福岡・博多のMEO対策|地図検索で来店を増やす初期設定と口コミ

福岡・博多のMEO対策|地図検索で来店を増やす初期設定と口コミ

この記事の要点

  • 最初に直すのは店名・住所表記・ピン位置の3点
  • 初期設定は10項目。住所表記と説明文のテンプレを本文に掲載
  • 口コミは特典なしで依頼。依頼文と返信の型の例文つき

福岡・博多でMEO対策を始めるなら、最初に見直すのはGoogleビジネスプロフィールの店名、住所の表記、ピンの位置の3点です。ここが正しくないと、口コミや投稿を増やしても、お客さまが店舗にたどり着けません。3点を直したら残りの初期設定を埋めます。そのあと、特典を付けずに口コミを依頼し、届いた口コミに返信する流れを店舗の中で決めます。

福岡市内で1〜3店舗を運営していて、Googleマップの掲載を自分たちで見直したい店長・経営者の方に向けた記事です。読み終わる頃には、初期設定10項目を埋め、口コミの依頼文と返信の型を決められる状態を目指します。

プロフィールの作成やオーナー確認がまだの方は、先にスマホで進めるGoogleビジネスプロフィール登録の手順をご覧ください。

Contents / 目次
  1. 福岡・博多のMEO対策で最初に直す3点
  2. Googleビジネスプロフィール初期設定の手順とチェックリスト
  3. Google口コミの依頼文と返信の型
  4. 店名・住所・立地で起きる失敗と防ぎ方
  5. MEO対策の効果を確かめる月1回の記録
  6. MEO対策の業者に依頼する前に確かめること
  7. 福岡・博多のMEO対策でよくある質問

福岡・博多のMEO対策で最初に直す3点

最初に直すのは、店名を看板どおりにすること、住所の書き方を1つに決めること、地図のピンを入口に合わせることの3点です。この3点は、お客さまが「この店舗に行こう」と決めてから、実際に店舗の前に着くまでの道順そのものです。

天神や博多駅周辺の商業ビル、地下街、駅ビルに入っている店舗では、住所だけでは入口の場所が分かりません。ピンが建物の真ん中に立っていると、ルート案内は建物の前で終わります。お客さまはそこから入口を探すことになり、迷った末に別の店舗へ入ることもあります。

やること決める内容今日できる確認
店名看板・公式サイトと同じ名前にする。「博多」「天神」などの地名や業種名を足さないGoogleマップで自店名を検索し、表示名と看板を見比べる
住所の表記番地・ビル名・階数まで含めた書き方を1つに決め、すべての媒体で同じにするGoogleマップ、公式サイト、Instagram、予約サイトの住所を並べて比べる
ピンの位置建物の中心ではなく、お客さまが入る入口に合わせるルート案内を開き、終点が入口の前になるかを見る
残りの初期設定営業時間、カテゴリ、説明文、写真など(次の章の10項目)チェックリストで空欄の数を数える
口コミの依頼と返信誰がいつ依頼し、誰が返信するか直近10件の口コミのうち、返信済みが何件かを数える

Googleは、地域の検索結果を主に「関連性」「距離」「知名度」をもとに決めていると、Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント(Google公式ヘルプ)で説明しています。

  • 関連性:検索された言葉と、ビジネスプロフィールの情報がどれだけ合っているか
  • 距離:検索している人から店舗までの近さ。現在地が分からない場合は、Googleが把握している情報をもとに判断される
  • 知名度:店舗がどれだけ広く知られているか。口コミの数と評価、店舗へのリンクなどの情報をもとに判断される

このうち距離は、店舗の側では変えられません。店舗の側で変えられるのは、情報を正確に多く載せて関連性を上げることと、口コミを集めて数と評価を積み重ねることです。届いた口コミへの返信は、順位のためではなく、書いてくれたお客さまとのやり取りとして行います。次の章の初期設定は関連性に、その次の章の口コミの手順は知名度につながります。

店名・住所・ピンと初期設定は、一度直せば大きく変わりません。一方で、口コミの依頼と返信は毎日の接客の中で続ける業務です。

声かけを特定のスタッフに任せていると、その人が休んだ日は依頼が止まります。来店後のアンケートから口コミの投稿を任意でお願いし、返信の下書きまで同じ画面で扱いたい場合は、無料プランから始められる口コミ管理ツール(コレットラボが運営するRevipo)を使う進め方もあります(返信の下書きは有料プランの機能です)。

この章で押さえるのは、口コミや投稿より先に、店名・住所表記・ピンの3点を直すという順番です。

Googleビジネスプロフィール初期設定の手順とチェックリスト

初期設定は、次の5ステップで進めます。

  1. 今の掲載を確かめる
  2. 基本情報を書き出す
  3. 10項目を入力する
  4. 説明文を書く
  5. 写真を載せる

順番どおりに進めると、入力の途中で「どの表記が正しいのか」と迷う場面がなくなります。

ステップ1。今の掲載に重複やGoogleによる修正がないか確かめる

入力を始める前に、今Googleマップに出ている掲載の状態を確かめます。移転前の旧住所の掲載、以前のスタッフが作った掲載、お客さまが追加した掲載が残っていると、同じ店舗が2件表示されることがあります。Google に掲載するビジネス情報のガイドラインでは、ビジネス プロフィールは1つのビジネスにつき1つだけ作成するとしています。1つのビジネスに複数のプロフィールを作ると、GoogleマップとGoogle検索での表示に問題が起きることがあるとも説明しています。

Googleは、ユーザーからの報告やライセンスを受けた情報など複数の情報源から店舗の情報を集め、プロフィールの情報に誤りや古い点があると報告された場合に、プロフィールを更新することがあります。 仕組みはビジネス プロフィールに対する Google による変更を管理する(Google公式ヘルプ)にまとまっています。 管理画面に更新の通知が届いていたら、内容が正しいかを確かめます。ユーザーからの編集の提案について通知が届いた場合は、通知から4日以内に承認するか拒否します。4日以内に対応しないと、ウェブサイトなど一般に公開されている他の情報で裏付けられる更新は、自動で公開されることがあります。

  • 店名で検索:同じ店舗が2件以上出ていないか
  • 電話番号で検索:自店の番号で、別の店名の掲載が出ていないか
  • 管理画面の通知:Googleによる更新の知らせが届いていないか
  • オーナーのアカウント:退職した人の個人アカウントではなく、会社で管理しているGoogleアカウントがオーナーになっているか

重複が見つかったときは、Googleマップの重複を統合して口コミを引き継ぐ手順で片方にまとめてから、次のステップに進みます。

ステップ2。店名・住所・電話番号を1つの表に書き出す

入力の前に、店名・住所・電話番号などを1つの表に書き出し、これを店舗の「正しい表記」として決めます。MEO対策でいうNAPとは、Name(店名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字を取った言葉で、店舗の基本情報を指します。

店名(看板と同じ文字列):
住所(郵便番号から、ビル名・階数まで):
電話番号(お客さまからの電話を受ける番号):
営業時間(曜日ごと):
定休日:
最寄り駅と出口、徒歩の分数:
入口の目印:
公式サイトのURL:
予約ページのURL:
この情報を載せている媒体:Googleビジネスプロフィール/公式サイト/Instagram/予約サイト/その他( )

住所は「博多駅前2-〇-〇」と「博多駅前二丁目〇番〇号」のような書き方の違いも、どちらか1つに決めます。ビルに入っている店舗は、ビル名と階数まで書きます。決めた表記を、公式サイト、Instagramのプロフィール、予約サイトにも同じ形で使います。

媒体ごとの表記の違いを探すときは、生成AIも使えます。書き出した表と、各媒体からコピーした住所・電話番号をAIに貼り、「表記の違いを一覧にしてください」と頼むと、ビル名の有無や数字の書き方の違いを拾ってくれます。最後は人の目で1件ずつ確かめてください。

自社サイト側で住所を正しく伝える方法は自社サイトのNAP統一と構造化データの入れ方で解説しています。

ステップ3。初期設定10項目を入力する

書き出した表をもとに、次の10項目を入力します。編集は、Google検索やGoogleマップで自店のプロフィールを開き、編集のメニューから進めます。 メニューの場所は画面の変更で動くことがあるので、見つからないときはビジネスプロフィールを編集する方法(Google公式ヘルプ)で確認してください。

No.項目入力の決め方ビル・駅周辺の店舗で気をつけること
1ビジネス名看板・公式サイトと同じ文字列地名・駅名・「おすすめ」などを足さない
2住所ステップ2で決めた表記ビル名と階数まで入れる。地下街の店舗は地下街の名前も入れる
3ピンの位置お客さまが使う入口に合わせる入口が2か所あるビルは、店舗に近いほうの入口へ
4電話番号お客さまからの電話を受ける番号複数の番号がある場合は、メインに店舗の代表番号を入れる
5営業時間実際の開店・閉店時間を曜日ごとにビルの営業時間と店舗の営業時間が違う場合は、店舗の時間を入れる
6特別営業時間祝日、年末年始、臨時休業博多どんたくや博多祇園山笠など、周辺の行事に合わせて営業を変える日は前もって入れる
7メインカテゴリ業種を最も具体的に表すもの1つ「レストラン」より「ラーメン屋」のように、候補の中で最も具体的なものを選ぶ
8サービス・メニュー主な商品・サービスと価格店頭のメニューや料金表と同じ名前・価格にする
9ウェブサイト・予約リンク公式サイトと予約ページのURL予約サイトしか無い場合も、予約リンク欄を空けない
10属性駐車場、支払い方法、バリアフリーなど駐車場の有無は属性で、近くの提携駐車場は説明文で案内する

ピンの位置を動かしても反映されないときは、Googleマップのピンずれを直す手順で原因を切り分けてください。

ステップ4。説明文に最寄り駅と入口の場所を書く

説明文には、何の店舗か、どの駅のどの出口から何分か、入口がどこかを書きます。初めて来る人は、プロフィールを見て道順を確かめてから出かけます。説明文に最寄り駅と出口が書いてあれば、ルート案内を開く前に、どの出口から出ればよいかが分かります。

[店名]は、[最寄り駅][出口名]から徒歩[分数]分の[業種]です。
[主な商品・サービス]を中心に、[価格帯・所要時間など具体的な情報]でご用意しています。
[ビル名][階数]にあり、入口は[目印]です。
[来店の多い目的]にもご利用いただけます。

例)
〇〇は、博多駅筑紫口から徒歩5分の焼き鳥店です。
朝びきの鶏を使った串焼きを中心に、1人3,000円前後でご用意しています。
〇〇ビル2階にあり、入口は1階のコンビニ横のエレベーターです。
仕事帰りの1杯や、少人数の会食にもご利用いただけます。
  • 徒歩の分数:地図アプリの表示ではなく、実際に駅の出口から歩いて測る
  • 地名の並べ方:「博多 天神 中洲 焼き鳥 居酒屋」のような単語の羅列にしない。文の中で1回ずつ書く
  • 入口の目印:1階のテナント名やエレベーターの位置など、初めて来た人が見て分かるものを書く

ステップ5。入口が分かる写真を5種類載せる

写真は、お客さまが「この店舗で合っている」と確かめるための材料です。ビルに入っている店舗は、外観の写真だけではどの階のどこにあるか分からないので、入口と案内板の写真で道順を補います。

  1. 外観(通りから見た建物の正面。ビルの店舗はビル全体と看板)
  2. 入口(店舗の扉。ビルの店舗はエレベーターや階段の入口)
  3. 案内板(ビルのフロア案内や地下街の案内図で、店名が出ている部分)
  4. 内観(席の配置や広さが分かる写真)
  5. 商品・サービス(メニューや料金表に載っているもの)

この章で押さえるのは、基本情報を1つの表に書き出してから、その表記どおりに10項目を入力することです。表があれば、予約サイトや公式サイトの表記が違っていても、どちらに合わせるかで迷いません。

Google口コミの依頼文と返信の型

口コミは、会計のあとの声かけ、店頭のカード、来店後のお礼メッセージという3つの場面で依頼します。どの場面でも、割引や特典を口コミの条件にしないこと、高い評価だけをお願いしないことが前提です。

口コミを依頼する3つの場面と例文

次の例文は、そのまま使える形にしています。店舗の言葉づかいに合わせて語尾を変えてください。

【会計後の声かけ】
本日はありがとうございました。
もしよろしければ、Googleマップに感想を書いていただけると、次に来られる方の参考になります。
こちらのカードのQRコードから開けます。

【店頭・テーブルのカード】
Googleマップで感想をお聞かせください
良かったことも、気になったことも、これからのお店づくりの参考にします。
(QRコード)

【来店後のお礼メッセージ(LINE・メール)】
[お名前]様
先日は[店名]にお越しいただき、ありがとうございました。
お時間のあるときに、Googleマップに感想を書いていただけるとうれしいです。
[口コミ投稿ページのURL]

カードに載せるQRコードの作り方と置き場所は、Google口コミのQRコードの作り方と設置場所で手順を解説しています。

依頼するときに守る3つのこと

Googleの禁止または制限されているコンテンツ(マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー)では、割引や無料の商品・サービスなどのインセンティブと引き換えに口コミの投稿を求めることと、雇用関係や家族関係などの利益相反に基づく投稿を禁止しています。 同じページで、こうした評価の操作にあたるコンテンツはマップから削除されると定めています。

  • 特典の条件にしない:「口コミを書いたら1品サービス」「投稿画面を見せたら割引」のように、口コミと特典を結びつけない
  • 高い評価だけを頼まない:「満足された方だけ」「星5つでお願いします」と、評価の中身を指定しない
  • スタッフや家族に書かせない:現在や過去の従業員、家族など、店舗と利害関係のある人の口コミは、ポリシーで禁止されている利益相反の投稿にあたる

来店客へのキャンペーンと口コミの依頼を同じカードに載せると、特典の条件に見えることがあります。キャンペーンの告知と口コミのお願いは、別のカードに分けてください。割引との関係は口コミと割引がGoogle規約違反になる理由と安全な依頼文で詳しく扱っています。

口コミへの返信の型と例文

返信は、口コミの評価に合わせて、次の要素を順に入れて組み立てます。

  • 高い評価:お礼、具体への言及、次の案内の3つ
  • 低い評価:お礼、事実へのお詫び、店舗として行ったこと、連絡先の4つ

型を決めておくと、担当者が変わっても返信の質がそろいます。

【高い評価への返信】
[お名前]様、ご来店ありがとうございました。
[口コミに書かれた具体的な内容:例 つくね]を気に入っていただけて、スタッフ一同うれしく思っています。
[次の案内:例 10月からは季節の串も加わります]。またのお越しをお待ちしております。

【低い評価への返信】
[お名前]様、ご来店いただきありがとうございました。
[書かれた事実:例 料理の提供までお待たせした点]について、ご不便をおかけし申し訳ありません。
[店舗として行ったこと:例 混雑する時間帯の注文の受け方を見直しました]。
お気づきの点があれば、[電話番号]までお知らせください。
  • 事実と違う口コミ:言い合いにせず、店舗側の事実だけを1〜2文で書く
  • 個人の情報:来店日時や注文内容の詳細など、本人が特定できることは書かない
  • 約束:「改善しました」と書くのは、実際に改善したことだけにする

AIで返信の下書きを作るときの確認点

返信の下書きは、ClaudeやChatGPTなどの生成AIで作れます。口コミの本文と店舗の情報を渡すと、すぐに文案が返ってきます。

最初に渡す指示は、次のような短いたたき台で十分です。あとはAIとやり取りしながら、店舗の言葉づかいに合わせて直してください。

あなたは[業種]の店長です。次のGoogleの口コミへの返信文を、200字以内で作ってください。
・口コミに書かれた具体的な内容に1つ触れる
・店舗が実際に行っていないことは書かない
・来店日時や注文内容など、個人が特定できる情報は書かない
店舗の情報:[店名/最寄り駅/最近変えたこと]
口コミ:[口コミの本文を貼る]

AIの下書きは、送る前に人が次の4点を確かめます。

  • 書かれていない出来事:口コミに無い内容をAIが足していないか
  • 行っていない約束:「改善しました」「次回から〜します」など、店舗が決めていないことを書いていないか
  • 書き出しの重複:直近の返信と同じ書き出しが続いていないか
  • 低い評価への返信:送る前に店長が読んだか

低い評価への返信は、AIに任せきりにせず、最後の判断は店長が行います。運用の分け方はGoogleクチコミのAI返信フローと人が対応する範囲で詳しく解説しています。

この章で押さえるのは、依頼は3つの場面で特典なしに行い、返信は型に沿って書き、AIの下書きは人が4点を確かめてから送ることです。

店名・住所・立地で起きる失敗と防ぎ方

ここで挙げる5つの失敗は、「検索で目立ちたい」「手早く済ませたい」と考えたときに起きます。それぞれ、起きる状況と防ぎ方をセットで書きます。

店名に「博多」「天神」を足すと、プロフィールの停止につながる

看板の店名は「〇〇」なのに、検索で出やすくしようと「〇〇 博多駅前 焼き鳥」と登録すると、ガイドライン違反になります。 Google に掲載するビジネス情報のガイドラインは、「ビジネス プロフィールが停止されないようにするには、作成の際に以下の条件を満たす必要があります。」としたうえで、条件の1つに「業務内容を正確に反映する。」を挙げています。 店名についても、看板やウェブサイトで実際に使っている名前と同じにするよう定めています。同じページには、ビジネス名に不要な情報を含めるとビジネス プロフィールが停止される場合がある、とも書かれています。

防ぎ方は、地名を店名ではなく、説明文・住所・投稿に書くことです。店名の正しい書き方は店舗名にキーワードを入れてはいけない理由と正しい表記で詳しく解説しています。

他の媒体に古い住所や営業時間が残っていると、Googleに情報を書き換えられることがある

移転後に予約サイトだけ旧住所のまま、公式サイトだけ営業時間が古いまま、といった状態で起きます。Googleは複数の情報源から店舗の情報を集めてプロフィールを更新することがあるため、外部の古い情報をもとに、Googleマップ側の住所や営業時間が変わる場合があります。

防ぎ方は、ステップ2で作った表を基準にして、住所や営業時間を変えるときは同じ日にすべての媒体を直すことです。表の「この情報を載せている媒体」の欄が、直す先の一覧になります。

ビルや地下街の店舗は、ピンが入口からずれると来店前に迷わせる

商業ビルや地下街に入っている店舗で、ピンが建物の中心や地上の別の場所に立っているときに起きます。ルート案内の終点が入口と違うため、お客さまは建物の周りで入口を探すことになり、電話で道を聞かれる回数も増えます。

防ぎ方は、ピンを入口に合わせたうえで、ステップ4の説明文に入口の目印を書き、ステップ5の入口と案内板の写真を載せることです。3つがそろうと、初めての人でも写真と文で道順を確かめられます。

移転後に旧店舗の掲載を残すと、旧住所へ案内される

天神から博多へ移るなど、市内で移転したときに新しいプロフィールを作り、旧店舗の掲載をそのままにすると起きます。旧住所の掲載が検索結果に残っていると、それを見たお客さまが閉店した場所へ向かうことがあります。

防ぎ方は、今のプロフィールの住所を新しい住所に編集することです。オーナー確認後に住所が変わった場合は、オーナー確認をもう一度行う必要があります。住所の編集のしかたはビジネスプロフィールを編集する方法(Google公式ヘルプ)で確認できます。

移転時の住所変更の進め方と口コミの扱いはGoogleマップで移転の住所変更をする手順で解説しています。

店舗から離れた地名の順位を追うと、施策の判断を誤る

博多駅前の店舗が「天神 居酒屋」の順位を毎日確かめ、順位が上がらないからと説明文を何度も書き換える、といった場面で起きます。順位を決める要素には距離が入っているので、店舗から離れた地名での検索は上位に出にくく、説明文を変えても結果はあまり変わりません。

防ぎ方は、追う検索語を「最寄り駅名+業種」に絞り、順位を測る地点を店舗の周辺に決めることです。測り方はMEO順位を自分で確認する手順で紹介しています。

この章で押さえるのは、店名に地名を足さないこと、住所とピンを入口まで正確にすること、追う検索語を店舗の周辺に絞ることです。

MEO対策の効果を確かめる月1回の記録

効果は、順位ではなく、電話、ルート検索、ウェブサイトへのクリックといったお客さまの行動の数で確かめます。これらの数は、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスの画面で、レポートの期間を選んで確認できます。確認の手順と項目の一覧はビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する(Google公式ヘルプ)にまとまっています(2026年9月現在。項目の名前は画面の変更で変わることがあります)。

次の表を月に1回埋めると、何を変えた月に数字が動いたかを前後で比べられます。

記録する項目見る場所記録の例
通話の数パフォーマンス画面42件
ルートの数パフォーマンス画面118件
ウェブサイトのクリック数パフォーマンス画面65件
新しい口コミの数口コミの一覧6件
返信した口コミの数口コミの一覧6件
「Googleマップを見て」と答えた人数店頭での聞き取り14人
その月に変えたこと店舗のメモピンを入口へ移動、入口の写真を追加

「その月に変えたこと」の欄があると、翌月に数字が動いたときに理由を振り返れます。季節や連休による上下と、店舗が変えたことによる変化を分けるには、前年の同じ月の数字と比べます。1年分の記録がそろうまでは、変えたことと数字の動きを並べて見るところまでにとどめてください。

数字を売上に置き換えると、続けるかどうかを判断しやすくなります。たとえば、仮にルートの数が月30件増え、そのうち3人に1人が実際に来店し、客単価が4,000円だとすると、月4万円の売上に相当します。来店する割合は業種や立地で大きく変わるので、店頭で「何を見て来られましたか」と聞いた結果で置き換えてください。

電話1件あたりにいくらかけているかで判断する方法はMEO対策の費用対効果を通話1件あたりの単価で出す方法で解説しています。

この章で押さえるのは、行動の数と「その月に変えたこと」を並べて記録し、前後の変化で判断することです。

MEO対策の業者に依頼する前に確かめること

業者に依頼する場合は、オーナー権限を誰が持つか、順位をどこから測るか、社内に残る作業は何かを契約前に確かめます。ここを決めずに始めると、解約時や成果の確認で困ることになります。

オーナー権限は自社のアカウントで持つ

プロフィールのオーナーは自社が管理するGoogleアカウントのままにし、業者は管理者として追加します。 ユーザーの追加と削除はオーナーにしかできないため、業者のアカウントだけがオーナーになっていると、解約のときに業者へ頼んで権限を移してもらう必要があります。

オーナーと管理者でできることの違いはビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する(Google公式ヘルプ)で確認できます。 追加の手順はGoogleビジネスプロフィールの担当者追加と権限の違いで解説しています。

順位レポートは計測地点を確かめる

「福岡 焼き鳥で1位」という報告を受けたら、どこから測った順位かを確かめます。店舗のすぐ近くから測れば、距離の要素で上位に出やすくなるためです。お客さまが検索する場所(駅や職場の多い地域)から測った数字かどうかで、レポートの意味が変わります。読み方はMEO代行の順位レポートの読み方と契約前の確認点にまとめています。

見積もりに出ない社内の作業

業者に依頼しても、店舗にしかできない作業は残ります。見積書には載らないので、誰が担当するかを先に決めておきます。

  • 写真撮影の立ち会い:営業時間外に店舗を開け、商品を用意する時間が要る
  • 営業時間の変更連絡:臨時休業や特別営業時間を、業者へ前もって伝える
  • 低い評価への返信の確認:事実関係を知っているのは店舗なので、文案を店長が読む
  • 店頭での口コミの声かけ:会計時の依頼は、スタッフにしかできない

MEO対策が向きにくい店舗の条件

予約が数か月先まで埋まっている店舗や、紹介だけで受けている店舗は、新しいお客さまを地図検索から集める必要が小さく、費用に見合う変化が出にくくなります。この場合は、営業時間と住所を正しく保ち、届いた口コミに返信するところまでを自社で行えば足ります。

店舗を持たず出張で仕事を受ける事業は、プロフィールから住所を削除し、サービス提供地域を設定します。設定の方法は非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する(Google公式ヘルプ)で確認できます。

自社で行う範囲と依頼する範囲

分け方の目安は、店舗にしか分からない情報と判断は自社で、定期的に続ける作業は外に出す、という線引きです。

作業自社で行う依頼できる
店名・住所・ピン・営業時間の決定決める入力と他媒体の表記の確認
初期設定10項目の入力内容の確認入力と定期的な見直し
口コミの依頼店頭での声かけ口コミ用のQRコードを案内する準備(卓上カード・レシートなど)
口コミへの返信返信内容の確認(低い評価への対応の判断を含む)返信の文案づくりと投稿
投稿と写真の更新素材の用意投稿の作成と公開

口コミの返信や投稿を続ける時間が取れない場合は、口コミ返信まで任せるMEO対策の代行をご相談いただけます。返信の文案づくりや投稿を任せ、店舗側は来店客への声かけと、返信内容の確認に時間を使う分け方です。返信は、店舗が内容を確認したあとにコレットラボが投稿します。

この章で押さえるのは、オーナー権限と計測地点を契約前に確かめ、店舗に残る作業の担当者を決めてから依頼することです。

福岡・博多のMEO対策でよくある質問

天神と博多に1店舗ずつある場合、プロフィールは店舗ごとに作るべきですか?

店舗ごとに1つずつ作ります。住所も電話番号も違う2店舗を1つの掲載にまとめると、お客さまが違う店舗へ向かってしまいます。説明文は店舗ごとに最寄り駅と入口を書き分け、同じ文を使い回さないようにしてください。管理の方法はGBP複数店舗を一括管理する手順で解説しています。

店名にもともと「博多」が入っています。これも違反になりますか?

看板、公式サイト、名刺などで実際にその名前を使っているなら、違反にはなりません。問題になるのは、実際の店名に無い地名や業種名を、検索のために後から足す場合です。迷うときは、看板の写真と同じ文字列になっているかで確かめてください。

店舗を持たず、福岡市内へ出張するサービスでもGoogleマップに載せられますか?

載せられます。住所を削除して、サービス提供地域に市や区の名前を設定します。自宅兼事務所の住所を公開したくない場合もこの形です。登録からオーナー確認までの流れは住所非公開でGoogleビジネスプロフィールに登録する手順をご覧ください。

訪日客から英語や韓国語の口コミが届いたら、何語で返信すればいいですか?

口コミと同じ言語で、短く返信します。翻訳にAIを使う場合は、店名やメニュー名が別の言葉に置き換わっていないかを確かめてください。返信の下に日本語の文を1行添えておくと、あとでスタッフが読み返したときにも内容が分かります。

飲食店は、グルメサイトの掲載をやめてもよいですか?

すぐにやめる必要はありません。グルメサイトは、サイトの中で店舗を比べている人に届きます。Googleマップは、「天神 個室 居酒屋」のように、地図で近くの店舗を探している人に届きます。役割が違うので、先にGoogleビジネスプロフィールの営業時間・メニュー・写真を最新にしてください。そのうえで、グルメサイト経由の予約数と掲載料を毎月記録すると、費用に見合わなくなったプランから見直せます。

まずはスマホで自店名を検索し、ピンが入口に立っているか、住所にビル名と階数が入っているかだけ確かめてください。返信の型を業種に合わせて決めたい方は、次に業種別の口コミ返信の例文集を読むと、そのまま使える文面が見つかります。

ここまで読んで、初期設定の見直しや口コミへの返信を店舗の業務と並行して続けるのは難しいと感じた方は、初期設定から口コミ返信まで行うMEO対策の代行をご覧ください。いまの掲載の状況を伺い、どこから直すかを一緒に決めるところからでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。

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2025.07.10 / 約 14 分

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