大分のSEO対策の外注先|内部SEO代行の範囲と費用の見方
この記事の要点
- 内部SEO代行は診断と実装を外へ、更新を社内に残すのが基本形
- 見積もりは金額でなく月の想定稼働時間に割り戻して比べる
- 契約前に決める項目は8つ。権限と実装担当と納品物の定義を書面に
大分でSEO対策を外注するなら、内部対策のうち「診断」と「実装」を外に出し、「更新」を社内に残すのが基本形です。そして見積もりは、総額ではなく「月に何時間動くか」に割り戻して比べます。同じ月20万円の提案でも、稼働20時間の会社と10時間の会社では、動く時間そのものが違います。
この記事は、大分市や県内で事業をしていて、SEO対策をどこに・いくらで・どこまで任せるかを決める立場の方(経営者、役員、院長、施設長)に向けて書いています。読み終わる頃には、見積もりを3社並べて比べる基準と、契約前に書面で決めておく8項目が手元にある状態を目指します。
扱うのは「外注するときの分担と費用の見方」です。自社で内部対策を進める手順は大分のSEO内部対策の土台づくり手順に、会社選びそのものの判断軸は大分のSEO対策会社の選び方にまとめてあるので、そちらが目的の方は先にどうぞ。
Contents / 目次
内部SEO代行に任せる範囲。診断と実装は外、更新は社内
内部SEO代行に出すべきなのは、専門の知識と作業時間が要る「診断」と「実装」です。逆に社内に残すべきなのは「毎月の更新」です。ここを逆にすると、費用が跳ね上がったうえに成果も出にくくなります。
内部SEO対策とは、自社サイトの中身を検索エンジンとユーザーの両方に伝わる形に直す作業のことです。タイトルや見出しの付け方、内部リンクのつなぎ方、表示速度、サイトマップ、重複ページの処理などが含まれます。サイトの外側で被リンクを集める外部対策とは別の話です。違いが曖昧な方はSEO内部対策と外部対策の違いと手を付ける順番を先に読むと、この先の見積もりが読みやすくなります。
内部対策の仕事を4つに分けると、外に出す境目がはっきりします。
| 作業の中身 | 外に出すか | そう判断する理由 |
|---|---|---|
| 診断(どこが悪いかの洗い出し) | 外に出す | Search Consoleの数字と実際のページの両方を突き合わせる作業。自社だけだと見落としが残る |
| 設計(どのページをどの検索語に当てるか) | 外と社内で一緒に | 商品の強みと客層の情報は社内にしかない。外注先だけで決めると的が外れる |
| 実装(タイトル・見出し・内部リンク・表示速度・301リダイレクト) | 外に出す | CMSとテーマの知識が要る。触る人を1人に決めないと戻せなくなる |
| 更新(お知らせ・施工実績・症例・記事) | 社内に残す | 毎月の材料は現場にしかない。全部外注すると1本あたりの費用がかかり続ける |
境目の決め方。「その作業を止めたとき、来月から困るか」で分けてください。診断と実装は一度やれば数か月効きます。更新は止めた月からサイトが古くなります。止めると困るものほど、社内でできる形にしておくほうが安全です。
社内に残す作業がどこまで現実的かは、更新できる人が何人いるかで変わります。担当が1人しかいない会社なら、記事は月1本でいいので社内、その代わり実装は全部外、という割り切りが現実的です。SEO内部対策の代行で自社に残す作業の線引きでは、この配分をもう少し細かく分けています。
この章の結論です。提案書を受け取ったら、まず上の4分類のどこに費用が乗っているかを塗り分けてください。「更新」に費用の大半が乗っている提案は、契約が続く限りお金がかかり続ける形になっているので、その前提で判断することになります。
見積もりの読み方。SEO対策の費用が変わる5つの条件
SEO対策の費用は「サイトの規模」だけで決まりません。実際に見積もり額を動かすのは、次の5つです。ここを揃えずに複数社の金額だけ並べても、比べたことになりません。
- ページ数と構造:10ページの会社案内サイトと、200ページある施工実績サイトでは、診断と改修の工数が大きく変わります
- CMSの種類:WordPressなら管理画面とプラグインで済む作業が、独自システムやカート系サービスだと実装できない・別費用になることがあります
- 実装まで含むか:指示書を作るだけか、CMSに入って反映まで行うか。ここが最も金額を動かします
- 記事を何本書くか:記事制作は1本単位で積み上がるため、月額の大半が記事費用ということも起こります
- 既存の不具合の量:リニューアル直後で301リダイレクトが抜けている、同じ内容のページが複数あるといった状態だと、初月にまとまった作業が発生します
総額ではなく「月に何時間動くか」に割り戻す
見積もりを比べる一番確実な方法は、月額を想定稼働時間で割ることです。これだけで、同じ金額の提案の中身の差が見えます。
たとえば月20万円の提案が2社から来たとします。A社は「月20時間稼働」、B社は「月8時間稼働」。時間単価に直すとA社は1万円、B社は2.5万円です。どちらが良いとは言い切れません。B社の8時間が技術責任者の手であれば、A社の20時間より速く直ることもあります。大事なのはこの差を知ったうえで契約するか、知らずに契約するかです。
見積書に稼働時間が書かれていないことのほうが多いです。その場合は「月の想定稼働時間を教えてください」と一度聞いてください。即答できない、あるいは「作業量によります」としか返ってこない相手は、社内でも工数を管理していない可能性があります。
料金体系は4つ。どれが向いているかは状況で決まる
費用の出し方には大きく4通りあります。それぞれ向く状況と、契約前に聞くことが違います。
| 体系 | 向いている状況 | 契約前に聞くこと |
|---|---|---|
| 月額固定 | 継続して直す箇所があり、予算を年間で組みたい | 月の想定稼働時間。作業しなかった月の扱い。最低契約期間 |
| スポット(診断のみ・改修一括) | まず現状を知りたい。予算を単発で確保した | 納品物が報告書だけか、実装まで含むか。実装が別なら概算 |
| 成果報酬 | 対象の検索語が明確で、月次の変動を受け入れられる | 対象キーワードの一覧。社名・店名を対象から外せるか。課金の判定方法 |
| 時間単価 | 社内に判断できる人がいて、必要なときだけ頼みたい | 最低発注時間。作業報告の粒度。緊急対応の割増 |
費用の相場は、会社によっても案件によっても大きく開きます。同じ「SEO対策」という言葉の中身が会社ごとに違うからです。だからこそ、金額ではなく上の5条件と稼働時間で比べてください。
初期費用と月額は分けて出してもらう
初回はサイト全体の調査と設計でまとまった作業が発生します。これを月額に溶かし込むと、半年後に「もう直すところが無いのに同じ金額を払い続ける」状態になりがちです。
依頼するときは「初期の調査・設計と、毎月の運用を分けて見積もってください」と一言添えてください。分かれていれば、初期だけ頼んで実装は自社、という判断もできますし、半年後の継続判断もしやすくなります。
この章の結論です。見積もりを比べる軸は3つだけです。月の想定稼働時間、実装まで含むかどうか、初期と月額が分かれているかどうか。この3つが揃っていない見積もりは、比較の土俵に乗せる前に質問を返してください。
発注までの5ステップ。社内の書き出しから最初の3か月まで
外注先を決めるまでの流れを、実際に手を動かせる形で分解します。全部で5ステップ、社内の作業は合計3時間ほどで終わります。
ステップ1。社内にあるものを先に書き出す
最初にやるのは、依頼する前の材料集めです。これが無いまま相談すると、どの会社も「まず調査しましょう」から始まり、初期費用が積まれます。次の6点を書き出してください。
- サイトのURLと、使っているCMS(WordPressか、制作会社の独自システムか、サービス名)
- Google Search ConsoleとGoogle アナリティクス(GA4)が設置されているか。設置されている場合、管理権限を持っているのは誰か
- CMSの管理画面に入れる人が社内に何人いるか。その人が月に何時間使えるか
- 問い合わせや予約を増やしたいページのURL(トップではなく、実際に申し込みが起きるページ)
- 検索してほしい言葉を、思いつくまま10個(お客様が実際に使いそうな言い方で)
- 年間で使える予算の上限と、いつまでに何を判断したいか
2番が分からない場合は、ここが最初のつまずきポイントです。Search Consoleの権限が制作会社のアカウントだけにあると、外注先を変えるたびに過去データが見られなくなります。サーチコンソールの権限を制作会社へ渡す方法と削除手順を見て、自社アカウントが所有者になっているかを先に確認してください。
ステップ2。同じ条件で3社に同じ文面を送る
各社に違う話し方をすると、返ってくる見積もりが比べられなくなります。次の文面をコピーして、ステップ1で書き出した内容を差し込んで送ってください。
件名:内部SEO対策のご相談(お見積もり依頼)
お世話になります。[会社名]の[担当者名]と申します。
自社サイトの内部SEO対策について、お見積もりをお願いできればと思いご連絡しました。
■サイトの状況
・URL:[https://]
・CMS:[WordPress / 制作会社の独自システム / 不明]
・ページ数:[およそ○ページ]
・Search Console:[設置済み・所有者は自社 / 設置済み・制作会社 / 未設置]
・GA4:[設置済み / 未設置]
■社内の体制
・CMSを触れる人:[○名・月に使える時間は合計○時間ほど]
・記事の更新:[自社で書ける / 書けない]
■やりたいこと
・成果につなげたいページ:[URL]
・検索してほしい言葉(案):[10個]
・判断したい時期:[○月までに継続するか決めたい]
■お見積もりでお願いしたいこと
1. 初期の調査・設計と、毎月の運用を分けた金額
2. 月の想定稼働時間
3. CMSへの反映(実装)を御社で行うか、指示書までか
4. 記事制作を含む場合は、本数と1本あたりの金額
5. 契約期間と、途中解約の条件
お手数ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
この5項目を全部埋めて返してくる会社は、社内の工数管理ができています。埋まらない項目があった会社には、その理由を聞いてください。理由が説明できれば問題ありません。
ステップ3。AIで自社でできる作業を先に外す
2026年の今は、以前なら外注していた作業のいくつかが社内でできます。その分を見積もりから外せば、外注費は下がります。社内でやりやすいのは次の作業です。
- メタディスクリプションの下書き:ページの本文を貼って、そのページの内容を短くまとめた説明文を書かせます。検索結果に表示される文字数は端末や状況で変わるので、長さは自社で決めた目安に合わせて指定してください
- 画像のalt文:画像を渡して、何が写っているかを書かせる。装飾画像は空でよいという判断だけ人がやります
- 記事のたたき台:現場の材料(施工の経緯、患者さんからよく聞く質問)を渡して構成案を出させ、事実は人が入れます
- リダイレクト表の作成:旧URLと新URLの一覧を渡して、対応表の形に並べ替えさせます
頼むときは、作り込んだ長い指示文は要りません。「あなたはSEO担当です。次のページの説明文を3案。[本文を貼る]」程度の短い出発点で投げて、返ってきたものを見ながら対話で詰めるほうが早いです。
そのうえで、出てきたものは必ず人が3点だけ確認してください。
- 書かれている事実が自社の実態と合っているか(営業時間、対応エリア、資格名)
- 他のページと同じ文章になっていないか
- そのページを見た人が次に何をすればいいか書かれているか
この3点だけ見れば、AIの出力をそのまま公開する事故は防げます。
逆に、AIに任せないほうがいい作業もあります。次の3つは「間違えると元に戻せない」作業なので、実装できる人に任せてください。
- インデックスされない原因の切り分け
- 301リダイレクトの設計
- 似たページが検索結果で食い合っているときの統合判断
ステップ4。契約前に書面で決める8項目
ここが一番大事です。トラブルのほとんどは、この8項目を口頭で済ませたことから起きます。契約書か、せめてメールの本文に残してください。
- CMSに入って修正するのは誰か(外注先か、自社か、制作会社か)
- Search ConsoleとGA4の所有者は自社アカウントのままか
- 毎月の納品物は何か(報告書か、修正を反映したページのURL一覧か)
- 月の想定稼働時間と、超過したときの扱い
- 記事を含む場合、本数・文字数の目安・誰が事実確認をするか
- 対象にする検索語の一覧と、対象から外す語(社名・店名・商品名)
- 契約期間、途中解約の予告期間、解約時に何が自社に残るか
- 連絡先と、実際に作業する担当者の名前(営業担当と別なら両方)
6番を外す理由は、社名や店名で検索した人はもともと自社を探している人だからです。そこで上位に出ても、新しいお客様は増えません。成果報酬型を検討するなら、ここを必ず確認してください。
ステップ5。最初の3か月の判断基準を先に決める
契約と同時に「3か月後に何を見て続けるか決めるか」を自分で決めておきます。内部対策は順位が動くまでに時間がかかるので、順位だけを見ていると進んでいるかどうかが分かりません。
3か月後に見るのは次の3つでいいです。
- 検索結果に表示された回数が増えているか
- インデックスに登録されているページ数が増えているか
- 直してもらったページのURL一覧が手元にあるか
3番が無い、つまり報告書だけで実物が変わっていないなら、そこで話し合ってください。
この章の結論です。5ステップのうち、外注先の善し悪しを一番分けるのはステップ4です。8項目を書面にできる会社なら、多少金額が高くても後で揉めません。
外注して3か月後、6か月後に手元で起きる変化
内部SEO代行に任せても、修正した効果が順位に出るまでには時間がかかります。何を見れば進んでいると判断できるかを先に知っておくと、途中で不安になって解約する判断を避けられます。
見るのは次の4つです。
- 修正したページがインデックスに登録されているか
- Search Consoleの表示回数(検索結果に出た回数)が動いているか
- 平均掲載順位
- クリック数
どれが先に動くかは改修の内容やクロールの頻度で変わります。順位だけを毎週見ていると、ほかの数字の動きが見えないまま「効いていない」と感じます。
Search Consoleの平均掲載順位を見るときは、集計する期間によって見え方が変わります。長い期間をまとめて見ると、調子の悪かった時期の数字も混ざります。期間を絞ったときと比べて、どう違うかを見てください。詳しくはサーチコンソールの平均掲載順位の見方と誤読しない条件にまとめています。
投資に見合うかを、問い合わせ1件あたりで試算する
経営判断としては、順位より「1件の問い合わせをいくらで獲っているか」で見るほうが早いです。数字は自社の実数を入れて、次の順番で計算します。
- 契約期間の支払総額を出す(月額×か月数+初期費用)
- 同じ期間に、検索経由の問い合わせが何件増えたかを数える(契約前の月平均と比べた増分の合計)
- 支払総額÷増えた件数で、問い合わせ1件あたりの金額を出す
- 自社の受注率と平均単価を掛けて、増えた問い合わせから見込める売上と比べる
2番は、契約直後の月と半年後の月では増え方が違います。内部対策は順位が動くまでに時間がかかるので、初月から満額の効果が出る前提で見積もらないでください。月ごとの実数を並べて合計するほうが、実態に近くなります。
この試算の使い方。大事なのは計算の精度ではなく、契約前にこの計算を1回やっておくことです。やっておくと、半年後に続けるか辞めるかを感覚ではなく数字で決められます。
うまくいっている会社に共通していること
外注して成果が出ている会社には、社内に「決められる人」が1人いるという共通点があります。外注先から「このページとこのページ、内容が近いので1本にまとめたい」と提案が来たとき、その場で判断できる人です。
逆に、提案が社内で1か月止まる会社は、どこに頼んでも同じ速度になります。外注先の実力より、社内の返答速度のほうが期間を左右します。担当者を決めて、月1回30分だけ判断する時間を予定に入れておくだけで変わります。
この章の結論です。3か月で順位が動かなくても、表示回数とインデックス状況が動いていれば進んでいます。判断は順位ではなく、この2つと問い合わせ1件あたりの金額で行ってください。
内部SEOの外注でだけ起きる失敗5つ
ここで挙げるのは、内部対策を外に出したときに特有の失敗です。どれも契約前の決めごとで防げます。
失敗1。SEO会社は指示書を出すが、CMSを触れるのは制作会社だけ
ホームページを作った会社と、SEOを頼む会社が別、という状況で起きます。SEO会社から「このタイトルをこう変えてください」という指示書が毎月届くのに、CMSの管理権限は制作会社が持っていて、反映を頼むと1件ごとに作業費がかかる。結果、指示書だけが積み上がってサイトは何も変わりません。
防ぎ方は、契約前に「誰がCMSに入って直すか」を決めることだけです。次の3択を、見積もりをもらう前に決めておいてください。
- SEO会社に管理画面の編集者権限を渡す
- 制作会社の作業費を月額に組み込む
- 自社の担当者が反映する
失敗2。Search Consoleを業者のアカウントで新規作成される
「こちらで計測環境を用意します」と言われて任せると、業者のGoogleアカウントが所有者になったプロパティが作られることがあります。悪意がなくてもよく起きます。
そのまま契約が終わると、これまでの検索データが手元に残りません。数年分の表示回数とクリックの履歴は、次の会社に渡す一番大事な材料です。防ぎ方は、自社のGoogleアカウントでプロパティを作り、業者はユーザーとして追加する形にすることです。権限の種類と追加・削除の手順はGoogle公式ヘルプ「Search Console の権限を管理する」に書かれているので、契約前に自社で確認しておいてください。
失敗3。成果報酬の対象に、もともと1位だった語が入っている
成果報酬型で、対象キーワードに社名・店名・商品名が入っているケースです。これらは契約前から1位のことがほとんどなので、契約した翌月から課金だけが発生します。
また「大分市 ○○ おすすめ 安い」のように、ほとんど検索されていない語が並んでいることもあります。防ぎ方は、対象キーワードの一覧をもらい、その語がどれくらい検索されているかの根拠を外注先に示してもらってから契約することです。根拠が出せない語や、ほとんど検索されていない語は、契約書から外してもらってください。
失敗4。納品された記事と構造化データが、本文と合っていない
生成AIで作った記事をそのまま納品されるケースです。文章としては読めるのに、自社の実態と違うことが書かれている。対応していないサービスが書いてある。FAQの構造化データだけ入っていて、ページ本文にその質問が無い、ということも起きます。
防ぎ方は、納品された記事を1本だけでいいので、社内の詳しい人が最後まで読むこと。「この工程、うちではやってないよね」という違和感が1か所でもあれば、確認の仕組みを見直すタイミングです。構造化データを入れる場合は、書かれている内容がページ本文と食い違っていないかを、外注先に確認してください。
失敗5。リニューアルとSEO外注が別々に走り、301が抜ける
サイトのリニューアルを制作会社に、SEOを別の会社に頼んでいると起きます。公開日に旧URLから新URLへの転送設定(301リダイレクト)が一部抜けて、それまで検索で上位だったページが消えます。気づくのは数週間後で、そのときには順位が戻りにくくなっています。
防ぎ方は、リニューアルの公開日を決めた時点で、SEO側にも日程を共有して旧URL一覧を作っておくことです。手順はサイトリニューアルのSEO引き継ぎ手順と公開後72時間の確認にまとめています。
この章の結論です。5つのうち4つは、契約前に「誰が何を持つか」を決めれば起きません。技術の話ではなく、体制の話です。
大分市の会社が地元と県外で迷うときの、率直な妥協点
「大分市内の会社に頼むべきか、県外のSEO会社にリモートで頼むべきか」は、発注前に必ず出る問いです。結論から言うと、内部対策の実装力だけを見れば所在地は関係ありません。差が出るのは、材料を集める場面です。
内部対策の技術的な作業は、画面越しで完結します。タイトルの修正も、内部リンクの設計も、表示速度の改善も、現地にいる必要はありません。むしろ実装の経験値は、案件数の多い県外の会社のほうが高いことがあります。
一方で、記事や事例ページを作る段になると事情が変わります。次の材料は現地でしか集まりません。
- 施工の背景
- 地域のお客様がどんな言い方で相談してくるか
- 競合がどこか
県外のリモート支援だと、ここを自社で用意することになります。用意できるなら県外でも問題なく、用意する時間が取れないなら、取材に来られる距離の会社のほうが続きます。
月額の中身が、レポート作成の時間で埋まっていないか
継続支援でよくあるのが、月の稼働時間の相当部分がレポート作成に消えている状態です。ページ数の多い報告書が毎月届くのに、サイトは3か月前と変わっていない。
これは外注先が怠けているわけではなく、発注側が「報告がほしい」と言った結果そうなっていることが多いです。最初の打ち合わせで「報告は10分で読める分量で構わないので、その分を修正に使ってください」と伝えてください。この一言で配分が変わります。
解約するとき、何が手元に残るか
契約前に確認しておくと安心なのが、終わったあとに残るものです。実際に残るのは、サイトに反映済みの修正と、書いた記事と、Search Console・GA4のデータ(所有者が自社の場合)です。
一方で、外注先が契約している順位計測ツールのアカウントと、そこに溜まった順位の履歴は、解約と同時に見られなくなることがあります。アカウントの共有やデータの書き出しに応じてもらえる場合もあるので、契約前に確認してください。順位の推移を自社でも持っておきたいなら、月次のレポートをPDFやスプレッドシートで受け取る形にしておいてください。
順位保証をうたう提案にどう答えるか
検索順位は検索エンジン側のアルゴリズムで決まるため、特定の順位を約束することは誰にもできません。「1位を保証します」と言われたら、その会社の技術ではなく、説明の姿勢のほうを疑う材料にしてください。
そのうえで、「保証はできないが、この順番でここを直す」と工程を説明できる相手なら信頼できます。約束してもらうべきなのは順位ではなく、いつまでに何を直すかという作業の中身です。
なお「AIで全部できるので安くなる」という提案も増えています。AIで速くなるのは下書きと定型作業までで、直す優先順位を決めることと、間違えたときに戻すことは人の仕事として残ります。この線引きについてはSEO内部対策チェックリストと直す優先順位も参考にしてください。
この章の結論です。地元か県外かは、技術ではなく「記事の材料を誰が集めるか」で決めてください。社内で材料を出せるなら県外リモートで足ります。出せないなら、聞きに来てくれる距離が効きます。
大分のSEO対策の外注でよくいただく質問
ホームページを作った制作会社に、内部SEO対策も一緒に頼むのはありですか
ありです。CMSを触れる人が1社で完結するので、修正が止まりません。確認するのは「SEOの作業として毎月何時間使うか」の1点だけです。保守費に含まれる扱いだと、実際の稼働がゼロに近いこともあります。時間を切り出して見積もってもらってください。
内部SEO代行だけ頼んで、記事は自社で書く形は成立しますか
成立します。むしろ費用対効果は良くなることが多いです。条件は、書く人が月に数時間確保できることと、外注先から「どのテーマで書くか」の指示をもらえる契約にしておくこと。テーマ設計まで自社でやると、書いたのに検索されない記事が増えます。
大分市で店舗をやっています。SEO対策とGoogleマップ対策、どちらを先に外注すべきですか
来店で売上が立つ業種なら、まずGoogleビジネスプロフィールの情報を最新の状態に整えるところからで足ります。営業時間、住所、電話番号、サービス内容を自社で確認するだけなので、費用をかけずに始められます。サイトの内部対策は、検索から来た人が申し込むかどうかを左右するので、その次に回しても遅くありません。
途中で外注先を変えると、それまでの内部対策は無駄になりますか
無駄にはなりません。サイトに反映済みの修正はそのまま残ります。引き継ぎで渡すべきなのは、これまでの修正履歴(いつ何を直したか)と、Search Consoleへのアクセス権です。この2つがあれば、次の会社は調査を一から始めずに済み、初期費用を抑えられます。
大分県や大分市の補助金を、SEO対策の費用に使えますか
補助金や助成金は、年度ごとに制度そのものと対象経費の範囲が変わります。申請を前提に発注を決める前に、大分県および大分市の公式サイトで、その年度の募集要項を確認してください。商工会議所や、よろず支援拠点の窓口に相談する方法もあります。
今日の最初の一歩
この記事の内容で今日すぐできることが1つあります。自社サイトのSearch Consoleを開いて、プロパティの権限設定の画面を確認してください。所有者が自社のGoogleアカウントになっているか、それだけの確認で済みます。ここが業者のアカウントになっていたら、外注先を検討する前に直すべき最初の項目です。
そのうえで、どこから手を付けるか決めきれない場合は検索順位が10位から上がらない原因と2ページ目を抜ける見直し手順を読むと、いま自社のサイトが止まっている段階が見当をつけられます。
ここまで読んで、分担も費用の見方も分かったけれど社内で回す時間が無い、という方はご相談ください。コレットラボでは、毎月どこから手を付けるかを一緒に決めて、CMSへの反映まで進める実装まで進めるSEO内部対策の支援を行っています。判断の理由と手順を文書に残すので、社内で回せる人が出てきた時点で引き継げます。いまの状況をうかがうだけでも大丈夫です。
無料相談
現状をお聞きし、優先順位を一緒に整理します。
予約する →