Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定|間違えない選び方

Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定|間違えない選び方

この記事の要点

  • メインカテゴリは1つだけ。事業の中心を最も具体的に表す名前を選ぶ
  • 追加カテゴリは関連するものだけ2〜3個。詰め込むほど効果は薄まる
  • 競合上位の店のカテゴリを調べ、3〜6か月ごとに見直すのが基本

この記事では、メインと追加カテゴリの正しい選び方、競合の調べ方、やりがちな失敗の避け方までを、実際の運用現場の目線で具体的に解説します。読み終わるころには、自社が今日どのカテゴリに直すべきか判断できる状態になります。

Contents / 目次
  1. 結論。カテゴリ設定で押さえるべきは「主役1つ・脇役少数・定期見直し」
  2. カテゴリ設定のやり方。5つのステップで進める
  3. 正しく設定すると何が変わるか。表示と来店の伸び方
  4. よくある失敗と回避法。この4つは特に多い
  5. 現場で見えた落とし穴。カテゴリだけでは決まらない
  6. よくある質問
  7. 自社に合ったカテゴリ設計を一緒に整理しませんか

結論。カテゴリ設定で押さえるべきは「主役1つ・脇役少数・定期見直し」

Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定|間違えない選び方

先に結論をお伝えします。Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定でやるべきことは、次の3つに集約されます。

  • 追加カテゴリは関連するものだけに絞る:メインで伝えきれない補助的なサービスだけを、2〜3個ほど足します。数を増やせば増やすほど良い、ではありません。
  • 定期的に見直す:Googleのカテゴリ一覧は追加や整理が行われることがあります。3〜6か月に一度、自社のサービス変化と合わせて点検する習慣をつけます。

カテゴリとは、ひとことで言うと「あなたのお店が何屋さんかをGoogleに伝えるタグ」です。Googleは、ユーザーが打ち込んだ検索ワードと、このカテゴリの関連性を見て「この検索に出すべき店か」を判断しています。だから、実態とズレたカテゴリを設定していると、本来出したいお客さんの検索に出てこなくなります。

ここで大事なのが、メインと追加の役割の違いです。混同すると設定を誤りやすいので、表で整理します。

項目メインカテゴリ追加カテゴリ
設定できる数1つ(必須)関連するものだけ少数(任意)
役割事業の中心を表す補助的なサービスを補う
選び方の基本最も具体的な1語に絞る関連するものだけ少数

ポイント。カテゴリはGoogleが用意した一覧から選ぶ方式で、自分で好きな名前を作ることはできません。だからこそ「自社に一番近い既存カテゴリはどれか」を見極める作業が勝負になります。

カテゴリ設定のやり方。5つのステップで進める

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ここからは、実際に手を動かす手順を5つのステップに分けて説明します。カテゴリの探し方・決め方・確認の仕方まで、順番にたどれば設定を完了できる粒度で書きます。

ステップ1. 自社の「一番の稼ぎ頭」を書き出す

まず、パソコンやスマホの前で設定を始める前に、紙かメモに自社のサービスを売上の大きい順に書き出します。カテゴリ選びは「何屋として見つけてほしいか」を決める作業なので、ここがぶれると後がすべてぶれます。

たとえば洋食も出すカフェなら、売上の中心が飲み物とスイーツなら「カフェ」、ランチの定食が主力なら「洋食レストラン」と、実態で判断します。複数店舗がある会社は、店舗ごとに主力が違うことも多いので、店舗単位で書き出してください。

ステップ2. 競合上位店のカテゴリを調べる

次に、狙っているキーワードで実際にGoogleマップを検索し、上位に出ている同業3〜5店がどんなカテゴリを使っているかを確認します。上位店の設定は、そのエリア・その業種での「正解に近いお手本」だからです。

マップの店舗詳細画面では、店名の近くに表示されるカテゴリを確認できます。まずは競合が表に出しているカテゴリを見て、自社の設定と比べてみましょう。表に見えるカテゴリだけでも、十分な参考になります。

ステップ3. メインカテゴリを1つに決める

メインカテゴリは、事業の中心を「一般的すぎず、具体的すぎず」のバランスで選ぶのがコツです。広すぎると競合が多すぎて埋もれ、ニッチすぎると誰も検索しない言葉になってしまうからです。

判断に迷ったら、次の3つの問いで絞り込みます。

  • お客さんは何と検索するか:実際に打ち込まれる言葉に近いカテゴリを優先します。
  • 売上の中心と一致するか:一番稼いでいるサービスをメインに据えます。
  • 上位競合と大きくズレていないか:ステップ2で調べた上位店のメインと極端に違わないかを確認します。

「レストラン」のような広い語より「イタリア料理店」のように一段具体的な語を選ぶと、狙った検索に当たりやすくなります。

ステップ4. 追加カテゴリを関連するものだけ足す

追加カテゴリは、メインでは拾いきれない関連サービスだけを2〜3個ほど足します。関係の薄いカテゴリを並べても効果は薄れ、むしろ全体のまとまりを崩すからです。

たとえばメインが「イタリア料理店」なら、テイクアウトをやっているなら「テイクアウトレストラン」、朝も開けているなら「朝食レストラン」といった、実際に提供している内容だけを足します。やっていないサービスのカテゴリは、検索に引っかけたくても絶対に入れないでください。実態に合ったカテゴリだけを登録するのが基本です。

ステップ5. 設定してから2〜4週間、数字を見て調整する

カテゴリを変えたら、変えっぱなしにせず、管理画面のパフォーマンス(表示回数・検索キーワード・電話やルート検索の数)を2〜4週間ほど観察します。カテゴリ変更の効果は即日ではなく、じわじわ数字に表れるからです。

変更前の数字をスクリーンショットで残しておくと、後から「良くなったのか悪くなったのか」を比べられます。UIのメニュー名やボタンの位置は変わることがあるので、操作で迷ったらGoogleの公式サポートで最新の画面を確認してください。カテゴリ変更そのものの考え方は、この記事の手順で判断できます。Google ビジネス プロフィール ヘルプのページから、公式ヘルプへたどれます。

カテゴリと合わせてサービスメニューを登録しておくと、検索したお客さんに提供内容がより伝わります。設定の考え方はサービスメニュー未登録で来店が逃げる。指名予約を増やす設定でも解説しています。

正しく設定すると何が変わるか。表示と来店の伸び方

Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定|間違えない選び方

カテゴリを実態に合わせて整えると、まず「狙ったキーワードでマップに出る回数」が増えます。Googleは検索ワードとカテゴリの関連性を重視するため、正しいカテゴリは「この検索にこの店を出そう」という判断の材料になるからです。

現場で見ていると、うまくいっている店には共通点があります。カテゴリを正しく選んだうえで、写真の追加・週1回以上の投稿・口コミへの返信を継続している点です。カテゴリはあくまで土台で、その上に日々の運用が積み重なって初めて、表示回数や来店の数字が動いていきます。

たとえば、複数の診療科がある病院で「本院のメインは来院数の多い内科、分院は専門性の高い整形外科や皮膚科をメインに」と店舗ごとに設定を分けると、それぞれの専門で探している患者さんの検索に当たりやすくなります。1つの法人でも、店舗の主力に合わせてメインを変えるのが効くという典型例です。

逆に言うと、カテゴリが実態とズレたままだと、どれだけ投稿や写真をがんばっても「そもそも検索に出ない」状態が続きます。土台がズレたまま上に積んでも安定しない、というイメージです。

成果の見方。効果を測るときは順位だけを追わず、「表示回数」「電話タップ」「ルート検索」「予約や問い合わせ」といった、実際の行動につながる数字を合わせて見ます。順位が多少動いても、来店行動が増えていれば設定は正しい方向です。

数字の見方をもう少し詳しく知りたい方は、Googleビジネスプロフィールのインサイトで見るべき数値も参考にしてください。

よくある失敗と回避法。この4つは特に多い

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カテゴリ設定でつまずくパターンは、だいたい決まっています。現場でよく見かける4つを、「なぜ起きる→どうなる→どう防ぐ」の形で紹介します。

失敗1. 実態と違うカテゴリを選んでしまう

これは「カフェなのに軽食店で登録している」ように、なんとなく近い名前を選んでしまうことで起きます。実態とズレたカテゴリだと、Googleがその店を正しく理解できず、本来出したいお客さんの検索に出てこなくなります。

防ぐには、ステップ1で書き出した「売上の中心」に最も近く、かつ一段具体的なカテゴリを選ぶことです。迷ったら、お客さんが実際に検索する言葉を優先します。

失敗2. カテゴリを詰め込みすぎる

「検索に引っかかるチャンスを増やしたい」という気持ちから、関係の薄い業種まで片っ端から追加してしまうパターンです。これをやると、Googleから見て「結局この店は何屋なのか」が曖昧になり、かえって関連性の評価が薄まります。

さらに、提供していないサービスのカテゴリは登録しないのが原則です。追加カテゴリは、実際に提供している関連サービスだけに絞り、2〜3個を目安にしましょう。

失敗3. 初期設定のまま放置する

登録したときのカテゴリを、その後まったく見直さないケースです。Googleのカテゴリ一覧は追加や整理が行われることがあり、より自社に合った新しいカテゴリが増えることもあります。

放置していると、より適した選択肢を逃したまま古い設定で戦うことになります。防ぐには、3〜6か月に一度、あるいはサービスを変えたとき・検索順位が急に落ちたときに点検する習慣をつけてください。

失敗4. サイトごとに情報がバラバラ

Googleビジネスプロフィールとホームページ、他のポータルサイトで、店名・住所・電話番号(まとめてNAP情報と呼びます)がバラバラになっているケースです。表記が揺れているとGoogleが同じ店だと認識しづらくなり、評価が分散します。

カテゴリを整えるタイミングで、全媒体の店名・住所・電話番号を一字一句そろえておきましょう。「株式会社」と「(株)」のような表記の揺れも合わせます。

設定を変えても検索に出てこないときは、カテゴリ以外に原因があることもあります。Googleマップに表示されない店舗の原因と対処法で、他の可能性もあわせて確認できます。

現場で見えた落とし穴。カテゴリだけでは決まらない

ここまで手順をお伝えしてきましたが、率直にお伝えしておきたい「限界」があります。カテゴリ設定は超重要ですが、これだけで順位が決まるわけではありません。ここを誤解すると、カテゴリをいじり続けても成果が出ずに疲弊してしまいます。

現場で見ていると、カテゴリだけで上位が決まることはなく、口コミ、投稿、写真、NAP情報の一貫性といった要素を日々どれだけ積み重ねているかで差がつきます。つまりカテゴリは「入場チケット」であって、その後の勝負は日々の運用で決まります。カテゴリを完璧にしても、口コミがゼロで写真も古いままなら、上位には届きにくいのが実際のところです。

内製と外注の切り分けも、悩みどころです。カテゴリの初期設定や競合調べは、この記事の手順どおりに自社でやれば十分できます。

一方で、多店舗の一括管理や、順位が伸びない原因の切り分け、口コミ運用まで含めた継続改善は、片手間だと続かず止まりがちです。「最初の設定は自社、伸び悩みの診断は外部の目を入れる」といった使い分けが現実的です。

業者に任せる場合の見極め方は、MEO業者への丸投げで失敗しない見極め方と契約前の判断基準で詳しくまとめています。

よくある質問

メインカテゴリは後から変更しても大丈夫ですか

変更できます。ただし頻繁に変えるとGoogleが店の実態を判断しづらくなるため、実態に合わせて決めたら、2〜4週間は数字を見て様子をうかがってから次の調整に進むのがおすすめです。変更前の数字は残しておきましょう。

追加カテゴリは多いほど有利ですか

いいえ、多ければ良いわけではありません。関係の薄いカテゴリを並べると店の軸がぼやけ、かえって評価が薄まります。実際に提供している関連サービスだけを2〜3個に絞るのが基本です。提供していないサービスは登録しないのが原則です。

自社にぴったりのカテゴリが一覧にない場合はどうすれば

一番近いカテゴリを選んだうえで、足りない部分をビジネス説明文やサービス登録、投稿で補います。カテゴリは自分で作れず既存の一覧から選ぶ仕組みなので、完璧を求めず「近いもの+文章で補足」で対応するのが現実的です。

カテゴリを正しく直せば順位は上がりますか

カテゴリは順位の重要な土台ですが、それだけでは決まりません。口コミ・写真・投稿の更新・情報の一貫性など複数の要素をあわせて見られます。カテゴリを整えたうえで、日々の運用を積み重ねることで表示や来店が伸びていきます。

自社に合ったカテゴリ設計を一緒に整理しませんか

ここまで読んで、「自社の主力カテゴリはこれで合っているのか」「多店舗をどう振り分けるか」で迷いが残った方もいるはずです。カテゴリの見極めは、業種や地域の競合状況で正解が変わるため、外の目で一度整理すると早く進みます。

コレットラボのMEO対策支援では、カテゴリ設計から口コミ・投稿運用の伴走まで、現状の棚卸しだけでも承っています。まずは気軽に状況をお聞かせください。MEO対策の詳細はこちらからご覧いただけます。

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