MEO写真は5系統30枚・月10枚更新、不承認を防ぐコツ

MEO写真は5系統30枚・月10枚更新、不承認を防ぐコツ

この記事の要点

  • 写真は外観・内観・商品・スタッフ・季節の5系統で揃える
  • 枚数と頻度の公式基準は無い。実物が変わったら写真を足す
  • 不承認・非表示の原因は4つ。症状別の対処表を本文に掲載

MEO写真は、外観・内観・商品やサービス・スタッフ・季節や最新の様子の5系統に分けて揃えます。来店前のお客様が確かめたいことに、1枚ずつ答える形です。何枚、月に何枚という基準はGoogleが示していません。お店の実物が変わったらその写真を足し、それとは別に月1回、季節の写真を追加すると続けやすくなります。

Googleは、大幅な加工や過度のフィルタを使った写真は避けるよう案内しています(写真と動画を管理する(Google公式ヘルプ))。店舗を1〜数店運営していて、写真の枚数や更新の間隔を決めかねている方に向けた記事です。読み終わる頃には、初回に撮る22項目と毎月の追加ルールを決められる状態を目指します。

プロフィールの登録やオーナー確認がまだの場合は、先にスマホでのGoogleビジネスプロフィール登録の進め方をご覧ください。

Contents / 目次
  1. MEO写真の基本は5系統の撮影リストと月1回の追加
  2. MEO写真の撮影からアップロードまでの5ステップ
  3. MEO写真が不承認・非表示になる4つの原因と対処法
  4. 写真を代行会社や撮影業者に任せる前の確認点
  5. MEO写真のよくある質問

MEO写真の基本は5系統の撮影リストと月1回の追加

MEO写真は、枚数ではなく「来店前の疑問にいくつ答えているか」で数えます。MEOとは、Googleマップなどの地図検索で自店を見つけてもらい、来店や問い合わせにつなげる取り組みのことです。その中心になるのが、Google検索とGoogleマップに出る店舗情報を管理できる無料サービス、Googleビジネスプロフィールです。

地図で店舗を見つけたお客様は、写真を見て「場所は分かりやすいか」「一人でも入りやすいか」「何がいくらで出てくるか」を確かめます。疑問1つに写真1枚で答えていくと、必要な写真は次の5系統に分かれます。

系統来店前に確かめたいこと初回の項目数追加・差し替えの時期
外観場所が分かるか、入りやすいか5看板や外装が変わったとき
内観席の雰囲気、何人で入れるか5改装・レイアウト変更のとき
商品・サービス何が、いくらで、どんな状態で出てくるか6メニュー改定・新商品のとき
スタッフ・作業風景どんな雰囲気のスタッフが対応するか3スタッフが入れ替わったとき
季節・最新今も営業しているか、今なにがあるか3月1回、2〜3枚を追加

初回に撮る項目は、この表を合計すると22項目です。項目の中身は次の章の撮影リストに載せています。

「30枚」「月10枚」のような数字は、Googleが示した基準ではありません。枚数を目標にすると、同じ料理を角度だけ変えた写真のように、お客様の疑問に答えない写真が増えやすくなります。

更新は2つに分けて考えます。季節・最新の系統は月1回、2〜3枚を追加します。ほかの4系統は、看板の変更や改装、メニュー改定のように実物が変わったときに差し替えます。こうしておくと、改装前の内装や、もう出していない商品の写真を見て来店したお客様をがっかりさせずに済みます。

撮影は社内でできても、毎月の追加や審査結果の確認まで手が回らない場合は、GBP運用を任せるMEO対策の代行という進め方もあります。

この章の結論。初回は5系統22項目で揃え、その後は月1回の季節の写真と、実物が変わったときの差し替えで更新します。枚数の目標は立てなくて構いません。

MEO写真の撮影からアップロードまでの5ステップ

作業は、今ある写真の棚卸し、撮影リスト作り、撮影、選別、アップロードと公開確認の5ステップで進めます。最初の1回で全系統を揃え、2回目からはステップ3〜5を毎月繰り返します。

ステップ1 今ある写真の棚卸しと古い写真の削除

最初に、いま掲載されている写真を全部確認します。スマホのGoogleマップで自店を開き、写真の一覧を最後までスクロールしてください。一覧には、オーナーが追加した写真とお客様が投稿した写真が混ざっています。

探すのは次の3種類です。

  • 改装前の内装:今の店内と席の配置が違う写真
  • 今は出していない商品:終了したメニューや取り扱いをやめた商品
  • 旧価格のメニュー表:値上げ前の料金が写っているもの

オーナーが追加した写真は、管理画面から削除できます。お客様が投稿した写真のうち、ポリシーに反するものはGoogleに報告します。報告の進め方はGoogleマップの写真を削除する手順とオーナーが消せる範囲で解説しています。

ステップ2 5系統22項目の撮影リスト作成

撮影リストとは、系統ごとに「何を撮るか」を撮影前に書き出した一覧です。当日その場で決めようとすると、撮りやすい料理の写真ばかりになり、駐車場や入口のような地味でも来店に関わる写真が抜けます。次の22項目を基本にして、業種に合わない項目は置き換えてください。

系統撮る項目数
外観昼の正面/夜の正面(照明の点灯時)/看板のアップ/入口とドア/駐車場か最寄りの目印5
内観客席全体/カウンターや個室などの席の種類/受付・待合/トイレや洗面台/こだわりの設備5
商品・サービス主力商品を1点ずつ3枚/メニュー表か料金表/提供時や仕上がりの状態/持ち帰りや物販の品6
スタッフ・作業風景接客や作業の様子/スタッフの集合/代表者か店長3
季節・最新季節の商品/店頭の季節の飾り/イベントや最近の変更点3

工務店や出張サービスのように店舗に来てもらわない業種は、内観を「事務所や作業場」に、商品を「施工事例のビフォーアフター」に置き換えます。業種が違っても、5系統で疑問に答えるという考え方は同じです。

ステップ3 撮影時の設定と写り込みの確認

撮影はスマホの標準カメラで十分です。機材よりも、次の6点を守るほうが写真の質に効きます。

  • 向き:横向きを基本にし、主役を画面の中央に寄せる
  • 明るさ:店内は照明をすべて点け、料理や商品は窓際の自然光で撮る。外観は日が当たる時間帯に撮る
  • 水平:看板や壁の縦線をまっすぐにして撮る。あとから傾きを補正すると、切り取られて画質が下がる
  • 写り込み:お客様の顔、車のナンバー、伝票や予約表など個人情報が分かる物、ゴミ箱や段ボールを画面から外す
  • スタッフの同意:写る本人に掲載先がGoogleマップだと伝えて同意を取り、日付と一緒に記録する
  • データの受け渡し:LINEやSNS経由で送ると画質が下がる場合があるため、元のファイルを共有フォルダなどで受け渡す

Google公式のビジネス プロフィールの写真と動画を管理するヘルプに載っている写真の要件は、次のとおりです(2026年9月27日確認)。

  • 形式:JPGまたはPNG
  • ファイルサイズ:10KB〜5MB
  • 解像度:推奨720×720ピクセル、最小250×250ピクセル

高画素の設定で撮ると5MBを超える場合があるので、そのときは縮小してから追加します。iPhoneの写真がHEIC形式で保存されている場合は、JPGで書き出してから追加すると確実です。

ステップ4 AIでの写真の選別と加工の範囲

撮った写真の選別には生成AIが使えます。Claudeのように画像を読み込めるAIに写真を渡し、撮影リストのどの項目に当たるか、掲載を見送るべき点が無いかを表にさせます。

指示文は次のような短いたたき台で十分です。あとはAIと対話しながら、業種に合わせて確認項目を足してください。

あなたは店舗のGoogleマップ用の写真をチェックする担当です。
添付した写真を1枚ずつ見て、次の列を持つ表を作ってください。
・系統(外観/内観/商品・サービス/スタッフ・作業風景/季節・最新)
・ピント、明るさ、傾きの問題の有無
・写り込み(お客様の顔、車のナンバー、書類、ゴミ箱など)
・文字やロゴが大きく入っていないか
・掲載するか見送るか、その理由
業種は[業種を入力]、主力商品は[主力商品を入力]です。

返ってきた表のうち、ご自身で必ず確認するのは「写り込み」と「掲載するか見送るか」の列です。小さく写った顔や、窓に映り込んだ車のナンバーは、AIが見落とすことがあります。見送りの理由が「暗い」だけなら、明るさを補正すれば使える場合もあります。

加工は、明るさ・傾き・切り取りの補正までにとどめます。背景の差し替え、料理の量を多く見せる加工、AIで存在しない内装を作ることは、実物と違う写真になるので行いません。来店したお客様が写真との違いに気づけば、口コミで指摘される原因にもなります。

ステップ5 アップロード後の公開確認と月1回の記録

写真は、オーナーのアカウントでログインした状態でGoogle検索かGoogleマップを開き、店名と地域名で自店を検索して、[写真]→[写真を追加]の順に進めて追加します。手順はステップ3で紹介した写真と動画を管理するヘルプに載っています。 ボタンの名称や位置は変わることがあるため、迷ったらこのヘルプで最新の手順を確認してください。

追加した写真は、すぐに公開されるとは限りません。追加してから時間をおいて、ログインしていない状態のスマホ(ブラウザのシークレットモードなど)でGoogleマップを開き、お客様と同じ条件で写真が表示されているかを確認します。

毎月の運用は、次のような記録表を1つ作っておくと続けやすくなります。前月の行を見れば、どの系統が手薄かがすぐに分かります。

追加日系統項目枚数公開状況不承認のときの対応
2026/10/05季節・最新秋の新メニュー3公開2/不承認1告知チラシの1枚を投稿機能で出し直し
2026/10/05内観改装後の個室1公開1改装前の個室の写真を削除

この章の結論。古い写真を外し、22項目のリストで撮影し、AIで選別してから追加します。公開の確認と記録までを1回の作業にすると、翌月に何を撮るかをすぐ決められます。

MEO写真が不承認・非表示になる4つの原因と対処法

写真が公開されない、または追加したのに目立たないときは、次の4つのどれに当たるかを確認します。1〜3は写真の中身の問題、4は表示のされ方の問題です。

No.症状起きる条件対処
1告知画像が公開されないセールのチラシやクーポン画像を写真欄に追加した告知は投稿機能で行い、写真欄には店舗の実際の様子だけを追加する
2解像度が足りず追加できないSNSの画面を切り取った画像や、何度も転送して小さくなった画像を使った撮影した元データを追加する(最小250×250ピクセル)
3公開後に削除を求められるお客様の顔など、他人の個人情報が写っていた削除して、写り込みを外した写真を再撮影する
4公開されたのに目立たないカバー写真にした写真が先頭に出ない、お客様の写真が先に表示されるカバー写真は必ず先頭に出るとは限らない。ポリシーに反するお客様の写真だけ報告する

この表の根拠は、Googleの次の2つのページです(2026年9月27日確認)。

  • ユーザー投稿コンテンツのポリシー:Googleマップでは、宣伝または営利目的のコンテンツや、写真に写っている顔などの他人の個人情報を含むコンテンツを禁止しています
  • 写真と動画を管理するヘルプ:写真の要件として、最小解像度250×250ピクセルが示されています。カバー写真についても、希望した写真が必ず最初に表示されるとは限らないと書かれています

1の告知画像は、写真欄と投稿機能の役割を混同すると起きます。写真欄は、店舗の場所や雰囲気、商品を伝えるための場所です。期間限定の特典やイベントは投稿機能で伝えます。

Google公式のビジネス プロフィールの投稿の作成・管理に関するヘルプでも、投稿はお知らせ、特典、最新情報、イベントの詳細を共有する機能として説明されています。

投稿に付けた画像のほうが拒否される場合は、写真欄とは原因の切り分け方が違います。Googleビジネスプロフィールの投稿が拒否される原因と切り分け手順で確認してください。

不承認になった写真は、表の「起きる条件」に当たる部分を修正した写真に差し替えてから追加します。

この章の結論。写真欄には、大幅な加工をしていない実物の写真だけを追加します。セールやクーポンの告知は、写真欄ではなく投稿機能で伝えます。

写真を代行会社や撮影業者に任せる前の確認点

写真を外部に任せるときは、枚数や料金より先に、写真の権利と更新の中身を契約で確認します。ここを決めないまま進めると、解約したあとに写真を使えなくなることがあります。

  • 写真の権利:著作権法では、著作物を創作した者が著作者となり、著作権を持ちます。撮影を外部に依頼した場合、著作権は原則として撮影した側にあります。Googleマップ・自社サイト・SNSで使えるか、解約後も使い続けられるか、元データを受け取れるかを契約書に書いてもらいます
  • 更新の中身:「月○枚追加」という契約だと、同じ料理の角度違いのように枚数を満たすための写真が増えることがあります。どの系統を、どんな変化があったときに追加するかで取り決めます
  • 素材の出どころ:素材サイトの写真や、別の店舗の写真を使わないことを確認します。実物と違う写真は、来店後の不満や口コミでの指摘につながります
  • 多店舗での使い回し:外観・内観・スタッフの写真は店舗ごとに撮ります。本部の共通写真を使うのは商品の系統だけにすると、店舗ごとの違いが伝わります

プロのカメラマンに依頼すると差が出やすいのは、暗い店内の広さを伝える内観や、主力商品のように長く使う写真です。季節・最新の写真は鮮度が大事なので、スタッフがスマホで撮るほうが続けやすくなります。業者選びで確認したい契約項目は、MEO業者に任せる前の契約確認6項目で解説しています。

この章の結論。外部に任せるなら、写真の権利と解約後の扱い、追加する写真の決め方を契約に入れます。長く使う写真はプロに、季節の写真は社内で撮る分担が現実的です。

MEO写真のよくある質問

お客様が投稿した暗い写真が、Googleマップで先に表示されてしまいます。順番は変えられますか?

カバー写真を指定することはできますが、Googleの写真と動画を管理するヘルプでは、希望した写真が必ず最初に表示されるとは限らないと説明されています。オーナーができるのは、店舗の今の様子が分かる写真を追加することと、ポリシーに反するお客様の写真を報告することです。

写真のファイル名に「地域名+業種」を入れたり、位置情報を付けたりすると順位は上がりますか?

Googleはそれを順位の要因として公表していないため、効果を前提にしないほうが安全です。ファイル名を変える時間があれば、撮影リストの抜けている項目を撮るほうが、来店前のお客様の疑問に直接答えられます。

スマホで縦長に撮った写真は、そのまま追加しても大丈夫ですか?

追加はできます。縦長で撮るなら主役を中央に寄せてください。外観や内観のように横に広いものは、横向きで撮っておくと自社サイトやチラシにも使えます。

美容室でヘアスタイルの仕上がりを載せたいのですが、お客様の写真を使ってもいいですか?

掲載先がGoogleマップであることを伝え、同意を得てから使います。同意は日付と一緒に記録しておくと、あとで削除を求められたときに判断しやすくなります。顔を写したくないお客様には、後ろ姿や横からの仕上がりで撮る方法があります。

まずはスマホのGoogleマップで自店を開き、写真の一覧を最後までスクロールして、改装前の内装や今は出していない商品の写真が残っていないかを確認してください。写真を追加したあとの反応を月ごとに比べたい方は、GBPの分析データを記録する月次スプレッドシートの作り方に進んでください。

撮影リストは作れても、毎月の追加や審査結果の確認、口コミ返信まで社内で続けるのは負担が大きいと感じた方は、写真の見直しから相談できるMEO対策支援をご覧ください。今の写真と運用の状況を伺ったうえで、どこから手をつけるかを一緒に決めます。

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