内部リンクは多すぎると逆効果|SEOで最適な数と貼る判断基準
この記事の要点
- 内部リンクに上限本数のルールはない。判断軸は関連性と偏り
- 貼りすぎのサインは5つ。本数ではなく貼り方で見分ける
- 効果が出ないのは数不足より「重要ページに集まっていない」から
内部リンクって、結局1ページに何本まで貼っていいのか。記事を書くたびに迷いますよね。
この記事では、内部リンクの本数をどう判断するか、貼りすぎているかをどう見分けるか、そして今あるページをどう直すかを、手順まで落として解説します。自社サイトやオウンドメディアを自分たちで運用している経営者・広報・Web担当の方に向けた内容です。読み終わる頃には、自社サイトのリンク方針をルールとして決められる状態を目指します。
なお、アンカーテキスト(リンクに設定する文字)の言葉選びそのものは内部リンクの貼り方|アンカーテキスト最適化の5ステップ手順で詳しく扱っています。この記事は「本数と配分の判断」に絞ります。
Contents / 目次
内部リンクは本数ではなく、関連性と偏りで判断する

結論から言います。内部リンクに「1ページ○本まで」という上限のルールはありません。本数が多いこと自体が、そのままマイナス評価になるわけではないからです。
ただし、無制限に貼っていいという意味でもありません。リンクを増やすほど、読者がどれを押せばいいか分かりにくくなり、1本あたりの存在感は薄まります。
これは「持ち時間30分の会議で、紹介したい人が3人なら1人10分、30人なら1人1分」と同じ話です。全員を紹介できても、誰も印象に残りません。
だから判断基準は本数そのものではなく、次の3つになります。
- 関連性:その文脈で読者が本当に次に読みたいページか。無関係なら1本でも多い
- 偏り:順位を上げたい重要ページに、リンクが集まっているか。全ページ均等はNG
- 深さ:トップページからできるだけ少ないクリック数でその重要ページにたどり着けるか
設置場所ごとに役割が違う。まずここを分けて考える
内部リンクを「1ページに何本」と一括で数えるから混乱します。設置場所ごとに役割が違うので、分けて管理するのが実務的です。
次の表は、私たちが自社サイトとクライアントサイトの運用で使っている社内の決めごとです。Googleが定めた基準ではありませんし、検索エンジンの評価を保証するものでもありません。読者の使いやすさを基準に決めています。
| 設置場所 | 主な役割 | 運用の考え方(自社の決めごと) |
|---|---|---|
| グローバルナビ | サイト全体の入口を示す | 5〜7項目に絞る。全ページに出るので増やすと読者が選びにくくなる |
| パンくずリスト | 現在地と階層を伝える | 全ページに1本ずつ。省略しない |
| 本文中のリンク | 読者の疑問をその場で解決する | 読者が疑問を持った位置に置く。ここが最もクリックされる |
| 記事末の関連記事 | 読み終わった後の回遊 | 3〜5本。自動表示なら関連度の設定を確認 |
| サイドバー・フッター | 共通導線・規約類 | 必要最小限。全ページ共通なので読者が押す場面は限られる |
優先順位。手を入れる順番は、本文中のリンクが最優先です。全ページに同じものが出るナビやフッターより、文脈に沿って置かれた本文中のリンクのほうが、読者にクリックされます。
内部リンクは何に効くのか。効かないことも整理しておく
内部リンクの働きは、大きく2つに整理できます。順番に見ていきましょう。
1. 新しいページを見つけてもらえる
検索エンジンのクローラー(サイトを巡回して情報を集めるプログラム)は、リンクをたどってページを移動します。GoogleはGoogle 検索の仕組みで、既知のページからのリンクをたどって新しいページを見つけると説明しています。どこからもリンクされていないページは、クローラーがたどり着く経路がその分だけ少なくなります。
公開したのにいつまでも検索結果に出てこない記事がある場合、まず疑うべきは中身より導線です。インデックス状況の確認方法はサーチコンソールで除外を確認する手順|未登録の直し方で解説しています。
2. ページ同士の関係を伝えられる
リンクは、そのページが何について書かれたページなのかを伝える手がかりになります。GoogleはSEO スターター ガイドで、リンクによって他のページを見つけてもらいやすくなること、そしてアンカーテキストがリンク先の内容を伝えることを説明しています。
逆に言えば、読んでほしいページにリンクが1本も集まっていなければ、そのページはサイト内のどこからも案内されていない状態です。記事を増やしても動きが出ないサイトの多くは、リンクの数が足りないのではなく、リンクが分散していて、どこにも集まっていません。
読者の回遊は増えるが、それ自体は順位の要因ではない
本文の途中に置かれたリンクは、読者が「これはどういう意味だろう」と思ったその瞬間に、答えのあるページが目に入ります。記事末までたどり着かなかった読者にも見てもらえる位置です。
ただし、直帰率や滞在時間そのものは検索順位の直接の要因ではありません。「回遊が増えたからSEOが上がる」とは書けません。回遊が増えて得られるのは、離脱していた読者から問い合わせや次の記事の閲覧を拾えることです。検索面で内部リンクが効くのは、あくまで発見されやすさとページ同士の関係が伝わることによってです。
効果が出ない貼り方もある
一方で、貼っても効きにくいリンクもあります。
- 全ページのフッターに一括で入れたリンク
- 本文の内容と関係のない一覧リンク
- 「詳しくはこちら」だけのアンカーテキスト
特に「こちら」「詳細はこちら」は、リンク先が何のページなのかが読者にも検索エンジンにも伝わりません。アンカーテキストは、リンク先の内容がその言葉だけで分かるように書くのが基本です。
内部リンクが多すぎるかどうかを見分ける5つのサイン

「多すぎ」は本数では判定できません。次の5つのうち2つ以上当てはまったら、貼りすぎか、貼り方が間違っています。
- 同じ段落に3本以上ある:1つの段落で3か所も別ページに誘導していると、読者はどれを読めばいいか分からず、結局どれも押しません
- アンカーテキストが同じ語ばかり:「SEO対策」など同一のキーワードで何本も貼っていると、読者には毎回同じ言葉が並ぶだけで、リンク先の違いが伝わりません
- スマホでリンクが隣接して並ぶ:指で押し間違えるほど近い場合、モバイルの使い勝手として問題になります
- 読者の疑問と関係ないページに飛ばしている:「ついでに読ませたい」で貼ったリンクは、ほぼクリックされません
- リンク先が重要ページに1本も向いていない:本数は多いのに、読んでほしいページには誰も送っていない状態です
本数そのものに正解はありません。判断するなら、1本ずつ「この位置で読者が疑問を持つか」を確認してください。読者が疑問を持たない位置に置いたリンクは、何本あってもクリックされません。
過剰なリンクがスパムと判断される境界線
「貼りすぎでペナルティを受けるのでは」と心配される方が多いのですが、関連性のあるリンクを普通に貼っている限り、その心配はほぼ不要です。問題になるのは、順位操作を目的にリンクを大量生成したケースです。
GoogleはGoogle ウェブ検索のスパムに関するポリシーで、掲載順位の低下や検索からの除外につながる手法をまとめています。順位操作を目的としたリンクの扱いもここに含まれます。判断に迷ったら、まずこの公式ページで現在の記載を確認するのが確実です。
判断のコツ。「読者のために貼ったか、順位のために貼ったか」を自分に聞いてみてください。後者だと即答できるリンクは、たいてい外したほうが読みやすくなります。
内部リンクの見直し手順。今日からできる5ステップ

ここからは実際の作業です。既存サイトを触る前提で、5ステップに分けて進めます。かかる時間は記事の長さやサイト構造で大きく変わるので、まず1本やってみて実測してください。
ステップ1. 集中させる重要ページを3つ決める
最初にやるのは、リンクを集める先を決めることです。サイト全体で3〜5ページに絞ってください。多くしすぎると、また分散します。
選び方の基準は次の3タイプです。ここから選ぶと、あとの作業がぶれません。
- 問い合わせにつながるサービスページ
- 検索ボリュームが大きいキーワードを狙った解説記事
- 複数の記事の親になるまとめページ
この「親ページに子記事からリンクを集める」構造は、トピッククラスターと呼ばれます。トピッククラスターとは、1つのテーマの中心となるページと、その周辺テーマを扱う複数の記事を相互にリンクでつないだ、まとまりのある構造のことです。設計の考え方はBtoB SaaSのSEOで商談を増やす|ニッチKW設計5ステップでも触れています。
ステップ2. 現状の本数を数える
感覚で判断せず、実際に数えてください。有料ツールがなくても、ブラウザの開発者ツールだけで確認できます。以下のコードを記事ページで実行すると、本文エリアの中にあるリンクを内部と外部に分けて数え、アンカーテキストとリンク先の一覧を表示します。
// 使い方
// 1. 調べたい記事ページをChromeで開く
// 2. F12(Macは option + command + I)で開発者ツールを開き、Consoleタブを選ぶ
// 3. 以下を貼り付けてEnter。プラグインも外部ツールも不要です
const target =
document.querySelector('.entry-content') || // [自社サイトの本文エリアのクラス名に変更]
document.querySelector('article') ||
document.querySelector('main');
if (!target) {
console.log('本文エリアが見つかりません。上のセレクタを自社サイトに合わせて変更してください。');
} else {
const links = Array.from(target.querySelectorAll('a[href]'));
const internal = links.filter(a => a.hostname === location.hostname);
const external = links.filter(a => a.hostname !== location.hostname);
console.log('本文中の内部リンク ' + internal.length + '本 / 外部リンク ' + external.length + '本');
// 内部リンクのアンカーテキストとリンク先を一覧表示
console.table(internal.map(a => ({
アンカーテキスト: a.textContent.trim().slice(0, 40),
リンク先: a.pathname
})));
}
つまずきやすいのは、本文エリアの指定です。テーマによってクラス名が違うため、0本と表示されたらセレクタを変えてください。ページを右クリックして「検証」を選び、本文を囲んでいる要素のクラス名を確認すれば分かります。
数えたら、記事ごとに「内部リンク本数」「重要ページへのリンク有無」をスプレッドシートに記録します。この一覧が、あとで効果を確認するときの出発点になります。
ステップ3. 本文中にリンクを足す位置を決める
リンクは「記事末にまとめて置く」のではなく、読者が疑問を持った直後に置きます。具体的には次の3か所です。
- 専門用語を初めて説明した直後(もっと詳しく知りたい人を逃がす)
- 「前提となる作業が済んでいる人向け」と書いた箇所(済んでいない人を該当記事へ送る)
- 本題から外れる周辺論点に触れた箇所(深追いせず別記事に委ねる)
アンカーテキストは、リンク先の記事タイトルをそのまま使うか、内容が分かるように短く言い換えます。「こちら」「この記事」は使いません。
文例をそのまま流用できる形で挙げておきます。「サイト全体の内部対策がまだ手つかずの方は、SEO内部対策チェックリスト|初心者がまず直すべき優先順位から先に確認してください」。このように、誰向けのリンクかを添えると読者が押しやすくなります。
ステップ4. 外すリンクを決める
足すだけでなく、削る作業もセットでやります。削る候補は次の3つです。
- クリックされていないリンク
- 関連が薄いリンク
- 同じページへの重複リンク
同じページに何本もリンクしている場合、原則として最初の1本を残します。読者にとっても、2回目以降のリンクはほぼ意味がありません。
削除済みページや移転したURLへのリンクが残っていると、読者はエラーページに突き当たります。この点検方法はリンク切れの直し方|無料ツールで見つけて直す3手順と点検術にまとめています。
ステップ5. AIにリンク候補を出させて、人が最終判断する
記事数が増えると、どこに何を書いたか人の記憶では追えなくなります。ここはAIに任せると一気に楽になります。ChatGPTやClaudeなど、普段お使いのチャット型AIで構いません。
渡す材料は2つだけです。自社サイトの記事タイトルとURLの一覧、そして今回リンクを足したい記事の本文。指示は作り込まなくて構いません。次のような短いたたき台から始めて、返ってきた内容を見ながら対話で詰めていくのが早いです。
あなたはSEO担当者です。これから渡す記事本文を読んで、内部リンクの設置候補を提案してください。
・自社サイトの記事一覧(タイトルとURL)を別途貼ります
・「本文のどの一文の直後に」「どの記事へ」リンクするかをセットで示してください
・アンカーテキスト案も添えてください(リンク先の内容が分かる言葉で)
・関連が薄いものは無理に出さず「候補なし」と答えてください
・候補は最大5件までに絞ってください
[記事一覧をここに貼る]
[記事本文をここに貼る]
AIの出力をそのまま使ってはいけません。人が確認するのは3点です。
- URLが実在するか:AIはそれらしいURLを作ってしまうことがあります。必ず開いて確認します
- その位置で読者が本当に迷うか:文脈が合っていないと、AIの提案でも読者は押しません
- 重要ページに向いているか:AIは関連性で選ぶため、ステップ1で決めた重要ページに寄せる調整は人の仕事です
キーワードに反応して自動でリンクを生成するプラグインは、記事数が多いサイトでは便利ですが、文脈を見ずに貼るため関連性の薄いリンクが量産されます。導入するなら、1記事あたりの上限本数を設定できるかを必ず確認し、公開前に人の目を通す運用にしてください。
内部リンクを整理すると何がどう変わるか
内部リンクの整理は、記事を新しく書くより先に効果が出ることがあります。すでにある資産のつなぎ方を変えるだけだからです。
変化として最初に現れるのは、インデックスの状況です。これまでどこからもリンクされていなかった記事にリンクが通ると、クローラーがたどれる導線ができます。反映までの期間はサイト規模や更新頻度で大きく変わるため、Search Consoleで実際の登録状況を追いながら確認してください。
次に現れるのが、重要ページの順位です。ここは数か月単位で見る必要があります。内部リンクは「今日直して明日順位が上がる」施策ではありません。
成果が出ているサイトの共通点
成果が出ているサイトを見ていると、内部リンクの扱いに共通点があります。3つ挙げます。
- リンク先の候補を「記事一覧シート」で管理していて、書くたびに探し回っていない
- 新記事を公開したら、必ず既存の関連記事側にもリンクを足している(片方向で終わらせない)
- 月に1回、重要ページに何本リンクが集まっているかを確認する時間を取っている
逆に言えば、この3つをやっていないサイトは、記事が増えるほどリンクが分散していきます。
工数は自社で測ってから計画する
全記事のリンク状況を洗い出す作業にかかる時間は、記事の長さ、サイト構造、テーマの作りで大きく変わります。他社の目安をあてにすると計画がずれるので、自社で測ってください。
測り方は簡単です。ステップ2のコードを使って、まず3記事だけ実際に洗い出し、1本あたりにかかった時間を記録します。その平均に記事数を掛ければ、自社サイトの全体工数が出ます。
そのうえで、1日で終わらせようとせず、週に何時間使えるかを決めて割り振るほうが続きます。運用フェーズに入れば、作業は新記事1本ごとのリンク追加と、月1回の点検だけです。
よくある失敗と回避法

現場でよく見かける失敗を4つ挙げます。どれも「やってはいけない」と知っていても起きるタイプのものです。
失敗1. 記事末の関連記事だけで済ませている
WordPressテーマの自動表示に任せて、本文中にはリンクを一切置いていないパターンです。テーマ機能があるので、やった気になりやすいのが厄介なところです。
結果として、最後まで読んだ人にしか回遊の導線が見えません。検索から来た読者の多くは途中で離脱するため、そもそも関連記事が目に入らないまま終わります。
回避法はシンプルで、本文中に最低3本の文脈リンクを入れるルールを、記事の公開チェック項目に加えることです。チェックリストに入れないと、忙しい時期に必ず抜けます。
失敗2. 新記事から古記事へ貼って満足する
新しく書いた記事から過去記事へリンクを貼るのは自然にできます。しかし逆方向、つまり過去記事から新記事へ貼る作業を忘れると、新記事はいつまでもリンクの少ないページのままです。
特に、サイト内外からリンクを多く集めている既存記事は、そこから新記事へリンクを1本通すだけで、クローラーがたどり着く経路が増えます。
回避法は、新記事の公開作業に「関連する既存記事2本に、この記事へのリンクを追加する」という工程を組み込むことです。リライトのタイミングでまとめてやる方法もあり、進め方は古いブログ記事のリライトで成果を出す5ステップと失敗例で解説しています。
失敗3. 孤立ページを放置している
孤立ページとは、サイト内のどのページからもリンクされていないページのことです。過去のキャンペーンページ、カテゴリー整理の途中で取り残された記事、外部から直接URLを共有しただけのページなどで発生します。
孤立ページはクローラーに見つけてもらいにくく、内容が良くても読まれません。しかも管理画面からは普通に見えるので、気づきにくいのが特徴です。
回避法は、四半期に1回、次の2つのURL一覧を突き合わせることです。手順まで書いておきます。
- サイト内の全URL一覧を作る。WordPressならXMLサイトマップ(
https://自社ドメイン/sitemap.xmlなど)を開き、記載されているURLをスプレッドシートに貼り付けます - リンクが通っているURL一覧を作る。Search Consoleの左メニューから「リンク」を開き、「内部リンク」の「その他のリンクを表示」でリンク数の一覧を表示して、エクスポートします
- 2つを突き合わせる。スプレッドシートで
VLOOKUPやCOUNTIFを使い、1にあって2に無いURLを抽出します。それが孤立ページの候補です
Search Consoleの内部リンク一覧はリンクが0本のページを表示しないため、この差分でほぼ拾えます。無料のサイトクローラーを使える方は、全ページを巡回させてリンク元が0件のURLを出す方法でも構いません。
失敗4. 同じアンカーテキストで貼り続ける
「SEO対策」のような同一キーワードで、サイト中から同じページへリンクを貼るパターンです。良かれと思ってやっている人が多いのですが、問題は読者側にあります。
毎回同じ言葉が出てくるため、読者はそのリンクを一度見た時点で「さっきと同じだ」と判断し、それ以降は押しません。文脈ごとに知りたいことは違うのに、案内の言葉が1種類しかない状態です。
回避法は、リンク先が同じでも、その文脈に合わせて言葉を変えることです。「内部対策のチェックリスト」「まず直すべき優先順位」のように、その段落で読者が知りたい角度に合わせて書き分けます。
実際に運用して見えた、内部リンクの限界と妥協点
ここからは、教科書には書かれない話をします。内部リンクの整理は効果のある施策ですが、万能ではありませんし、続けるのが難しい部分もあります。
元のコンテンツが弱いと、内部リンクでは救えない
内部リンクはあくまで「サイト内でどこが大事かを伝える」施策です。検索意図に答えていない記事にリンクを集めても、順位はほとんど動きません。
順位が伸びない原因が内部リンクなのか、記事の中身なのかを切り分けてから作業してください。切り分けの手順はブログが伸びない原因は検索意図のズレ|直す手順とチェックリストにまとめています。中身の問題なら、そちらが先です。
記事数が少ないうちは、優先度は低い
正直に言うと、記事数がまだ少ないサイトで内部リンクを細かく設計しても、体感できる変化は出にくいです。つなぐ先が少ないからです。
判断の目安は、記事数ではなく中身で決めてください。1つのテーマについて、親になるまとめページと、そこにつなぐ子記事が数本そろっているか。そろっていないなら、まだ設計する対象がない状態です。この段階では記事を書くほうに時間を使い、内部リンクは「関連する記事があれば1本貼る」程度で十分です。
外注するときに確認すべきこと
内部リンクの整理を制作会社に依頼する場合、見積もりの中身を必ず確認してください。「内部リンク最適化」という項目だけでは、何をやるのかが分かりません。
確認すべきは次の3点です。
- 全記事のリンク状況を洗い出す作業が含まれるか
- 実際の本文修正まで含むのか、提案だけなのか
- 納品後にどのくらいの頻度で見直すのか
この3つを聞いて曖昧な回答しか返ってこない場合は、プラグインを入れて終わりの可能性があります。
続かないのは、担当者ではなく仕組みの問題
内部リンクの整理が続かない一番の理由は、リンク先を探す時間がかかることです。記事を書き終えて疲れているときに、過去記事を検索して探す作業は、正直しんどいです。
だからこそ、記事タイトルとURLの一覧シートを作っておくことと、AIに候補を出させる仕組みを先に用意することをおすすめします。ここを整えておけば、作業は「候補を確認して選ぶ」だけになります。判断だけなら、疲れていてもできます。
内部リンクを増やしすぎるとペナルティを受けますか
関連性のあるリンクを普通に貼っている限り、本数が理由でペナルティを受けることはまずありません。問題になるのは、順位操作を目的に不自然なリンクを大量生成した場合です。判断に迷うときは、Googleのスパムに関するポリシーで現在の記載を確認してください。
内部リンクにnofollowを付けたほうがいい場面はありますか
通常の内部リンクにnofollowを付ける必要はありません。属性の正しい使い分けや、クロールさせたくないページの扱いは、GoogleのGoogle のリンクを特定するで現在の記載を確認してください。
画像にリンクを貼った場合も1本として数えますか
数えます。画像リンクには文字がないため、altを空にしていると何のリンクか読者に伝わりません。バナー画像でリンクする場合は、altにリンク先の内容を短く書いておいてください。altの書き方はGoogleのGoogle 画像検索に関するおすすめの方法で確認できます。
内部リンクを直したあと、効果はどこで確認すればいいですか
Google Search Consoleで、対象ページの表示回数とクリック数の推移を見ます。順位より先に表示回数が動くことが多いです。あわせて、修正した記事から重要ページへの遷移が発生しているかをアクセス解析で確認すると、リンクが実際に押されているか分かります。
まずは1記事だけ、リンクの本数を数えてみてください
今日できる最初の一歩は、アクセスの多い記事を1本開いて、本文中の内部リンクが何本あるか数えることです。そのうえで、1本ずつ「読者がこの位置で疑問を持つか」「重要ページに向いているか」を確認してください。1本も重要ページに向いていないなら、配分を変えるタイミングです。
そのうえでサイト全体の土台を点検したい方は、SEO内部対策チェックリスト|初心者がまず直すべき優先順位を次に読むと、内部リンク以外に手を付けるべき箇所も一度に整理できます。
記事数が増えてきて、どこから手を付ければいいか分からなくなっている。そんな状態でしたら、株式会社コレットラボ(大分・福岡を拠点にWeb集客とAI業務システム化を支援)にお声がけください。現状のサイト構造を一緒に整理するところからでも構いません。売り込みはしませんので、気軽にお話を聞かせてください。
無料相談
現状をお聞きし、優先順位を一緒に整理します。
予約する →