Googleマップのピンがずれた時の直し方と入口まで案内するコツ
この記事の要点
- ピン修正はオーナー確認済みなら管理画面から入口へドラッグ、反映には一定の時間がかかる
- 一度に大量変更せず優先項目から直す。写真とNAP統一が反映と再ズレ防止のカギ
- ピンを直すだけでなく入口・アクセス文・目印で「到着後の迷子」まで潰すのが本質
「地図の案内どおり来たのに、たどり着けなかった」。そんな電話や口コミが増えていませんか。Googleマップのピンが実際の入口とずれていると、来店の直前でお客さまを取りこぼしてしまいます。
この記事では、ピン位置がずれる原因の見分け方から、オーナーとしての正しい修正手順、直してもすぐ戻ってしまう時の対処、そして「入口まで正確に案内する」経路設定の考え方までを、現場目線でまとめて解説します。読み終えたら、今日から自分で手を動かせる状態を目指します。
Contents / 目次
結論。ピンは「入口」に合わせ、経路と情報の三点で固める

まず結論からお伝えします。ピンずれ対策でやるべきことは、大きく3つに整理できます。
- ピンを正しい場所に直す。
- その位置を裏付ける情報を揃えて再ズレを防ぐ。
- 到着後に迷わせない経路と目印を用意する。
多くの人が「ピンをドラッグして終わり」にしてしまいますが、それだと数日で元に戻ったり、道案内が裏口へ誘導したままだったりします。ピンの座標は「点」ですが、来店は「入口」で完結するという視点が大事です。
ここで言うピン位置とは、Googleマップ上でお店を示すマーカーの座標のことです。かんたんに言うと「地図の上で、お客さまのナビが最終的に向かう目的地の点」です。この点が入口とずれていると、建物の裏や隣のビルに案内されてしまいます。
下の表で、3つの取り組みが「何のためのものか」を整理しました。自分の店がどこでつまずいているかを確認してみてください。
| 取り組み | 目的 | 放置するとどうなるか |
|---|---|---|
| ピン位置の修正 | マーカーを実際の入口・看板前に合わせる | 裏口や隣接ビルに案内し来店トラブルになる |
| 情報の裏付けと統一 | 住所・写真・NAPを揃え位置を確定させる | 修正しても審査で戻る、再びずれる |
| 経路と目印の整備 | 到着後に入口まで迷わず導く | ピンは合っても「建物前で迷う」が残る |
NAPとは、Name(店名)・Address(住所)・Phone(電話番号)の頭文字をとった呼び名です。もう少し詳しく言うと、この3つの情報を、Googleビジネスプロフィールでも自社サイトでもSNSでも一字一句そろえておくことを指します。各媒体で情報がそろっていると、利用者がどこで見ても同じ店だと分かり、店舗情報の一貫性が保たれます。
押さえどころ。ピンずれは「座標を直す作業」ではなく「この場所に確かに店がある、と情報全体で証明する作業」です。単発の修正で終わらせず、裏付けと経路までワンセットで考えましょう。
ピン位置を修正する具体的な手順

オーナー確認が済んでいれば、ピンの修正はGoogleビジネスプロフィールの管理画面から自分で行えます。オーナーでない場合や未確認の場合は、Googleマップから位置情報の修正を提案する形になり、反映まで時間がかかることがあります。立場によって手順が変わるため、最新の操作手順はGoogleビジネスプロフィールのヘルプで確認してください。まずは自分がどちらの立場かを確認しましょう。
オーナー確認済みの場合の直し方
オーナーとして管理できる状態なら、流れはシンプルです。Googleビジネスプロフィールにログインし、対象の店舗を選んだうえで、次の順に進めます。
- 店舗情報の編集画面を開き、住所・地図の設定項目へ進む。
- 地図上のピンをドラッグし、実際の入口や看板の前に合わせる。
- 内容を保存する。
ボタンやメニューの正確な名称は画面更新で変わることがあるため、最新の名称や場所はGoogleビジネスプロフィールのヘルプで確認してください。ここで大事なのは操作そのものより「どこに合わせるか」の判断です。次の手順で進めます。
- 入口を基準にする:建物の中心や敷地の真ん中ではなく、お客さまが実際に入るドアの前にピンを置きます。
- ストリートビューで答え合わせ::ピンを動かしたら、近くのストリートビューで「この位置は自店の入口前か」を目視で確認します。ずれにくくなります。
- 保存して時間を置く::保存後、反映までにかかる時間は状況によって幅があります。すぐ変わらなくても焦って何度も直さないことが大切です。
ビルの2階や複合施設に入っている場合は、ピンが1階の別テナントや建物中心に吸い寄せられがちです。その時は入口(ビルのエントランス)にピンを置き、店舗の説明文に「〇〇ビル2階、エレベーターを降りて右」のように文章で補うと、到着後の迷子を減らせます。
オーナー確認がまだ、または第三者の場合
オーナー確認をしていない、あるいは自分が関係者でない場合は、Googleマップアプリやブラウザから対象の店舗を開き、位置情報の修正を提案する形で住所やマーカーの位置の変更を送ります。メニューの名称や送信後の反映の流れは変わることがあるため、最新の手順はGoogleビジネスプロフィールのヘルプで確認してください。
第三者からの修正提案は、誰でも送れる反面、誤った位置に勝手に変えられてしまうリスクもあります。オーナー確認を済ませ、自分で管理できる状態にしておくのが最優先です。確認方法や必要書類はGoogleビジネスプロフィールのヘルプで最新の手順を確認してください。
修正前に埋めておきたいチェックリスト
ピンを直す前に、住所や写真などの店舗情報が揃っているかを確認しておきましょう。修正とセットで次の項目を点検してください。
- 住所表記:番地・建物名・部屋番号まで省略せず記載。全角半角やハイフンの揺れをなくす。
- 外観・入口の写真:看板やドアが分かる鮮明な写真を追加。Googleと利用者に「ここが入口」と伝わる。
- NAPの統一:店名・住所・電話番号を自社サイトやSNSと完全一致させる。
- カテゴリ:実態に合った具体的なカテゴリを主カテゴリに設定する。
- 重複アカウント:同じ店の重複登録がないか確認し、あれば統合・削除申請する。
この下ごしらえをせずにピンだけ動かすと、位置を裏付ける情報が弱いままになり、修正が反映されにくかったり、時間が経って元の位置に戻ってしまうことがあります。地図に出ない・情報が反映されない根本原因については、Googleマップに表示されない店舗の原因と対処法でも詳しく整理しています。
経路案内を「入口」まで正確に導く設定

結論から言うと、Googleマップの経路は、こちらで「どの道で案内するか」を細かく指定するのは難しいのが実情です。そのため、ピンを直しても案内が裏道や別の出入口を指し示すことがあります。こちらで再現できる対策は、到着地点そのものを入口に寄せることと、言葉と写真で道順を補うことの2つです。
ここが見落とされがちなポイントです。ピンは正しくても、車のナビが「建物の裏の細い道」に案内してしまうケースは実際にあります。とくに角地や、複数の出入口がある建物、駐車場が離れている店舗で起こりやすいです。
対策の考え方はシンプルで、「地図に頼りきらず、言葉と写真でも道順を用意する」ことです。具体的には次を整えます。
- 入口と駐車場を写真で示す:外観だけでなく「この駐車場から入る」「この角を曲がる」が分かる写真を載せる。
- アクセス文を用意する:店舗の説明文や自社サイトに「〇〇交差点から徒歩1分、△△銀行の隣」のように目印つきで書く。
- 自社サイトのアクセスページを充実:最寄り駅・バス停・駐車場・目印を文章と地図画像で明記し、地図が不調でもたどり着けるようにする。
入口や道順を写真とテキストで明確に載せておくと、利用者が迷いにくくなり、案内のずれによる取りこぼしを減らせます。電話でのアクセス問い合わせを減らす導線づくりは、電話番号タップで来店が決まる。Googleマップの電話導線改善術も合わせて参考にしてください。
直すとどう変わるか。期待できる成果

ピン位置と経路を整えると、まず「たどり着けなかった」というマイナスがなくなります。これは地味に見えて大きな効果で、来店直前の取りこぼしと、低評価の口コミを同時に減らせます。
現場でよく見るのが、ラーメン店でピンが裏口に立っていて来店トラブルが起きていた例や、ビル2階のネイルサロンのピンが1階の別店舗に設定されていた例です。いずれも修正後は「迷わず来られた」という声に変わり、道案内をめぐるストレスが解消されています。
成果の大きさは業種・立地・もともとの状態によって大きく変わるため一概には言えませんが、「入口に正確に案内できる」状態は、来店直前の取りこぼしを防ぎ、来店率を底上げする土台になります。
成功する店の共通点。ピン修正を一度きりのイベントにせず、月1回の点検ルーティンに組み込んでいます。写真の追加やクチコミ返信を続けながら、位置情報も定期的に見直す。この積み重ねが「盤石な店舗情報」をつくります。
継続的な点検を無理なく回す方法は、MEO運用を週1回5分で完結|広報担当のスマホ習慣術で具体的な進め方をまとめています。
よくある失敗と回避法
ピン修正でつまずくパターンは、だいたい決まっています。ここでは現場で特に多い3つを、起きる状況と防ぎ方のセットで解説します。
失敗1。ピンだけ動かして写真も情報も足さない
防ぐには、ピン修正と同時に入口の写真を追加し、住所の建物名・部屋番号まで正確に埋めることです。入口や住所が分かる材料をセットでそろえるイメージです。
失敗2。短期間に何度も、あちこち大幅変更する
反映が遅いと不安になり、住所も名前もカテゴリも一気に変えて、何度も修正依頼を送ってしまう。変更する項目が多いほど、それぞれの確認に時間がかかり、どの変更が原因で不具合が起きたのかを切り分けづらくなります。
回避策は、優先度の高い項目から1つずつ直し、反映を待つことです。反映までにかかる時間は状況によって幅があるため、焦って上書きせず、時間を味方につけましょう。
失敗3。NAP情報がバラバラのまま放置している
防ぐには、店名・住所・電話番号の「正式な書き方」を1つに決め、すべての媒体でそろえることです。媒体URLと最終更新日を並べた管理表を作っておくと、どこを直せばいいか一目で分かり、変更時の影響範囲もすぐ洗い出せます。
現場で見えた落とし穴と、任せるかの判断
ここからは、教科書には載りにくい本音の部分です。ピン修正は「やり方が分かればできる作業」ですが、実際にやってみると詰まる場面がいくつかあります。
まず、オーナー確認そのものでつまずく店舗が少なくありません。確認を済ませたあとに情報を大幅に変えようとすると認められにくいケースがあり、確認の段階で止まってしまう店舗もあります。ここで止まってしまうと、ピンを直す入口にすら立てません。
次に、修正が「反映されない・すぐ戻る」ときの原因の切り分けが難しい点です。考えられる原因は複数あります。
- 写真不足
- 建物名の不明確さ
- 重複アカウント
「何度直しても戻る」場合、原因が自店側の設定なのかGoogle側の不具合なのかを見極めないと、無駄な修正を繰り返してスパム判定を招きかねません。切り分けに自信がないときは、いったん手を止めて専門家に相談したほうが安全です。
内製と外注の切り分けの目安はシンプルです。ピンのドラッグや写真追加、NAP統一といった「日常の運用」は自社でやるほうが速く、現場感も出ます。一方で、オーナー確認のトラブル対応、重複アカウントの統合、原因不明の反映不良、多拠点の一括管理といった「詰まりやすい・専門判断が要る部分」は、外部の伴走を入れると解決が早いことが多いです。
すべてを自社で抱え込む必要も、丸投げする必要もありません。「どこまで自分でやり、どこから頼るか」を最初に線引きしておくのが、いちばん失敗しない進め方です。業者選びで後悔しないための判断軸はMEO業者への丸投げで失敗しない見極め方と契約前の判断基準にまとめています。
ピンを修正したのに、しばらくすると元の位置に戻ってしまいます。なぜですか。
位置を裏付ける情報が弱いことが主な原因です。入口の写真を追加し、住所の建物名・部屋番号まで正確に埋め、NAP情報を各媒体でそろえてください。それでも戻る場合はシステム不具合や重複アカウントの可能性があるため、サポートへの相談が有効です。
修正してからどれくらいで地図に反映されますか。
反映までにかかる時間は状況によって幅があり、編集内容や確認状況によって変わります。とくに一般ユーザーからの修正提案は審査を挟むぶん時間がかかりがちです。短時間に何度も修正し直すのは逆効果です。優先度の高い項目から直し、時間を置いて確認するのがおすすめです。
オーナーでなくてもピン位置は直せますか。
Googleマップの修正提案の機能から、住所やマーカー位置の変更を送ることはできます。ただし審査があり、誰でも編集できるぶん誤って変更されるリスクもあります。自店ならオーナー確認を済ませ、自分で管理できる状態にするのが確実です。
ピンは合っているのに、車の経路案内が裏道を指します。どうすれば。
経路はピンの位置だけで決まるわけではないため、ピン修正だけでは直りきらないことがあります。入口や駐車場が分かる写真を追加し、説明文や自社サイトのアクセスページに目印つきの道順を書いておくと、迷わず入口へ導けます。
まとめ。位置情報を「相談だけ」でも整理しませんか
ピンずれは、直し方さえ分かれば自分で対処できます。ただ、オーナー確認のトラブルや「何度直しても戻る」といった詰まりは、原因の切り分けに専門的な判断が要ります。
ここまで読んで、自社だけでやり切るのは少し不安だと感じた方は、コレットラボのMEO対策支援にお気軽にご相談ください。まずは現状の店舗情報を一緒に整理するだけでも大丈夫です。MEO対策の詳細はこちらからお問い合わせいただけます。お話を聞かせてください。
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