GoogleビジネスプロフィールにSNSを追加する手順|URL形式の早見表
この記事の要点
- SNSは「ソーシャルプロフィール」欄に、1種類につき1URLで登録する
- 反映されないときは、保存してからの時間と見ている画面を確かめたうえで、URLの形など6項目を順に確認する
- LINEは登録対象外。自社サイトや投稿から案内する
GoogleビジネスプロフィールにSNSを追加するときは、管理画面の連絡先にある「ソーシャルプロフィール」欄に、アカウントのURLをSNSごとに1つずつ入れて保存します。入力する欄は1つですが、迷いやすいのはどのURLを入れるかです。アプリの共有ボタンからコピーしたURLには、末尾に追跡用の文字が付くことがあります。また、InstagramのURLをウェブサイト欄に入れるのは、Googleのガイドラインに合いません。
この記事は、店舗やクリニック、事務所のGoogleビジネスプロフィールを自分で管理していて、Googleマップから自店のInstagramやFacebookを開けるようにしたい方に向けて書いています。読み終わる頃には、登録するURLを正しい形で用意でき、反映されないときに何をどの順に確かめればよいかが分かります。
プロフィールの登録やオーナー確認がまだの場合は、先にオーナー確認の方法の選び方と再申請を済ませてください。SNS以外の項目(営業時間や電話番号など)が反映されない場合は、編集が反映されない原因と確認手順のほうが合っています。
Contents / 目次
SNSの登録先は「ソーシャルプロフィール」欄。登録できるものと決まり
GoogleビジネスプロフィールにSNSを登録する場所は、「連絡先」の中にある「ソーシャルプロフィール」欄の1か所だけです。1つのSNSにつき登録できるURLは1つで、選択肢に無いサービスは登録できません。登録の手順と対象のSNSは、Googleビジネスプロフィールのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」に書かれています。
登録の前に知っておきたい決まりを、次の表にまとめました。画面の名称は、上のヘルプの記載に合わせています。Googleは画面の名称を変えることがあるので、違っていたらヘルプで最新の画面を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登録する場所 | 「プロフィールを編集」→「連絡先」→「ソーシャルプロフィール」 |
| 登録できるSNS | Instagram・Facebook・X・YouTube・TikTok・LinkedIn・Pinterestなど、プルダウンの選択肢に出てくるもの。選択肢は変わることがあるので、表示されているものが今の対象です |
| 1つのSNSに登録できる数 | 1URLまで。Googleのヘルプに、リンクはソーシャルメディアのプラットフォームごとに1つ追加できると書かれています。店舗用とスタッフ用のように、同じSNSのアカウントを2つは登録できません |
| 登録できないもの | LINE公式アカウントなど、選択肢に無いサービス |
| SNSを入れてはいけない欄 | ウェブサイト欄。ここは自社サイトのURLを入れる欄です |
| 反映までの時間 | 保存してすぐ出るとは限りません。Googleのヘルプ「ビジネス プロフィールの編集内容の反映」には、編集内容の審査は通常10分ほどで、場合によっては最長で30日ほどかかると書かれています |
実際に作業を始める前に決めておくことは、次の3つです。
- どのSNSを載せるか
- 店舗のアカウントと本部のアカウントのどちらを載せるか
- URLをどの形で入れるか
3つ目は次の章の早見表で確認できます。1つ目と2つ目の判断は、後半の「載せるSNSの選び方」で扱います。
ソーシャルプロフィール欄が見当たらない、または編集ボタンが出ない場合は、ログインしているGoogleアカウントに編集の権限が無い可能性があります。権限の種類と追加の仕方は担当者追加と権限の違いで説明しています。
SNSの登録そのものは一度で終わります。ただ、SNSのアカウントを作り直したり、店舗が増えたり、臨時休業が入ったりするたびに、プロフィールの内容を見直す作業が発生します。社内に更新を続けられる人がいない場合は、MEO対策・Googleマップ集客の代行で、投稿や口コミ返信とあわせて依頼する進め方もあります。
GoogleビジネスプロフィールにSNSを追加する手順
SNSの追加は、次の5ステップで進めます。
- 管理画面を開く
- URLを用意する
- 入力して保存する
- 表示を確かめる
- SNS側からGoogleマップへ戻る導線を作る
いちばん手間がかかるのは、ステップ2のURLの用意です。
ステップ1。オーナーか管理者のアカウントで管理画面を開く
最初に、プロフィールのオーナーまたは管理者になっているGoogleアカウントでログインします。ログインしたら管理画面を開き、「プロフィールを編集」を選びます。管理画面の開き方はGoogleビジネスプロフィールのログイン方法と管理画面の開き方で詳しく説明しています。
管理画面が開けない場合や「プロフィールを編集」が見当たらない場合は、別のGoogleアカウントでログインしている可能性があります。個人のアカウントと店舗用のアカウントを切り替えて使っている方は、右上のアカウント画像で今どちらに入っているかを確かめてください。
ステップ2。SNSごとに正しい形のURLを用意する
登録するURLは、SNSアカウントのトップページ(プロフィールページ)のURLです。投稿1件のURLや、共有ボタンで作られた追跡用の文字が付いたURLは使いません。
正しいURLを取るには、パソコンのブラウザで自店のSNSアカウントを開き、アドレスバーに表示されたURLをコピーする方法が確実です。スマホアプリの共有ボタンからコピーすると、末尾に「?igsh=」「?utm_source=」のような文字が付くことがあります。次の表の「登録する形」は、Googleのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」に載っている形式をもとにしています。アドレスバーのURLが表の形と違うときは、表の形に合わせて書き換えてください。
| SNS | 登録する形 | 間違いやすい形 |
|---|---|---|
| https://www.instagram.com/[アカウント名]/ | 末尾に「?igsh=…」「?utm_source=qr」が付いたURL、投稿のURL(/p/…) | |
| https://www.facebook.com/[ユーザーネーム] | 投稿のURL、担当者の個人アカウントのURL、「profile.php?id=[数字]」の形のURL。Googleのヘルプに載っているFacebookの形式は「facebook.com/[ユーザーネーム]」だけです。ページのURLが「profile.php?id=」の形なら、Facebookのヘルプ「Facebookページのユーザーネームを作成する」の手順でユーザーネームを作ってから登録します | |
| X | https://www.twitter.com/[ユーザー名](Googleのヘルプに載っている形式) | 投稿のURL(/status/…)、末尾に「?s=」「?t=」が付いたURL |
| YouTube | https://www.youtube.com/@[ハンドル名] | 動画1本のURL(watch?v=…)、短縮URL(youtu.be/…) |
| TikTok | https://www.tiktok.com/@[アカウント名] | 共有で作られる短縮URL(vt.tiktok.com/…) |
| https://www.linkedin.com/company/[会社ページ名]/ | 投稿のURL(/posts/…)、末尾に「?」以降の文字が付いたURL | |
| https://www.pinterest.com/[ユーザー名]/ | ピン1件のURL(/pin/…)、共有で作られる短縮URL(pin.it/…)、pinterest.jpのURL(Googleのヘルプに載っている形式はpinterest.com) |
URLの「?」から後ろは、消してから登録します。Facebookの「profile.php?id=[数字]」の形は、「?id=」以降がページを特定する部分なので、消すと別のページになります。この形のページは、先にFacebookでユーザーネームを作り、「facebook.com/[ユーザーネーム]」の形で登録してください。
ステップ3。ソーシャルプロフィール欄に入力して保存する
URLの用意ができたら、管理画面で入力します。Googleのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」で案内されている流れは次のとおりです。
- 「プロフィールを編集」を開く
- 「連絡先」を選ぶ
- 「ソーシャルプロフィール」の編集ボタン(鉛筆のマーク)を押す
- プルダウンから登録するSNSを選び、ステップ2で用意したURLを貼り付ける
- 別のSNSも登録する場合は、「ソーシャルプロフィールを追加」を押して同じ作業を繰り返す
- 最後に「保存」を押す
貼り付けたあと、URLの前後に空白が入っていないかも見てください。メモ帳やLINEからコピーすると、末尾に空白や改行が紛れ込むことがあります。
登録済みのSNSを変更するときも同じ欄を開き、URLを書き換えるか、ゴミ箱のマークで削除してから保存します。
ステップ4。お客様の画面で表示を確かめる
保存したら、お客様が見る画面で表示を確かめます。オーナーとしてログインしたままの画面は、お客様の画面と違って見える場合があるためです。
確かめ方は次の2つです。
- パソコンのブラウザでシークレットウィンドウ(ログインしていない状態の画面)を開き、自店の名前で検索する
- 家族やスタッフのスマホで、Googleマップアプリから自店を開いてもらう
SNSのアイコンが出ていたら、1つずつタップして、自店のアカウントが開くかまで確認します。
SNSのアイコンが1つの画面で見当たらないときは、Google検索とGoogleマップの両方で確かめてください。
ステップ5。SNS側からGoogleマップへ戻る導線を作る
GoogleビジネスプロフィールからSNSへのリンクができたら、反対方向のリンクも作ります。Instagramで店舗を知った人が、住所や営業時間、口コミを確かめたくなったときに、Googleマップへすぐ移れるようにするためです。
Googleマップで自店を開き、「共有」からリンクをコピーすると、自店のページを開くURLが取れます。このURLをInstagramのプロフィールのリンク欄に入れます。プロフィール文は次の型を出発点にして、自店の内容に書き換えてください。
[店名]|[地域名]の[業種]
営業時間 [11:00〜20:00]/定休日 [水曜]
臨時休業はGoogleマップでもお知らせしています
地図・口コミは下のリンクから
このとき、SNSのアカウント名やプロフィールに書く店名は、Googleビジネスプロフィールの店名と同じ表記にします。「〇〇ベーカリー」と「〇〇 BAKERY」のように表記が分かれていると、お客様が同じ店舗かどうか迷います。店名の正しい書き方はGoogleビジネスプロフィールの正しい店名表記で扱っています。
登録前に確かめるチェックリスト
保存ボタンを押す前に、次の項目を上から順に確かめてください。
- URLの種類:投稿1件ではなく、アカウントのトップページのURLになっている
- URLの末尾:「?」以降の追跡用の文字を消してある(Facebookは「profile.php?id=」ではなく、ユーザーネームの入ったURLにする)
- 短縮URL:youtu.be、vt.tiktok.com、pin.it、リンク集サービスのURLを使っていない
- アカウントの持ち主:担当者の個人アカウントではなく、店舗または会社のアカウントになっている
- 公開設定:アカウントが公開になっていて、ログインしていない人でも見られる
- 更新状況:最後の投稿が止まったままのアカウントではない
- 店名の表記:SNSのプロフィールにも、Googleビジネスプロフィールと同じ店名が書いてある
この章のまとめ。SNSの追加で差が出るのは、入力の操作よりも「どのURLを入れるか」です。パソコンのブラウザでアカウントのトップページを開き、アドレスバーのURLを使えば、ほとんどの形の間違いは避けられます。
SNSが反映されないときに確認する6項目
SNSを登録したのに表示されないときは、保存した直後であれば、まず日を置いてから確かめます。それでも出ない場合は、URLの形、プロフィールそのものの状態の順に確かめます。次の6項目を上から順に確認してください。
| 順番 | 確認すること | 当てはまるときの状態 | 対処 |
|---|---|---|---|
| 1 | 保存してから時間がたっているか | 保存した直後に見ている | 日を置いてから確かめる(Googleのヘルプでは、編集内容の審査は通常10分ほど、場合によっては最長で30日ほどかかる)。何度も保存し直すと、どの変更が反映待ちなのか分からなくなる |
| 2 | お客様の画面で見ているか | オーナーのアカウントでログインしたまま見ている | シークレットウィンドウや別のスマホで確かめる |
| 3 | URLに「?」以降の文字が付いていないか | 「?igsh=」「?utm_source=」「?s=」が付いている | 「?」から後ろを消して保存し直す(Facebookの「profile.php?id=」の形は、ユーザーネームの入ったURLに変える) |
| 4 | 短縮URLやリンク集のURLではないか | youtu.be、vt.tiktok.com、pin.it、リンク集サービスのURLを入れている | ブラウザでアカウントを開き、トップページのURLに入れ替える |
| 5 | SNSの種類と入力欄が合っているか | InstagramのURLを、プルダウンでFacebookを選んだ欄に入れている | プルダウンを選び直す。同じSNSを2つ登録しようとしていないかも見る |
| 6 | プロフィールそのものに問題が無いか | オーナー確認が終わっていない、管理画面に停止や制限の表示が出ている | オーナー確認を完了させる。停止の表示が出ている場合は、SNSより先にそちらを解決する |
Googleのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」には、リンクが承認されない場合や保存できない場合は、URLがリンク切れになっていないか、重複していないか、無効な形式でないか、サポート対象外のサービスのものでないかを確かめるよう書かれています。3番と4番は、登録したURLが自店のアカウントのトップページを指しているかを確かめるための項目です。
6項目の中で見落としやすいのは2番目です。ログインしたままの画面は、お客様の画面と違って見える場合があります。確認は、必ずログインしていない画面で行ってください。
6項目すべてに問題が無いのに、日を置いても表示されない場合は、Googleビジネスプロフィールのヘルプからサポートに問い合わせます。問い合わせる前に、保存した画面のスクリーンショットと保存した日付を残しておくと、状況を説明しやすくなります。
ソーシャルプロフィール欄そのものが管理画面に無い場合は、まず権限を確かめます。Googleのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」には、ソーシャルメディアのリンクは現在一部の地域でのみ利用でき、プロフィールによっては使えない場合があると書かれています。
この章のまとめ。反映されないときは、保存し直す前に「待ったか」「お客様の画面で見たか」を先に確かめます。そのうえでURLの形、プロフィールの状態の順に見れば、どこで止まっているかを1つずつ絞り込めます。
LINE公式アカウントなど、選択肢に無いSNSへの案内方法
ソーシャルプロフィールの選択肢に無いLINE公式アカウントなどは、Googleビジネスプロフィールに直接登録できません。代わりに、自社サイトとGoogleビジネスプロフィールの投稿を経由して案内します。
いちばん確実なのは、ウェブサイト欄に自社サイトのURLを入れ、そのサイトのトップページの目立つ場所に「LINEで友だち追加」のボタンを置く方法です。Googleマップからサイトを開いた人が、そのままLINEに進めます。ウェブサイト欄の設定の考え方はGBPに公式サイトを設定する手順で説明しています。
ウェブサイト欄にLINEの友だち追加URLやリンク集サービスのURLを入れる方法は避けてください。Googleの「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」では、実際のビジネスのウェブサイトとは異なるページへユーザーを送るURLは指定できないとされ、ソーシャルメディアに作ったページもこれに含まれています。
ビジネスの説明文にLINEのURLを書き込むのも避けます。Googleのヘルプ「ビジネス プロフィールを編集する」に、説明文にはURLやHTMLコードを含められないと書かれているためです。説明文には、URLではなく「LINEでご予約を受け付けています」のような文章だけを書き、リンクはサイトや投稿に置きます。
Googleビジネスプロフィールの投稿には、リンク付きの操作ボタンを追加できます。Googleのヘルプ「ビジネス プロフィールの投稿を作成、管理する」に、「最新情報」の投稿にリンク付きの操作ボタンを追加できると書かれています。友だち追加の特典を告知する投稿を作り、ボタンのリンク先にLINEの友だち追加ページを指定する方法もあります。投稿の作り方はGoogleマップ投稿機能の使い方を参考にしてください。
SNSを追加すると何が変わるか。効果の確かめ方
SNSを登録すると、Googleマップで店舗を見つけた人が、写真や雰囲気、最近の営業の様子を、店名で検索し直さずにSNSで確かめられるようになります。検索し直さずに済むので、名前の似た別の店舗のアカウントを開いてしまうことも減らせます。
Googleビジネスプロフィールには、営業時間や住所、メニューのような決まった情報が並びます。一方で、その日のおすすめや入荷の情報、スタッフの雰囲気、店内の混み具合の写真は、SNSのほうが伝えやすい情報です。Googleマップで候補を絞った人がSNSの投稿を見て来店を決める、という流れを作れるのがSNSを登録する意味です。
ただし、Googleのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」には、ソーシャルメディアのリンクのパフォーマンス指標やクリックの計測は現在提供していないと書かれています。そこで、次の3つを組み合わせて変化を見ます。
| 見る場所 | 見る数字 | 比べ方 |
|---|---|---|
| Instagramのインサイト | プロフィールへのアクセス数 | SNSを登録した日の前の4週間と後の4週間を比べる |
| Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス | 閲覧数、ルート、通話数、ウェブサイトのクリック | 同じ期間で比べ、プロフィール全体の動きとして見る |
| 来店時の聞き取り | 「何を見て来店されましたか」への答え | 「Googleマップ」「Instagram」「両方」に分けて、月ごとに数える |
比べるときは、同じ期間に投稿を増やした、キャンペーンを行ったなど、ほかの変化も一緒に記録しておきます。記録が無いと、数字が動いた理由をSNSの登録だけに結びつけてしまいます。パフォーマンスの見方はGoogleビジネスプロフィールのインサイトで見るべき数字で扱っています。
SNSからGoogleマップへの流れも使えます。Instagramのプロフィールや投稿で、Googleの口コミを書くページのリンクを案内すると、来店したお客様が口コミを書きやすくなります。
このとき、口コミを書くことを割引や特典の条件にしてはいけません。Googleの「禁止または制限されているコンテンツ」では、口コミの投稿と引き換えに割引や無料の商品などのインセンティブを提供する行為が禁止されています。お願いは任意の形にしてください。
来店後のアンケートから口コミの投稿を任意でお願いする流れを自分の店舗で回したい場合は、無料で始められる口コミ管理ツール(コレットラボが運営するRevipo)を使う方法もあります。
この章のまとめ。SNSの登録は、Googleマップで見つけた人が来店を決めるまでの確認を短くする作業です。効果は1つの数字では測れないので、登録日の前後4週間を、Instagramのアクセス数・プロフィールの反応・来店時の聞き取りの3つで比べます。
SNS連携でつまずく失敗と防ぎ方
SNSとGoogleビジネスプロフィールをつなぐときに起きる失敗は、URLの入れ場所、情報の食い違い、アカウントの持ち主の3つに分けられます。どれも登録した直後には気づきにくいので、最初の設定のときに防いでおきます。
ウェブサイト欄にInstagramを入れるのは、Googleのガイドラインに合わない
自社サイトを持たずInstagramで集客している店舗だと、ウェブサイト欄にInstagramのURLを入れたくなります。しかしGoogleのビジネス情報のガイドラインでは、実際のビジネスのウェブサイトとは異なるページへ送るURLは指定できず、ソーシャルメディアに作ったページもこれに含まれるとされています。
防ぎ方は、InstagramのURLをソーシャルプロフィール欄に入れ、ウェブサイト欄は空けておくことです。サイトが無いことで困る場面が出てきたら、店舗の基本情報とSNSへのリンクを載せた1ページだけのサイトを用意し、そのURLをウェブサイト欄に入れます。
臨時休業をSNSだけで告知すると、Googleマップの情報と食い違う
臨時休業や営業時間の変更をInstagramだけで告知し、Googleビジネスプロフィールの営業時間を変えないままにすると、2つの情報が食い違います。Googleマップで「営業中」と表示されているのを見て来店した人が、閉まった店舗の前で初めて休業を知ることになり、低評価の口コミにつながりかねません。
防ぐには、休業や時間変更が決まったら、SNSに投稿する前にGoogleビジネスプロフィールの営業時間(特別営業時間)を先に変える、という順番を決めておきます。更新の手順はGoogleマップの臨時休業の設定方法|1日だけなら特別営業時間で説明しています。
担当者の個人アカウントを登録すると、退職後に更新できなくなる
店舗のInstagramを担当者の個人アカウントで運用していたり、前の制作会社が作ったアカウントをそのまま使っていたりすると、担当者の退職や契約終了のあとにSNSを更新できなくなります。Googleビジネスプロフィールには更新の止まったアカウントのリンクが残り、お客様は最後の投稿の日付を見て、閉店したのかと思うかもしれません。
防ぐには、SNSのアカウントは店舗または会社のメールアドレスで作り、ログイン情報は共有せずに、Meta Business Suiteのビジネスポートフォリオなどで2人以上に管理の権限を付けておきます。登録済みのアカウントが個人のものだった場合は、店舗のアカウントを新しく作り、Googleビジネスプロフィールのリンクを差し替えます。Googleビジネスプロフィール側の権限の引き継ぎは退職前の安全な引き継ぎ手順を参考にしてください。
この章のまとめ。SNSのURLはソーシャルプロフィール欄だけに入れ、営業時間の変更はGoogleビジネスプロフィールを先に更新し、SNSのアカウントは店舗の名義で作る。この3つを決めておけば、登録したあとに起きる食い違いの大半を防げます。
載せるSNSの選び方と、連携ツールを入れる前の判断
SNSは、持っているアカウントを全部載せる必要はありません。載せる基準は、今も更新していて、見た人が店舗の様子を確かめられるかどうかです。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 月に1回以上投稿していて、店内や商品の写真がある | 載せる |
| アカウントはあるが、最後の投稿が数か月前で止まっている | 投稿を再開してから載せる。再開の予定が無ければ載せない |
| 店舗ごとにアカウントがあり、それぞれ投稿している | 各店舗のプロフィールに、その店舗のアカウントを載せる |
| 本部のアカウントだけで、全店の情報を投稿している | 各店舗のプロフィールに本部のアカウントを載せ、投稿に店舗名を入れる |
| 採用向けや代表者個人のアカウント | 来店を考えている人向けの情報ではないので、店舗のプロフィールには載せない |
SNSの投稿をGoogleビジネスプロフィールへ自動で流す連携ツールもあります。投稿を1か所で済ませられるのが利点で、店舗数が多く、店舗ごとに同じ内容を載せる場合は手間が減ります。
ただし、連携ツールを入れる前に知っておきたいことがあります。Instagram向けの文面(ハッシュタグの羅列や「詳しくはプロフィールのリンクから」)は、Googleビジネスプロフィールで読むと意味が通らないことがあります。
1店舗で週1〜2回の投稿なら、ツールの月額費用をかけるより、Googleビジネスプロフィール用に文面を書き換えて投稿するほうが合っている場合があります。ハッシュタグの扱いはGoogleビジネスプロフィールのハッシュタグと投稿文の作り方で扱っています。
URLの確認には生成AIも使えます。登録したいURLをまとめてAIに渡し、形の間違いを洗い出してもらう方法です。出発点のたたき台として次の依頼文を使い、あとはAIとやり取りしながら自店に合わせて調整してください。
次のURLを、Googleビジネスプロフィールのソーシャルプロフィール欄に登録します。
各URLについて、
・アカウントのトップページのURLか(投稿1件のURLではないか)
・「?」以降の追跡用の文字が付いていないか(Facebookは profile.php?id= ではなく facebook.com/ユーザーネーム の形か)
・短縮URLではないか
を確認し、修正後のURLを表にしてください。
[ここに登録したいURLを貼る]
AIが確かめられるのはURLの形だけです。そのアカウントが本当に自店のものか、今も更新されているかは、AIには分かりません。修正後のURLは、必ず自分でブラウザに貼って開き、自店のアカウントが表示されることを確かめてから登録してください。
この章のまとめ。載せるSNSは「今も更新しているか」で選び、多店舗では店舗ごとに投稿しているかどうかで、店舗と本部のどちらのアカウントを載せるかを決めます。連携ツールは、店舗数と投稿の回数を見てから入れるかどうかを判断します。
SNS追加でよくある質問
店舗用とスタッフ用、Instagramを2つ運用しています。両方載せられますか?
載せられるのは1つだけです。Googleのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」に、リンクはソーシャルメディアのプラットフォームごとに1つ追加できると書かれています。店舗用のアカウントを登録し、スタッフのアカウントは店舗用アカウントのプロフィールや投稿から紹介する形にすると、どちらにもたどり着けます。
登録したSNSを削除したのに、まだGoogleマップに表示されています
まず日を置いてから、ログインしていない画面で確かめてください。それでも残る場合は、同じ店舗のプロフィールが2つ存在していて、削除していない側のプロフィールが表示されている可能性があります。また、Googleのヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」には、一部のプロフィールではソーシャルメディアのリンクが自動で表示されることがあり、自動で追加されたリンクの削除を希望する場合は問い合わせるよう書かれています。重複の確かめ方と統合の手順は、Googleマップの重複を統合する手順で説明しています。
SNSのリンクを追加すると、Googleマップの順位は上がりますか?
SNSのリンクを追加しただけで順位が上がる、という説明はGoogleの公式情報にはありません。Googleはヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」で、地域検索の順位の要素として関連性・距離・知名度を挙げています。SNSの登録は順位のためではなく、見つけてくれた人が来店を決めやすくするための作業と考えてください。
自社サイトが無くInstagramだけで集客しています。ウェブサイト欄はどうすればいいですか?
ウェブサイト欄は空けたままにし、InstagramのURLはソーシャルプロフィール欄に入れてください。Googleのビジネス情報のガイドラインでは、ソーシャルメディアに作ったページのように、実際のビジネスのウェブサイトとは異なるページへ送るURLは指定できないとされています。LINEへの誘導などでサイトが必要になったら、店舗の基本情報を載せた1ページのサイトを用意して、そのURLを入れます。
今日のうちにできる最初の一歩として、パソコンのシークレットウィンドウで自店の名前を検索し、SNSのアイコンが出ているか、タップして自店のアカウントが開くかだけ確かめてください。SNSのほかに、プロフィール全体で更新が止まっている項目が無いかも見ておきたい方は、Googleビジネスプロフィール放置のリスクと月1回15分の更新手順を続けて読んでみてください。
SNSの登録はできても、営業時間の更新や投稿、口コミへの返信まで社内で続けるのは難しい、と感じた方もいるかもしれません。コレットラボでは、口コミへの返信と投稿の公開まで行うMEO対策・Googleマップ集客の代行をお受けしています。いまのプロフィールの状態を伺うだけでも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。
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