インスタのストーリーズの作り方|初心者向けの基本と装飾の考え方
この記事の要点
- ストーリーズは毎回ゼロから作らない。型を3つ用意して埋めるだけにする
- 装飾の要は色数と安全枠。画面の上下1割を空けるだけで読みやすさが変わる
- やりがちな失敗は5つ。文字が隠れる・色を足しすぎる等を本文で回避法まで解説
インスタのストーリーズ、なんとなく写真を上げてはいるけれど「毎回作るのが面倒」「なんだか素人っぽく見える」で止まっていませんか。
この記事では、インスタのストーリーズの作り方を、撮影から装飾、テンプレートの用意、ハイライトへの残し方まで、実際に手を動かせる順番で解説します。Canvaを使ったテンプレートの作り方や、2026年時点で押さえておきたいAIの使いどころ・使わない方がいいところにも触れます。
自社のインスタを担当している広報・営業の方や、店舗のオーナーさんに向けた記事です。読み終わる頃には、明日から使える「自社用ストーリーズの型」を3つ決められる状態を目指します。なお、ストーリーズからサイトへ誘導するリンクの貼り方は別テーマなので、そこだけ知りたい方はインスタのストーリーズにリンクを貼る手順と貼れない原因の対処法を先に読んでください。
Contents / 目次
ストーリーズの作り方は「型を3つ作る」だけで9割解決する
結論から言います。ストーリーズが続かない・見栄えしない原因は、センスではなく毎回ゼロから作っているからです。やることは、型(テンプレート)を3つ作って、あとは中身を差し替えるだけにすることです。
ストーリーズとは、投稿してから24時間で自動的に消える縦型の投稿形式のことです。消えるからこそ、作り込みよりも「頻度」と「反応のしやすさ」が効いてきます。作り込んで月に数本しか出せないより、短時間で無理なく続けられる形にする方が、運用としては現実的です。

そのうえで、押さえるべきポイントは次の3つです。
- 型を3つ用意する:「お知らせ」「中身の紹介」「人が出るもの」の3種類だけ作れば、日々の投稿はほぼ埋まります
- 装飾は色2色・フォント2種まで:装飾を足すほど素人っぽくなります。減らす方が難しく、そして効きます
- 残すものはハイライトに入れる:24時間で消えるからこそ、資産にしたい内容だけプロフィールに残します
作り方の選択肢は大きく3つあります。どれが正解ということはなく、目的と手間のかけられ方で選びます。
| 作り方 | 向いている用途 | 手間の目安 | 限界・注意点 |
|---|---|---|---|
| アプリ内だけで作る | 日常の様子、リアルタイムのお知らせ | もっとも軽い | フォントや色の自由度が低く、統一感を出しにくい |
| Canvaなどのテンプレートで作る | 告知、募集、実績紹介、価格改定のお知らせ | 型があれば軽い | 作り込みすぎると広告っぽくなり、反応が落ちやすい |
| 動画編集アプリで作る | 商品紹介、施工事例、before/after | もっとも重い | 毎日は続かない。月数本の勝負ネタに限定するのが現実的 |
最初にやること。この3つを全部やろうとせず、まず「アプリ内だけで作る」を週3本、「テンプレートで作る」を週1本と決めてください。運用のリズムが決まってから、動画を足す順番が挫折しにくいです。
インスタのストーリーズの作り方。初心者向けの基本5ステップ
ここからは実際の手順です。スマホだけで完結します。画面の名称やボタンの位置はアプリの更新で変わることがあるため、最新の表記はInstagramヘルプセンター「ストーリーズをシェアする」で確認しながら進めてください。
ステップ1。1本=1メッセージに絞る
作り始める前に、その1本で伝えたいことを1つだけ決めます。「新メニューが出た」「今週は木曜が休み」「この道具、実はこう使う」のように、口に出して一言で言えるところまで削ります。
ここが決まっていないと、写真を選んだあとに文字を足し、スタンプを足し、結局何が言いたいのか分からない1本ができあがります。現場で一番多いのが、この「決めずに作り始める」パターンです。
ステップ2。9:16の縦画面と「安全枠」を意識して素材を選ぶ
実際に投稿するときの操作は、次の順番です。
- Instagramアプリを開き、ホーム画面左上の「+」またはプロフィール画像をタップする
- 投稿の種類から「ストーリーズ」を選ぶ
- その場で撮影するか、画面下に並ぶカメラロールから写真・動画を選ぶ
- 画面上部に並ぶアイコンから、文字(Aa)・スタンプ・お絵かきを選んで載せる
- 文字やスタンプは、指でドラッグして位置を決め、二本指で大きさを変える
- 下部の送信先の選択に進み、「ストーリーズ」を選んで投稿する
ストーリーズの画面比率は9:16の縦長です。写真アプリで撮った横向きの写真をそのまま使うと、上下に大きな余白ができて間の抜けた見た目になります。
もう1つ大事なのが安全枠です。画面の上部にはアカウント名などの表示、下部には返信欄などのボタンが重なるため、画面の上下の端には文字を置かないのが基本です。重なる範囲は端末や表示によって変わるので、自分のスマホで実際に投稿して、どこまで隠れるかを一度確かめてください。
覚え方はこれだけで十分です。「画面の上端と下端には文字を入れない」。文字が返信欄に隠れて読めない、というのは初心者にもっとも多い失敗です。
ステップ3。装飾は色2色・フォント2種で止める
文字の装飾は、盛るほど良くなるものではありません。実際に見やすいストーリーズは、使っている色もフォントも驚くほど少ないです。次のルールをそのまま使ってください。
- 色は2色まで:ベース色(白または黒)+自社の色1つ。3色目を足したくなったら、文字サイズの大小で差をつけて代用します
- フォントは2種まで:見出し用に太いもの1つ、本文用に読みやすいもの1つ。おしゃれな手書き系は見出しだけに使います
- 文字数は1画面25文字以内:読ませるのではなく、目に入るサイズにします。長い説明は2枚に分けます
- 写真の上に文字を置くときは読める状態にする:文字の色を写真と対比させるか、写真を少し暗くします。読めない文字は装飾ではなくノイズです
自社の色が決まっていない場合は、ロゴかホームページから1色だけ選んでカラーコード(#1A3A6Aのような色の番号)をメモしておきましょう。毎回同じ色を使うだけで、フォロワーから見たときの印象がそろいます。
ステップ4。スタンプで「反応する場所」を1つ作る
ストーリーズは、見られた数だけを追いかけないでください。返信やスタンプへの反応は、そのまま次のやり取りにつながるので、閲覧数よりも実務的な価値があります。
そこで、1本に「反応できる仕掛け」を1つ入れます。仕掛けを増やすほど押してほしい場所が分散するので、まずは1つに絞るところから始めてください。使えるスタンプの種類と最新の名称はInstagramヘルプセンター「ストーリーズにスタンプを追加する」で確認できます。
| 使うスタンプ | 向いている場面 | そのまま使える文面例 |
|---|---|---|
| アンケート | 意見を聞く、次の企画を決める | 次に紹介してほしいのはどっち/A・B |
| 質問 | DMのきっかけを作る | ◯◯で困っていることを匿名で送ってください |
| クイズ | 知識系の内容、豆知識の紹介 | この作業、実際にかかる時間は? |
| カウントダウン | イベント、募集締切、新商品の発売 | 受付終了まであと |
| リンク | サイト・予約ページへの誘導 | 詳しくはこちら(リンク先を明記する) |
受け取ったメッセージは、DMの受信箱だけでなくメッセージリクエストの一覧も開いてください。片方しか見ていないと、問い合わせを丸ごと取りこぼすことがあります。週に1回は確認する日を決めておきましょう。
ステップ5。投稿前に7項目チェックして、下書きで寝かせる
投稿ボタンを押す前に、次のチェックリストを通します。慣れれば10秒で終わります。
- 上下の安全枠:画面の上下の端に文字がかかっていないか
- 音:動画の場合、音が出なくても内容が伝わるか(音を消したまま見る人もいます)
- 色数:色が3色以上になっていないか
- 誤字と社名:取引先名・商品名の表記が正しいか
- 反応の仕掛け:スタンプが1つ入っているか
- 次の行動:見た人が何をすればいいか書いてあるか
- 写り込み:他のお客さまの顔、名札、書類、モニターの中身が写っていないか
特に最後の写り込みは、現場で一番怖い失敗です。飲食店や事務所の日常を撮ると、後ろのモニターに取引先名が映っていた、という事故が起きます。投稿前に画面を拡大して背景を1回見る、これを習慣にしてください。
投稿する時間帯を選びたいときは、素材と文言だけ先に用意しておき、見られやすい時間になってから投稿するのが確実です。投稿する時間の決め方はBtoBのSNS投稿時間の決め方と勝ち時間の見つけ方で詳しく整理しています。
Canvaでのインスタのストーリーズの作り方とテンプレートの作り方
テンプレートを使うなら、Canvaが現実的な選択肢です。Canvaとは、ブラウザやスマホアプリ上でドラッグ&ドロップでデザインを作れるツールのことで、ストーリーズ用の縦型サイズがあらかじめ用意されています。

作成から投稿までの流れはCanva公式のインスタグラムのストーリーズの作り方ページにまとまっています。既成のデザインから選びたい場合はCanvaのインスタストーリーテンプレート一覧から探せます(2026年8月1日時点)。
既成テンプレートを使うときの選び方
テンプレートは、かわいさや華やかさで選ばないでください。選ぶ基準は「文字の入る場所が広いか」の1点です。
装飾が細かいテンプレートほど、自社の情報を入れた瞬間に窮屈になります。実際に、飾り枠が多いテンプレートを選んでしまい、伝えたい文言が入りきらずに文字を小さくして読めなくなる、という流れが本当によく起きます。
探すときは「シンプル」「余白」といった言葉で絞り、写真1枚と文字だけで成立するものを3つほどお気に入りにしておけば十分です。
自社のテンプレートの作り方。3種類だけ作る
ここが本題です。既成テンプレートを毎回探すのは時間の無駄なので、自社用の型を3つ作って複製して使います。作る手順は次の通りです。
- Canvaでストーリーズ用の新規デザインを作る(縦型のサイズが用意されています)
- 上下の端にガイド用の帯を置き、そこに文字を入れないと決める(作業が終わったら帯は消します)
- 自社の色1つとフォント2種を決めて、実際に配置する
- ロゴを右下または左下に小さく固定する(毎回同じ位置に置くのがコツです)
- 次の3種類を作り、それぞれ名前を付けて保存する
- 型A・お知らせ用:上に見出し1行、中央に写真、下に日付や場所。休業案内、新商品、イベント告知に使います
- 型B・中身紹介用:写真を全面に敷き、左上に短い一言だけ。作業風景、仕込み、現場の様子に使います
- 型C・言葉だけ用:背景を自社色1色にして、大きな文字だけ。お客さまの声、ちょっとした知識の共有に使います
あとは使うたびにデザインを複製して、写真と文字を差し替えるだけです。この状態まで持っていければ、素材さえあれば短時間で1本作れるようになります。
担当者が1人でも共有設定にする。テンプレートは必ず、他の人も開ける場所に置いてください。担当者のスマホの中だけにあると、その人が辞めた瞬間に運用が止まります。引き継ぎの型づくりはSNS運用の属人化を解消する引き継ぎノートと投稿テンプレの作り方にまとめています。
3枚1セットの台本テンプレート
ストーリーズは1本で完結させず、3枚セットで組み立てると、フック・中身・お願いの役割を分けられます。そのままコピーして使える台本の型を置いておきます。
【ストーリーズ3枚セット 台本テンプレート】
1枚目(フック・3秒で判断される)
文言例「[よくある困りごと]、実はこれが原因かもしれません」
装飾 写真は全面/文字は中央より少し上/25文字以内
2枚目(中身・見せる)
文言例「うちでは[具体的なやり方]でやっています」
装飾 手元や現場の写真/文字は3行まで/数字を1つ入れる
3枚目(行動・1つだけ頼む)
文言例「気になった方は質問スタンプからどうぞ」
装飾 スタンプは1つだけ/リンクを貼る場合は行き先を明記
※[ ]は自社の言葉に置き換えてください
※3枚とも画面の上下の端には文字を置かない
ストーリーズのハイライトの作り方と、並べる順番の決め方
ハイライトとは、投稿したストーリーズをプロフィール上に残しておける機能のことです。24時間で消える性質を打ち消せるので、初めて訪問した人向けの案内板として使います。表示される場所や見え方はアプリの更新で変わるため、実際の自社プロフィールを開いて確認してください。
作る流れは次の順番です。設定項目の正確な名称と場所はアプリ更新で変わるため、Instagramヘルプセンター「ストーリーズハイライトを作成する」で最新の表記を確認するのが確実です。
- プロフィール画面からハイライトを新規作成する
- 残したいストーリーズを選ぶ
- 名前とカバー画像を設定する
最初に作るハイライトは4つでいい
ハイライトを10個以上並べているアカウントを見かけますが、いくつまでが一目で見えるかは端末や画面幅で変わります。並べすぎると後ろのものは横スクロールしないと届かないので、初めて訪れた人の疑問に答える順番で、まず4つに絞って並べます。
- はじめまして:何をしている会社・お店か、誰に向けているか
- メニュー/サービス:商品や料金の考え方、対応できる範囲
- お客さまの声:感想、施工前後、実際の使われ方
- よくある質問:営業時間、駐車場、対応エリア、納期など
ハイライト名は短くしてください。長い名前は表示しきれずに途中で切れるので、実際の画面で読めるかどうかを自分の目で確認するのが確実です。カバー画像は、自社色の背景に白いアイコンや文字を置いたものを4枚まとめて作れば、見た目が一気にそろいます。
ハイライトは作って放置されがちです。営業時間や価格の考え方が変わったのに古いストーリーズが残っていると、間違った情報を毎日案内していることになります。3か月に1回、中身を開いて確認する日をカレンダーに入れておきましょう。
よくある失敗と回避法。現場で本当に多い5パターン
ここからは、実際に企業アカウントを見ていて頻繁に出会う失敗をまとめます。どれも直し方は難しくありません。

失敗1。文字が返信欄やアカウント名に隠れる
パソコンやCanvaの編集画面では完璧に見えていたのに、実際のアプリで見ると下の文字が返信欄に重なって読めない、というパターンです。編集画面には返信欄が表示されないため起きます。
回避法はシンプルで、作ったら必ず自分のアカウントに一度投稿し、自分のスマホで実際の見え方を確認することです。確認して問題があれば、その場で削除して作り直せます。手間は30秒です。
失敗2。フィード投稿をそのままシェアして終わる
通常のフィード投稿をそのままストーリーズに流すだけ、という運用です。楽なのですが、フォロワーからすると同じものを2回見せられているだけなので、飛ばされます。
シェアすること自体は悪くありません。問題は「見てね」の一言しか添えないことです。シェアするなら、その投稿を作った理由や、書ききれなかった裏側を1〜2行足してください。それだけでストーリーズ側にも見る理由ができます。
失敗3。装飾を足しすぎて何を言いたいか分からない
GIFスタンプを5個、絵文字を10個、フォントを4種類使って、結果的に読みにくくなっているケースです。作っている本人は楽しいので気づきにくい、という点でやっかいな失敗です。
回避法は、作り終わってから「引く」工程を1つ入れることです。スタンプを1つ消す、フォントを1種類に統一する、これだけで見違えます。迷ったら消す、を判断基準にしてください。
失敗4。宣伝ばかりで見る理由がなくなる
キャンペーン告知、新商品、セール、また告知、と並ぶと、フォロワーは静かに離れていきます。ストーリーズは押しつけがましさが伝わりやすい場所です。
10本のうち宣伝は2本まで、と先に決めてしまうのが確実です。残りは、反応をもらう内容(アンケートや質問)と、役に立つ内容(使い方、豆知識、現場の様子)に配分します。この比率を運用ルールとして紙に書いておくと、担当者が変わっても崩れません。
失敗5。反応を見ずに同じことを続ける
閲覧数だけを見て「今日は少なかった」と一喜一憂しているケースです。見るべきは、どの1枚で見るのをやめられたか、という離脱の位置です。
3枚セットで出したなら、1枚目と2枚目の閲覧数を自分で並べて比べてください。ここが大きく落ちているなら、1枚目のフックが弱いということです。逆に最後まで見られているのにリンクが押されないなら、行動の頼み方が弱い、と判断します。数字は評価するためではなく、次の1本を直すために見ます。
AIはどこまで使っていいか。任せる範囲と人がやる範囲の線引き
結論から言うと、2026年時点でAIに任せていいのは「たたき台づくり」と「作業の下ごしらえ」までです。投稿そのものをAIに全部作らせると、その会社にしか書けない具体が抜け落ちます。

AIに任せていい作業
使いどころを間違えなければ、AIはストーリーズ運用の負担をはっきり減らします。任せて問題が起きにくいのは次の作業です。
- ネタ出し:「今週の投稿ネタを10個」と頼み、その中から自社で本当に言えるものだけを選ぶ
- 文言の言い換え:自分で書いた長い文章を「25文字以内、ストーリーズ用に」と短くしてもらう
- アンケートの選択肢づくり:質問文とAB案のたたき台を出してもらう
- ハイライトの構成整理:自社の事業内容を渡して、初訪問者が知りたい順に並べ替えてもらう
- 装飾の下ごしらえ:背景画像やあしらいの素案を作らせ、色だけ自社色に直す
頼み方は凝らなくて大丈夫です。今のAIは、ざっくり伝えれば足りない前提を自分で聞き返してくれます。出発点として、次のくらいの短い指示から始めて、あとは対話で詰めるのが早いです。
【たたき台にするだけの短い指示】
あなたは[業種を入力]のインスタ運用担当です。
次の材料からストーリーズ3枚分の文言を作ってください。
・伝えたいこと:[一言で入力]
・見てほしい人:[既存客/新規/採用候補 など]
・1枚あたり25文字以内、専門用語は使わない
・3枚目は質問スタンプで反応をもらう形にする
材料:[自社の実際の出来事・数字・お客さまの言葉を貼る]
※出てきた案は、そのまま使わず自社の言い回しに直します。
※足りない情報があれば先に質問してください。
ポイントは、材料に「自社の実際の出来事」を入れることです。ここが空だと、どこにでもある当たり障りのない文言しか返ってきません。逆に、現場のメモをそのまま貼ると、驚くほど使える案が出てきます。
人がやらないといけない作業
一方で、AIに任せると事故になる部分がはっきりあります。次の3つは必ず人が確認してください。
- 事実の確認:営業時間、価格、在庫、キャンペーンの条件。AIは平気で「それらしい数字」を書きます
- 言い回しの最終判断:自社のお客さまに対して失礼でないか、大げさになっていないかは人にしか判断できません
- 写真と動画の選定:写り込み、個人情報、他社のロゴのチェックは目視以外に方法がありません
AIで文言を量産しても、その会社にしか書けない具体が抜け落ちると、読む理由のない投稿になります。この構造は生成AIのSNS投稿量産で読まれない本当の原因とAI・人の線引きで詳しく書いています。
現場で正直に感じている限界
ここは率直に書きます。ストーリーズは、テンプレートを整えて装飾を統一しただけでは、劇的には伸びません。伸びる会社に共通しているのは、現場の人が普通に働いている様子を、飾らずに出し続けていることです。
そして、これは外注しづらい部分でもあります。デザインやテンプレート作成、投稿の設計は外に出せますが、「今日の仕込み」「今日の現場」を撮るのは社内の人にしかできません。ここを丸ごと外注しようとすると、素材待ちで運用が止まります。
だから現実的な線引きは、型づくり・ハイライト設計・分析は外部と一緒にやり、日々の撮影と投稿は社内でやる、という形になります。この分担を最初に決めておかないと、「更新が止まったのは誰のせいか」で揉めます。
続けたときに何が変わるか。数字での考え方
ストーリーズを型にして続けると、まず変わるのは「投稿にかかる時間」です。毎回ゼロから作る状態から、写真と文字を差し替えるだけの状態になれば、同じ時間で出せる本数が増えます。この時間の削減が、続けられるかどうかを決めます。
成果の見え方は、フォロワー数ではなく行動の数で捉えるのが実務的です。持っておきたいのは「見られた数×反応した割合=行動の数」という式だけです。
やることは単純で、自社のインサイトを開き、1本あたり何人が見て、そのうち何人がリンクを押したかを実際に数えます。数えた結果は月ごとにメモしておきます。
見られる割合も押される割合も業種や投稿内容で大きく変わります。他社の数字を目安にしても自社の判断材料にはならないので、比べる相手は先月の自社にしてください。
この式が頭に入っていれば、どこを改善すべきかが分かります。見られる数が少ないなら投稿頻度と時間帯、反応が少ないなら1枚目の作り方と頼み方、という具合です。1か月続けたあとに同じ計算をして、前月と比べるだけで十分に運用の判断材料になります。
投稿してもリーチが伸びないと感じている場合は、ストーリーズ単体ではなくアカウント全体の見られ方に原因があることも多いです。その場合はInstagramで伸びない原因と今日から直す最新アルゴリズム対策もあわせて確認してみてください。
成功している会社の共通点。派手なデザインではなく、「毎週決まった曜日に、決まった型で出している」ことです。見る側に習慣ができると、少ない本数でも反応が積み上がります。
よくある質問
ストーリーズは1日に何本まで投稿していいですか
まずは1日1〜3本から始めてください。上限が決まっているわけではありませんが、一度にまとめて出すと最後まで見てもらいにくくなります。1日に多く出したい日は、朝と夕方に分けて出す方が現実的です。
ストーリーズが投稿できない・アップロードに失敗するときは
まず通信環境を確認し、アプリを再起動してください。それでも直らない場合は、次の順に試します。
- アプリを最新版に更新する
- 端末の空き容量を空ける
- 動画を短くする
一時的な不具合のこともあるので、時間を置いてから投稿し直すのも有効です。
ハイライトの表紙だけあとから作り直せますか
作り直せます。プロフィール画面のハイライトを長押しして編集に進むと、カバー画像と名前を変更できます。中身のストーリーズを選び直す操作も同じ画面から行えます。項目の名称や位置はアプリの更新で変わることがあるので、迷ったときはInstagramヘルプセンター「ストーリーズハイライトを作成する」で最新の手順を確認してください。
フォロワーが100人以下でもストーリーズをやる意味はありますか
あります。ストーリーズは新規獲得より、すでにつながっている人との関係づくりに効く機能だからです。フォロワーが少ないうちは、既存のお客さまや取引先に「今どんな会社か」が伝わるだけで十分な価値があります。新規を増やしたい場合はリールと役割を分けて考えてください。
テンプレートは無料のもので足りますか
足ります。無料のテンプレートでも、自社の色とフォントを決めて使い回せば十分に統一感は出ます。有料プランに何が含まれるかは変更されることがあるので、検討する場合はCanvaの料金ページで最新の内容を確認してください。
まずは型を1つ作るところから
今日できる最初の一歩は、スマホでこの記事のステップ3を開いて、自社の色を1つとフォントを2種類だけ決めることです。それだけで、次のストーリーズから見た目が変わります。次に読むなら、ストーリーズから予約ページや資料へつなげる方法をまとめたインスタのストーリーズにリンクを貼る手順と貼れない原因の対処法が実務的です。
ここまで読んで「型は分かったけれど、社内で続ける仕組みまで作るのは難しそうだ」と感じた方は、一度お話を聞かせてください。コレットラボのInstagram運用支援では、無料のアカウント診断から、テンプレートとハイライトの設計、社内で回せる運用ルールづくりまで一緒に整理しています。まずは現状を見てもらうだけでも大丈夫です。Instagram運用支援の詳細はこちらからご覧いただけます。
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