求人票のAI作成を採用担当に任せる手順|下書きと承認の分担表

求人票のAI作成を採用担当に任せる手順|下書きと承認の分担表

この記事の要点

  • 労働条件を決めるのは承認者。AIは決まった条件を文章にする
  • 条件シート・渡さない情報・確認表の3つで採用担当に任せられる
  • 変更の範囲・年齢・性別の表現は、本文の確認表で掲載前に確かめる

求人票のAI作成は、採用担当に任せられます。ただし採用担当とAIに任せるのは、承認者が決めた労働条件をもとに文章の下書きを作る作業までです。賃金や就業場所をAIに考えさせると、事実と違う条件が求人票に載ったまま掲載されかねません。

採用担当にAIで求人票の下書きを作らせてみたい経営者・役員の方に向けた記事です。読み終わる頃には、誰が何を決め、誰がどこを確かめて承認するかの分担表を、自社用に書ける状態を目指します。

社長ご自身が労働条件と表現を決めて書く手順は、求人票をAIで作成|社長が決める労働条件と表現の確認表で扱っています。この記事では、その作業を採用担当に任せるための分担と確認の手順を扱います。

Contents / 目次
  1. 求人票のAI作成で採用担当に任せる作業と、承認者が決める項目
  2. 求人票をAIで作成する手順。条件シートから承認までの5ステップ
  3. AIの求人票で起きやすい失敗と、法令で確かめる表現
  4. 求人票のAI作成でよくある質問
  5. 採用担当に任せたあとで起きる落とし穴と、仕組みにする時期
  6. 最初の1件で試す前に確かめること

求人票のAI作成で採用担当に任せる作業と、承認者が決める項目

採用担当に任せられるのは、決まった労働条件を求人票の文章にする作業と、その文章が条件どおりかを確かめる作業です。賃金・就業時間・就業場所・雇用期間のような労働条件は、承認者(社長や部門の責任者)が決め、AIには決めさせません。

労働条件は職業安定法で、求人を出す時点で明示するよう決められている項目です。一方で生成AIは、渡されていない情報を、もっともらしい賃金や勤務時間で補って書くことがあります。補われた条件に誰も気づかずに掲載すると、面接や入社のときに「求人票と違う」という食い違いが起きます。

分担を表にすると次のとおりです。承認者の名前と掲載する媒体を書き込めば、そのまま社内の分担表として使えます。

項目決める・作るAIに任せること承認の前に確かめること
賃金・就業時間・休日・雇用期間・試用期間・加入保険承認者が決める条件シートの文言を求人票の形に並べる条件シートと1字ずつ一致しているか
業務内容と就業場所、それぞれの変更の範囲承認者が決める「雇入れ直後」と「変更の範囲」を分けて書く2項目とも、2組そろっているか
仕事の魅力・1日の流れ・職場の様子採用担当が配属先の責任者に確かめる確かめた事実を読みやすい文章にする事実に無い話が足されていないか
職種名・キャッチコピー採用担当が候補から選ぶ候補を複数出す性別・年齢を表す言葉と誇張が無いか
媒体ごとの文字数に合わせた版採用担当が作る仕事の説明を縮める・並べ替える縮めた版で条件が欠けていないか
掲載するかどうかの判断承認者が決める任せない承認日と承認者を記録したか

この分担なら、承認者の作業は条件シートの記入と、採用担当の確認結果を見て承認することの2つになります。文章を一から書く作業と、文章の言い回しを考える作業は採用担当とAIに任せられます。

採用担当がAIを使い始める前に、社内のどの情報を入力してよいかは会社として決めておく必要があります。経営者と採用担当が同じ基準を持っておきたい場合は、経営者と担当者で学ぶAI活用研修で、会社の情報を入力する前の確認方法を一緒に学ぶ進め方もあります。

この章の結論。条件は承認者、文章と照合は採用担当と分ければ、AIが条件を補って書いても、承認の前に見つけられます。

求人票をAIで作成する手順。条件シートから承認までの5ステップ

求人票をAIで作成するときは、承認者が条件シートを書くところから始めます。ステップ2〜4を採用担当が受け持ち、ステップ5を承認者が受け持ちます。

  1. 承認者が条件シートを書く
  2. AIに渡さない情報を外す
  3. AIに下書きを作らせる
  4. 採用担当が出てきた文を確かめる
  5. 承認者が承認し、記録する

ステップ1。承認者が条件シートを書く

条件シートとは、求人票に書く労働条件を、承認者が項目ごとに決めて書き込む1枚の表です。採用担当とAIは、このシートに書かれた条件だけを使います。

次の19項目のうち2〜17は、職業安定法と関係する規則・指針で求人の際に明示が求められる事項に合わせています。1の職種名、18の応募資格、19のAIに渡してよい仕事の様子は、法令上の明示事項ではなく、求人票を作るために社内の運用で足した項目です。

2024年4月1日からは、業務内容と就業場所それぞれの変更の範囲と、有期の契約を更新する場合の基準が加わりました。求人での改正の内容は、厚生労働省の令和6年4月より、募集時等に明示すべき事項が追加されますで確かめられます。

次の19項目をそのまま社内の書式にできます。

【求人の条件シート】
記入者(承認者):
記入日:

1. 職種名:
2. 業務内容(雇入れ直後):
3. 業務内容(変更の範囲):
4. 雇用期間:期間の定めなし/あり( 年 月 日まで)
5. 期間の定めがある場合の更新の基準:更新の有無、判断の基準、通算期間か更新回数の上限
6. 試用期間:有無、期間、その間の条件の違い
7. 就業場所(雇入れ直後):
8. 就業場所(変更の範囲):
9. 始業・終業の時刻、休憩時間:
10. 時間外労働:有無、ある場合の目安
11. 休日:
12. 賃金:基本給、手当、賞与の有無
13. 固定残業代:無し/有り(金額、何時間分か、超えた分は追加で支払う旨)
14. 加入保険:雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金のうち該当するもの
15. 受動喫煙を防止するための措置:
16. 募集する会社の名称:
17. 派遣労働者として雇用するか:
18. 応募資格:必要な経験・資格(年齢・性別では書かない)
19. AIに渡してよい仕事の様子:配属先の責任者に確かめた事実だけ

空欄が残っているシートは、ステップ2に進めません。空欄のまま渡すと、AIがその欄を推測で埋めてしまうことがあるからです。

ステップ2。AIに渡さない情報を外す

採用担当がAIに貼るのは、条件シートと、仕事の様子のメモの2つだけです。次の情報は、シートやメモに書かれていても消してから貼ります。

  • 従業員の個人の情報:在籍している従業員の氏名、個別の給与、評価
  • 特定の人が分かる経緯:前任者の退職理由、欠員が出た事情
  • 応募者の情報:過去の応募者の履歴書や面接の記録
  • 公表前の計画:新しい拠点や新規事業、取引先の名前
  • 賃金表の全体:社内の賃金テーブル(求人の金額だけをシートに書く)

ChatGPTの個人向けプランでは、有料プランでも設定で止めない限り、入力した内容がモデルの改善に使われることがあります(2026年11月04日時点)。扱いと設定の方法は、OpenAIの公式ヘルプHow your data is used to improve model performanceで確かめられます。

会社の情報を扱うなら法人向けのプランを使うか、少なくとも設定を確かめてから使います。違いはAIの法人プランと個人プランの違い|学習利用と管理機能で選ぶで比べています。

ステップ3。AIに下書きを作らせる

指示文は短くて構いません。条件の文言を変えないこと、シートに無い内容を書かないこと、書き足した箇所を一覧で出させることの3点が入っていれば足ります。

あなたは求人票の下書きを作る担当です。
次の条件シートと仕事の様子のメモだけを使い、[掲載する媒体名]に載せる求人票の下書きを作ってください。

守ること
・賃金、時間、休日、雇用期間、就業場所などの条件は、条件シートの文言のまま書く
・条件シートとメモに無い待遇、数字、制度は書かず、足りない箇所は【要確認】と書いて空けたままにする
・業務内容と就業場所は、「雇入れ直後」と「変更の範囲」を分けて書く
・職種名と本文は、性別や年齢を問わない言葉で書く
・最後に、条件シートとメモに無い内容を書いた箇所を一覧にする

[条件シートを貼る]
[仕事の様子のメモを貼る]

ChatGPT・Gemini・Claude・Microsoft Copilotのどれでも、同じ指示から試せます。あとはAIとやり取りしながら、自社の表記や媒体の文字数に合わせて指示を詰めてください。

確かめる必要があるのは、たとえば条件シートに賞与の記載が無いのに、AIが「賞与年2回(業績による)」と書き足すような箇所です。指示文の最後の一覧に出ていれば見つけやすく、出ていなくてもステップ4で見つけられます。

ステップ4。採用担当が出てきた文を確かめる

採用担当は、条件の部分をAIに確かめさせず、条件シートと下書きを並べて自分で読み合わせます。下書きを書いたAIに確かめさせると、書き足した内容を正しいと判断したまま返すことがあるからです。確かめる項目は次の7つです。

確認項目見る箇所違ったときの対応
1. 条件の文言賃金・時間・休日・雇用期間・試用期間条件シートの文言に戻す
2. 書き足しAIが出した一覧と、本文のすべての数字事実で裏づけられない文は消す
3. 変更の範囲業務内容と就業場所に「雇入れ直後」「変更の範囲」が2組あるか条件シートから足す
4. 年齢「〇歳まで」「若手」「20代」など年齢を表す言葉例外に当たらなければ消す
5. 性別職種名と本文の「〇〇マン」「〇〇レディ」など性別を問わない言い方に変える
6. 誇張「必ず」「誰でも」「残業ほぼなし」など実績で裏づけない表現実績の数字に置き換えるか消す
7. 固定残業代金額・時間数・超えた分の支払い3つそろっていなければ承認者に確かめる

違っていた箇所は下書きを修正し、修正した箇所に印を付けて承認者に回します。

ステップ5。承認者が承認し、記録する

承認者が読むのは、条件の部分と確認表の結果です。仕事の魅力の書き方まで読み直す必要はありません。承認したら、次の5つを共有のフォルダに記録します。

  • 承認:承認日と承認者
  • 条件シート:使った条件シートの記入日
  • 掲載先:掲載する媒体と掲載日
  • 最終の文章:掲載した文章そのもの
  • 修正の記録:確認表で修正した箇所

職業安定法第5条の4第2項は、労働者を募集する会社に、募集の情報を正確で最新の内容に保つよう求めています。条件を変えるときは、まず条件シートを書き換え、そのあと掲載中のすべての媒体の文章を修正します。募集を終えた求人は掲載を止めます。

この章の結論。条件シートが空欄なく埋まり、確認表の7項目を採用担当が読み合わせていれば、承認者は条件の行だけを見て承認できます。

AIの求人票で起きやすい失敗と、法令で確かめる表現

AIの下書きで起きやすい失敗は、変更の範囲の抜け、年齢を絞る言い回し、性別を表す職種名、条件シートに無い待遇の書き足しの4つです。どれも文章としては自然に読めるため、承認のときに見逃されやすい点が共通しています。

古い求人票を見本に渡すと、変更の範囲が抜ける

2024年3月以前の求人票をAIに渡して「この形式で書いて」と指示すると、AIはその形式を真似るため、業務内容と就業場所の変更の範囲が無い下書きになります。見た目は前回と同じなので、承認者も気づきにくい失敗です。

防ぐには、見本の求人票より条件シートを優先するよう指示に入れ、確認表の3つ目で2組そろっているかを数えます。書き方の例は次のとおりです。

業務内容(雇入れ直後)法人向けの営業
業務内容(変更の範囲)会社の定める業務
就業場所(雇入れ直後)本社
就業場所(変更の範囲)会社の定める営業所

業務や就業場所が変わらない職種の求人なら、「変更の範囲」は書かなくてもよいと、厚生労働省の改正職業安定法施行規則のQ&Aにあります。それでも「変更なし」と書いておけば、確認表の3つ目で書き忘れと見分けられます。労働条件通知書での書き方は、厚生労働省の2024年4月から労働条件明示のルールが変わりますのページにあるパンフレットに記載例があります。

社内メモの「若い人」が、年齢を絞る言い回しになる

配属先の要望に「若い人がほしい」と書かれたメモをそのまま渡すと、AIは「20代歓迎」「若手中心のチーム」のような言い回しに変えて書くことがあります。

労働施策総合推進法は、募集・採用で年齢にかかわりなく均等な機会を与えるよう事業主に求めていて、年齢を制限できるのは省令が定める例外に当たる場合だけです。例外には、定年の年齢を上限にして期間の定めのない雇用で募集する場合や、長期勤続でのキャリア形成のために、職務経験を問わず若年者を期間の定めのない雇用で募集する場合などがあります。例外に当たる場合でも、65歳未満の上限年齢を付けるときは、その理由を書面や電子媒体で求職者などに示す必要があります(高年齢者雇用安定法第20条第1項)。

防ぐには、メモの段階で年齢を書かず、必要な経験・資格・担当する業務で書きます。例外に当たるか迷う表現は、掲載の前に厚生労働省の募集・採用における年齢制限禁止についての資料かハローワークで確かめます。

キャッチコピーに、性別を表す職種名が入る

AIに職種名やキャッチコピーの候補を出させると、「営業マン」「ウェイトレス」のように一方の性を表す言葉が混ざることがあります。男女雇用機会均等法第5条は「事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。」と定めています。

防ぐには、職種名を「営業職」「ホールスタッフ」のような性別を問わない言い方にし、確認表の5つ目で職種名と本文の両方を見ます。「男性歓迎」「女性向きの仕事」のように一方の性を優先していると読める表現も確認の対象です。

女性が少ない職種で女性を積極的に募集する取組みは、男女雇用機会均等法第8条が定める、男女の均等な機会を妨げている事情を改善するための措置に当たる場合に限って認められます。使う場合は、掲載の前に同法第8条の条件に当たるかを確かめます。

条件シートに無い待遇や職場の様子が書き足される

AIは求人票らしい文章を作ろうとして、「賞与年2回」「残業はほとんどありません」「アットホームな職場です」のように、条件シートにもメモにも無い内容を足すことがあります。職業安定法第5条の4第1項は、求人の情報について虚偽の表示や誤解を生じさせる表示を禁じています。

防ぐには、指示文で足りない箇所を【要確認】と書かせ、確認表の2つ目と6つ目で、事実で裏づけられない文を消します。残業時間のように数字で書く内容は、承認者が直近の実績を条件シートに書いた場合だけ載せます。

AIが作った求人票の文章を、確認と承認を通さずにそのまま掲載しないでください。4つの失敗はどれも、文章が自然に読めるほど見逃されやすくなります。

この章の結論。確認表の2〜6つ目は、この4つの失敗を見つけるための項目です。採用担当がここを飛ばさなければ、承認者が法令の表現まで読み込む必要はなくなります。

求人票のAI作成でよくある質問

AIで作った求人票を、ハローワークや求人媒体にそのまま出してもいいですか?

そのまま出さないでください。条件シートとの読み合わせ、確認表の7項目、承認者の承認を通してから掲載します。求人媒体には独自の掲載基準や入力欄の決まりがあり、AIはそれを知らないまま書くことがあります。掲載先の基準も、採用担当が確かめる項目に入れておきます。

求人票AIの専用ツールと、ChatGPTのような汎用のAIはどちらを選べばいいですか?

掲載する媒体が少なく、媒体ごとの版を作る手間がそれほどかからないうちは、汎用のAIと条件シートで足ります。媒体ごとの書式に合わせた版を毎月何本も作るなら、求人原稿に特化したツールや、採用管理システムの求人作成機能を比べる価値があります。どちらを選んでも、条件を承認者が決め、掲載前に確かめる手順は変わりません。

賃金を決めるために、今いる従業員の給与をAIに渡してもいいですか?

渡さないでください。個別の給与は、特定の従業員が分かる情報です。賃金は承認者が社内の賃金表をもとに決め、条件シートには求人の金額だけを書きます。AIに相場を尋ねることはできますが、出てきた金額は根拠が分からないため、そのまま条件にしません。

パートやアルバイトの求人票も、同じ条件シートで作れますか?

作れます。期間の定めがある契約なら、更新の有無、判断の基準、通算期間か更新回数の上限の欄を必ず埋めます。採用したときは、パートタイム・有期雇用労働法第6条により、昇給・賞与・退職手当の有無と相談窓口を文書などで明示する必要があります。求人票とは別の項目が要るので、労働条件通知書に求人票の文章を流用しないでください。

求人票と同じように、応募書類の選考もAIに任せられますか?

選考は求人票の作成とは別に考えます。応募者という個人を評価する作業になり、個人情報の扱いと公正な採用選考への配慮が必要です。進め方はAI履歴書スクリーニングの進め方|点数表と禁止項目の作り方で扱っています。

採用担当に任せたあとで起きる落とし穴と、仕組みにする時期

採用担当に任せたあとに起きやすいのは、媒体ごとの版で条件が食い違うこと、前回の条件を流用して古い賃金が残ること、承認が形だけになることの3つです。どれも1件目では起きず、2件目以降の繰り返しの中で起きます。

媒体ごとに縮めた版で、条件が食い違う

求人媒体ごとに入力できる文字数が違うため、AIに「400字に縮めて」と指示すると、縮める途中で試用期間や手当の条件が消えたり、言い回しが変わったりします。指示では条件の部分を縮める対象から外し、仕事の説明だけを縮めさせます。承認は、すべての媒体の版について行います。

前回の求人票を流用し、改定後の最低賃金を下回る

地域別最低賃金は毎年改定され、発効日は都道府県ごとに違います。前回の条件シートを複製して時給をそのまま使うと、改定後の最低賃金を下回ることがあります。

条件シートに記入日を入れ、賃金の欄は毎回、厚生労働省の地域別最低賃金の全国一覧で確かめます。月給の場合も、所定労働時間で割った1時間あたりの金額で比べます。

承認が形だけになる

承認者が完成した文章だけを読むと、文章が自然なぶん条件の誤りを見落としやすくなります。承認のときは、条件シートと確認表の結果を文章と一緒に開き、条件の行だけを読み合わせます。

自社で試す作業と、会社として仕組みにする作業

最初は募集中の1職種で、条件シートの記入から承認までを1回通して試します。1回目で見るのは、確認表で何件の修正が出たかと、どの項目で出たかです。

次のような状況になったら、毎回の手順を会社の仕組みにする時期です。

  • 件数:毎月、複数の求人を出している
  • 媒体:複数の媒体に掲載していて、版ごとの照合に時間がかかっている
  • 担当:採用担当が複数いて、部署や支社ごとに求人票を作っている

このときは、条件シートの入力、AIによる下書き、確認表の照合、承認の記録までを決まった流れにします。使ってよいAIと入力してよい情報は、生成AI社内ルールのサンプル|12項目のひな形・情報区分表と決め方を使えば社内ルールにできます。毎月繰り返す流れそのものを仕組みにする場合は、AI導入支援・AX支援で、AIに任せる処理と採用担当・承認者が確認する内容を決めて、業務に合う仕組みを設計する進め方もあります。

効果を確かめたいときは、1件あたりの作成時間と、承認で差し戻した件数を試す前から記録しておけば、前後で比べられます。

この章の結論。1件目は条件シートと確認表で試し、件数・媒体・担当が増えた時点で、照合と承認の記録を決まった流れにするかを判断します。

最初の1件で試す前に確かめること

今日できる最初の一歩は、いま掲載している求人票を1件開き、業務内容と就業場所に「変更の範囲」が書かれているかを確かめることです。書かれていなければ、AIに渡す前に、承認者が条件シートでその欄を埋めます。

採用担当に任せる前に、AIに入力してはいけない情報の線引きを決めておきたい場合は、AIに入力してはいけない個人情報|線引きの一覧と社内ルールの作り方が次に読む記事として役立ちます。

求人票の下書きを採用担当に任せたいものの、条件シートや確認の流れを社内だけで決めきれない場合は、繰り返す作業を仕組みにするAI導入支援でご相談いただけます。いまの求人票の作り方と、承認までの流れを伺うところから始めます。

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