしまう

これが一番多い失敗です。多くのCMSでは、アップロード後に管理画面で表示名(タイトル)を変えても、画像URLに含まれる元のファイル名までは変わらないことがあります。お使いのCMSがどちらの挙動か、一度実際の画像URLを確認しておくと安心です。つまり、せっかく名前を直しても、検索エンジンが見るURLは「IMG_4821.jpg」のまま、という事態が起きえます。

防ぎ方はシンプルで、リネームは必ずアップロードの前に済ませることです。すでにアップロード済みの画像の名前を変えたい場合は、URLが変わることで起きるリンク切れにも注意が必要です。サイト内のリンク切れをまとめて点検したいときは、Claude Codeを活用して全ページのリンク切れをAIで自動修正の進め方も参考になります。

失敗2。キーワードを詰め込みすぎる

「検索に強くしたい」という気持ちが強すぎると、つい「shoes-sneaker-running-blue-cheap-best-sale-2026.jpg」のように単語を盛ってしまいます。こうなると、内容を表すどころか不自然なスパムと見なされ、逆効果になりかねません。

防ぎ方は、命名ルールで「3〜5語」と上限を決めておくことです。AIへの指示にこの数字を入れておけば、詰め込みは自然と防げます。迷ったら「写真に写っているものを、人に説明するなら何と言うか」を基準にしましょう。

失敗3。AIが中身を見ずに名前を付ける

ツールによっては、画像そのものではなく、もとから付いていたメタ情報(撮影機材が自動で付けた文字列など)を見て名前を作ってしまうことがあります。こうなると、写っている内容とズレた名前が付き、かえって混乱します。

防ぎ方は、画像の中身を実際に分析できるツールを選び、指示でも「画像を1枚ずつ見て判断して」と明示することです。Claude Codeのように画像を読み込めるツールに、はっきりと「見て」と頼むのがコツです。

失敗4。名前が重複して上書きされる

似た写真がたくさんあると、AIが同じ名前を複数の画像に付け、リネーム時に上書きが起きて画像が消える、という事故があります。これは大量処理のときほど怖い失敗です。

防ぎ方は2つあります。

  • コピーしたフォルダで作業して元データを必ず残す
  • 提案一覧を確認する段階で「同じ名前が2つ以上ないか」を必ずチェックする

重複が見つかったら、末尾に「-01」「-02」のような連番を足すようAIに頼みましょう。

使う前に知っておきたい、現場の本音と妥協点

ここまで読むと「AIに任せれば全部解決」と感じるかもしれませんが、現場の実感としては、そこまで単純ではありません。任せていい範囲と、人が関わるべき範囲を率直にお伝えします。

まず、AIは「無難で正しそうな名前」を作るのは得意ですが、自社にしか分からない文脈は付け足せません。たとえば社内で「A案件のキービジュアル」と呼んでいる画像でも、AIには「青い背景に人物」としか見えません。社内の呼び名やプロジェクト名を名前に入れたいなら、その情報は人が補う必要があります。

次に、過去画像をすべて遡って直すかどうかは、慎重に判断すべきです。すでに公開済みでURLが固定されている画像を一斉にリネームすると、リンク切れや表示崩れのリスクが出ます。

現場では「過去分は触らず、これから追加する画像からルールを徹底する」という割り切りが、もっとも事故が少なく効果も出やすいやり方です。完璧を目指して過去を全部やり直そうとして、かえってサイトを壊してしまう例を何度も見てきました。

また、Claude Codeはコマンドラインツールのため、最初の導入や権限設定で少しつまずく方もいます。一度環境を整えればとても快適ですが、「最初の一歩」のハードルはゼロではありません。

ここを社内の誰がやるのか、誰も手が空かないなら外部に頼むのか、という体制の判断は早めにしておくのがおすすめです。

Claude Code自体の使い方や設定の細部は変更されることもあるため、最新情報はAnthropicの公式ドキュメントで確認するのが確実です。

内製と外注の切り分けで言えば、「命名ルールを決める」「最初の仕組みを作る」までをプロと一緒にやり、その後の日々の運用は社内で回す、という形が費用対効果のバランスが良いと感じています。仕組みづくりは一度きり、運用は毎日続くからです。SEO診断やメタタグの調整までまとめてClaude Codeで進めたい方は、Claude Codeを活用したSEO診断|AIと対話してメタタグを直す入門もヒントになります。

よくある質問

画像のファイル名を変えるだけで、本当にSEOに効果があるの?

ファイル名だけで順位が劇的に上がるわけではありません。ただ、画像検索やAIによる引用で拾われやすくなる土台にはなります。altテキストや画像の圧縮とあわせて取り組むことで、効果が積み上がっていきます。

ファイル名は英語と日本語ローマ字、どちらがいいの?

どちらでも問題ありませんが、サイト全体で統一することが大切です。海外からのアクセスも狙うなら英語、国内向けで社内の分かりやすさを優先するならローマ字、と決めておきましょう。途中で混ぜないのがコツです。

コマンド操作が不安です。非エンジニアでも使えますか?

日本語で指示を出すだけなので、コードを書く必要はありません。ただ最初の導入と権限設定で少しつまずく場合があります。社内に詳しい人がいなければ、最初の仕組みづくりだけ専門家に頼むのも有効です。

すでに公開済みの画像も全部リネームすべき?

無理に全部やり直す必要はありません。公開済みの画像はURLが変わるとリンク切れの恐れがあるためです。まずは「これから追加する画像」にルールを徹底し、過去分は影響を見ながら少しずつ対応するのが安全です。

まとめと、次の一歩

画像ファイル名の整理は、命名ルールを決め、Claude Codeに「見て・提案させ・人が確認する」という流れさえ作れば、誰でも回せる仕組みになります。難しいのは作業そのものより、最初の型づくりと運用の定着です。

ここまで読んで「やることは分かったけれど、最初の仕組みづくりや権限設定を自社だけでやり切るのは不安だ」と感じた方は、気軽にご相談ください。株式会社コレットラボ(大分・福岡を拠点にAI業務システム化を支援)では、こうした地味だけど効く作業の自動化を、お客さまの業務に合わせて一緒に設計しています。いきなり契約ではなく、現状を整理するだけのご相談でも大丈夫です。AI業務システム化の詳細はこちらからお話を聞かせてください。

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