MEO対策の投稿方法と投稿頻度の目安|予約投稿で続ける手順
この記事の要点
- Googleがローカル検索の順位の要素に挙げるのは関連性・距離・知名度で、投稿の回数は挙げていない
- 投稿の頻度は、店舗の情報が変わる間隔と、担当者が続けられる間隔から自社で決める
- 投稿は最新情報・特典・イベントの3種類。予約と「繰り返し」を設定すると、決めた頻度を忙しい週も保てる
Googleビジネスプロフィールに投稿を始めたものの、週に何回投稿すればよいのか分からない。忙しい週に投稿が止まると、Googleマップの順位が下がるのではないかと心配になる。そうした理由で、MEO対策の投稿頻度を調べている方もいると思います。
この記事では、Googleのヘルプに書かれている順位の要素と投稿の関係を確かめたうえで、投稿の作り方、頻度の決め方、予約投稿で続ける手順を説明します。読み終えると、自社の投稿を何曜日に、どの種類で出すかを決められます。
Contents / 目次
投稿の回数と、ローカル検索の順位
Googleは、ローカル検索結果のランキングを改善するヒントのページで、ローカル検索の結果は主に「関連性」「距離」「知名度」に基づいて表示されると説明しています。関連性は検索語句とビジネスプロフィールが合致する度合い、距離は検索しているユーザーから店舗までの距離、知名度はビジネスがどれだけ広く知られているかです。知名度は、ビジネスにリンクしているウェブサイトの数や、クチコミの数などの情報にも基づいています。
同じページでは、ランキングを改善するヒントとして次の5つを挙げています。この中に、投稿や投稿の回数は含まれていません。
- ビジネスのオーナー確認を行う
- ビジネス情報を最新の状態に保つ(住所、営業時間、ビジネスの種類、駐車場などの属性)
- クチコミに返信する
- 写真や動画を追加する
- 店舗の商品を追加する(対象の国や地域の小売業者のみ)
また、Googleはランキングを上げるための金銭の受け取りには応じておらず、検索アルゴリズムの詳細は公開していません。そのため、「週に何回投稿すれば何位になる」という基準は、Googleの説明からは出てきません。投稿の頻度は、順位を上げるための数字ではなく、自社の運用の目安として決めることになります。
投稿の役割。投稿は、Google検索とGoogleマップのビジネスプロフィールに表示され、来店を考えている方に今のお知らせを伝える機能です。スマートフォンでは[最新情報]または[概要]タブ、パソコンでは[オーナー]セクションに表示されます。新しいメニューや期間限定の特典を投稿しておくと、プロフィールを見た方が来店する前に内容を確かめられます。
投稿頻度の決め方
Googleのヘルプには、投稿の回数の目安は書かれていません。そこで、自社の頻度は次の3つの材料から決めます。先に決めておけば、担当者が毎回「今週は投稿したほうがよいか」と迷わずに済みます。
| 決める材料 | 確かめること | 決め方の例 |
|---|---|---|
| 店舗の情報が変わる間隔 | 季節のメニュー、キャンペーン、イベントが、どのくらいの間隔で変わるか | 情報が変わるたびに1本投稿する |
| 担当者が続けられる間隔 | 1本の投稿を作る時間と、担当できる人数 | 「毎週月曜」「毎月1日と15日」のように、曜日や日付で決める |
| 投稿がアーカイブされる期間 | 期間を設定していない投稿は、6か月が経過するとアーカイブされる | 6か月より長く投稿を空けない |
たとえば、月に2回キャンペーンを切り替える飲食店なら、切り替えの日に合わせて月2回。メニューが1年を通して変わらない整体院なら、よくある質問への回答やスタッフの紹介を月1回、というように決められます。
回数を増やすことより、決めた頻度を止めないことを優先してください。担当者が無理をして毎日投稿し、数週間で止まるより、続けられる間隔で出し続けるほうが、プロフィールを見た方に今の店舗の様子が伝わります。
Googleビジネスプロフィールの投稿方法
投稿は、Google検索またはGoogleマップに表示される自社のビジネスプロフィールから作成します。Googleのヘルプ「ビジネス プロフィールの投稿を作成、管理する」にある手順は次のとおりです。
- ビジネスプロフィールに移動する
- [投稿]から[投稿を追加]を選ぶ
- 投稿の種類を、最新情報・特典・イベントから選ぶ
- 写真やボタン、クーポンコードなど、追加する要素を選ぶ
- 説明文などの情報を入れ、右下の[投稿]を選ぶ
公開した投稿は審査され、Googleのコンテンツポリシーに合っているかが確認されます。ステータスが「公開中」になるとGoogle検索とGoogleマップに表示され、「不承認」になった投稿は表示されません。
投稿の3つの種類と使い分け
投稿の種類は、伝えたい情報に日付があるかどうかで選びます。種類ごとに、入れる情報が決まっています。
| 種類 | 使う場面 | 入れる情報 |
|---|---|---|
| 最新情報 | 新しいメニュー、サービスの紹介、よくある質問への回答 | 説明、写真、動画。予約や注文のページを開くボタンも付けられる |
| 特典 | セールやクーポンなどのお得な情報 | タイトル、日付、時刻は必須。クーポンコードや利用規約も入れられる |
| イベント | 店舗で開く催しや、期間を決めた企画 | タイトル、開始日と終了日。時刻を入れないと、期間中は24時間続くものとして表示される |
なお、ホテルは特典の投稿を作れず、割引やセールに触れる投稿もできません(ビジネス プロフィールの写真、動画、投稿に関するコンテンツ ポリシー)。
投稿文に電話番号を書かない。説明文に電話番号を入れた投稿は、投稿先のビジネスに関係する番号だと確認できない場合、不承認になります。電話をかけてほしいときは、投稿に[今すぐ電話]ボタンを追加します。確認済みのプロフィールの電話番号に、そのまま発信してもらえます。
予約投稿と繰り返しで続ける手順

決めた頻度を忙しい週も保つには、時間の取れる日にまとめて投稿を作り、公開する日を予約しておきます。Googleビジネスプロフィールの投稿画面には、公開日時の予約と、定期的に公開する「繰り返し」の設定があります。
ステップ1。1か月分の投稿テーマ
投稿が続かない原因の1つは、投稿の日に何を書くかをゼロから考えていることです。月のはじめに、テーマだけ先に決めておきます。迷ったら、次の順番を雛形にしてください。
- 第1週:主力のサービス・商品の紹介(来店や問い合わせの様子が分かる写真付き)
- 第2週:お客様からよくある質問への回答
- 第3週:スタッフの紹介や店内の様子
- 第4週:季節の話題、地域のイベント、キャンペーンの告知(特典の投稿と組み合わせる)
テーマが決まっていれば、投稿の日は写真を撮って文章を書くことに集中できます。毎月同じ順番で回すと、1か月の投稿の内容が偏りにくくなります。
ステップ2。公開日の予約
投稿の情報を入れる画面で[この投稿の送信をスケジュールする]をオンにし、公開する日時を選びます。月初に4本作って予約しておけば、繁忙期でも決めた曜日に投稿が公開されます。
複数の店舗のプロフィールを管理している場合は、公開するときに、同じ投稿を共有するプロフィールを選べます。拠点が多い場合の管理の進め方は多拠点MEOの一括管理術|NAP統一で店舗ブランドを守る5ステップを参考にしてください。
ステップ3。定例の案内に使う「繰り返し」
同じ案内を定期的に公開する場合は、[繰り返し]のプルダウンメニューから、毎週・毎月・カスタムスケジュールなどの頻度を選べます。毎月の定例セミナーや、毎週の曜日限定の特典のように、日付が変わるだけの案内に使うと、毎回投稿を作る手間が減ります。
ステップ4。AIの下書きと、自社の情報の書き足し
文章を書く時間が取れない場合は、テーマと写真の内容をAIに伝えて、下書きを作る方法もあります。ただしGoogleは、投稿の質を高めるヒントとして、誤字脱字、付加価値のないテキスト、自動生成コンテンツを含めないことを挙げています。
AIに任せるのは下書きまで。AIの下書きは、そのまま公開しません。その日のメニュー、価格、期間、店内の様子など、自社しか知らない情報をご自身で書き足し、事実と合っているかを確かめてから公開します。スマートフォンで短い時間に続ける方法はMEO運用を週1回5分で続ける習慣術|スマホ3ステップで紹介しています。
投稿が止まる・表示されない原因と防ぎ方

投稿が止まったり、公開した投稿が表示されなかったりするときに、確かめたい点を4つ挙げます。自社の運用に当てはまっていないかを確かめてください。
失敗1。担当者が1人で、忙しい週に止まる
担当者が1人だけだと、繁忙期や休暇の週に投稿が止まり、そのまま止まった状態が続くことがあります。担当を2人以上にし、投稿日をカレンダーに予定として入れておきます。前の章の予約投稿を使えば、担当者が店舗にいない週も公開は止まりません。
失敗2。同じ文章や写真を投稿し直す
頻度を保とうとして、過去の投稿と同じ文章や写真を何度も投稿し直すケースです。Googleマップのポリシーでは、同じコンテンツを繰り返し投稿することを禁止しています。新しく作る投稿は、テーマの順番に沿って、毎回写真と文章を変えます。投稿が不承認になったときの確かめ方はGoogleビジネスプロフィール投稿が拒否される原因と切り分け手順で説明しています。
失敗3。営業時間の変更を投稿だけで知らせる
臨時休業や営業時間の変更を、投稿だけで知らせているケースです。営業時間は、プロフィールの営業時間の欄に表示されます。Googleがランキングを改善するヒントに挙げている「ビジネス情報を最新の状態に保つ」にも、特別営業時間を含む営業時間が入っています。変更があったら、先に営業時間の欄を更新し、そのうえで理由や期間を投稿で伝えます。
失敗4。投稿の効果を順位だけで判断する
投稿を始めて数か月で「順位が変わらないから意味がない」とやめてしまうケースです。順位は検索する場所や語句によって変わります。ビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、プロフィールの閲覧数、ルートの検索、通話ボタンのクリック、ウェブサイトのクリックを期間ごとに確認できます。毎月同じ期間で数字を記録しておけば、投稿のテーマを変えた月と前後の月を比べられます。
特典の投稿を作るときは、口コミの投稿を特典の条件にしないでください。Googleマップのポリシーでは、口コミの投稿や、否定的な口コミの修正・削除と引き換えに、割引や無料の商品などのインセンティブを提供することを禁止しています。インセンティブ付きの口コミはマップから削除され、ポリシーに反する行動には、アカウントの権限の一時停止から停止までの措置がとられることがあります。
よくある質問
毎日投稿しないと順位は上がらないの?
Googleがローカル検索の順位の要素に挙げているのは関連性・距離・知名度で、ランキングを改善するヒントにも、投稿の回数は含まれていません。毎日投稿することより、店舗の情報が変わる間隔と、担当者が続けられる間隔で決めた頻度を止めないことを優先してください。
投稿を自動で公開できますか?
はい。投稿の作成画面で[この投稿の送信をスケジュールする]をオンにすると、公開する日時を予約できます。定期的に同じ案内を出す場合は、[繰り返し]で毎週・毎月などの頻度も選べます。
どれくらいで効果が出ますか?
コレットラボのMEO支援では、効果を確認する区切りを3〜6か月としています。業種や競合の状況で変わるため、投稿を始める前の月から、パフォーマンスの閲覧数・ルート・通話数を毎月記録しておくと、変化を比べられます。
AIに投稿を全部任せても大丈夫ですか?
下書きまでにしてください。Googleは、投稿の質を高めるヒントとして、自動生成コンテンツを含めないことを挙げています。AIの下書きに、その日のメニューや期間など自社しか知らない情報をご自身で書き足し、内容を確かめてから公開します。
投稿のテーマ決めや予約を社内で続けるのが難しい場合は、ご相談ください。コレットラボのMEO支援では、初期診断・設計で上位に表示される店舗との差を書き出し、修正する順番、投稿内容、口コミへの返信例を作ります。月ごとの運用では、店舗情報の更新、投稿の制作・公開、口コミへの対応、月次の報告を行い、表示回数・経路検索・電話タップを前月と比べて次の対応をご提案します。料金と対応範囲はMEO対策・Googleマップ集客の代行のページでご確認いただけます。
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