Googleビジネスプロフィール登録|スマホでの進め方と注意点
この記事の要点
- 新規登録は business.google.com/add から、登録後の管理はGoogleマップアプリと、Google検索での自店名検索のどちらからでも進められます
- 入力前にNAP・カテゴリ・営業時間を紙で確定させると、やり直しが消える
- スマホ特有の失敗は4つ。重複登録、ピンずれ、個人アカウント、動画確認の撮り直し
Googleビジネスプロフィールの登録は、パソコンがなくてもスマホだけで最後まで進められます。Googleマップアプリから入る方法と、Google検索で自分の店名を検索して管理メニューから入る方法があります。スマホでの管理方法や画面の名称は変わることがあるので、始める前にGoogleビジネスプロフィール ヘルプで現在の案内を確認してください。
この記事は、店舗や事務所を1〜3か所運営していて、パソコンの前に座る時間がなかなか取れない方に向けて書いています。読み終わる頃には、今日スマホで登録を始めて、オーナー確認の申請まで出せる状態を目指します。
扱うのはスマホでの登録操作とオーナー確認までです。登録後の写真・投稿・口コミといった運用全体の流れはGoogleマップ店舗登録の手順|登録・作り込み・更新の3ステップにまとめているので、全体像から知りたい方は先にそちらをご覧ください。
Contents / 目次
スマホ登録の入口は、マップアプリと検索画面の2か所
結論から言うと、スマホでのGoogleビジネスプロフィール登録は「Googleマップアプリ」か「Google検索」のどちらかから始めます。
Googleマップにまだ載っていない店舗を新しく登録するときは、business.google.com/add を開いて[Google にビジネス情報を追加]から進む手順が、Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する(Googleヘルプ)で案内されています。Googleマップのヘルプでは、登録とオーナー確認はパソコン・スマートフォン・タブレットのどれでも行えると説明されています。登録したあとの管理は、どちらの入口からでも進められます。ただし、それぞれの入口で編集できる項目は更新で変わります。探している項目が見当たらないときは、もう一方の入口を開いて確認してください。現在の仕様はGoogleビジネスプロフィール ヘルプで確認できます。
| 入口 | 始め方 | 向いている作業 |
|---|---|---|
| Googleマップアプリ | ログイン済みの状態でアプリを開き、[ビジネス]をタップする。まだ管理していない店舗は、店舗のページの[ビジネス オーナーですか?]から申請する | すでに載っている店舗の申請、営業時間の変更、写真の追加、口コミ返信といった日常の更新 |
| Google検索(ブラウザ) | ログイン済みの状態で、自分の店名と市区町村名、または「マイビジネス」で検索し、表示される管理メニューから進む | 登録項目の作り込み全般 |
ポイント。どちらの入口でも、オーナー確認を行ったGoogleアカウントが、そのビジネスのオーナーになります。誰のアカウントでログインしているかを、始める前に必ず確認してください。
メニュー名やボタンの位置は、アプリの更新でたびたび変わります。この記事では位置を断定せず「どこから入って、何を入力するか」で書いていますので、画面上の正確な名称はGoogleビジネスプロフィールの公式ヘルプで確認しながら進めてください。
なお、すでにGoogleマップ上にあなたの店舗が表示されている場合、やることは新規登録ではなくオーナー確認です。ここを間違えると同じ店舗が2つ並ぶ重複プロフィールになります。判別の仕方は次の章のステップ1で説明します。
この章の結論。スマホでの登録は、マップアプリか検索画面のどちらかから入ります。項目が見つからないときはもう一方の入口を開く、と決めておけば、迷う時間がなくなります。
スマホでの登録手順、7ステップ
スマホでの登録は、次の7ステップで完了します。材料が揃っていれば、入力そのものはそれほど時間がかかりません。時間がかかるのは入力ではなく、このあとのオーナー確認の待ち時間なので、材料を先に揃えてから画面を開くのが一番の近道です。
ステップ1。すでに登録されていないかを確認する
まずGoogleマップアプリで、自分の店名や会社名、住所を検索します。Googleマップの情報は、ユーザーの投稿や外部データから自動で作られていることがあり、自分で登録した覚えがなくても存在することがあります。
検索して自分の店舗が出てきたら、そのページを開いてください。オーナー確認がまだのビジネスは、そのページで[概要]>[ビジネス オーナーですか?]>[管理を開始]と進み、オーナー確認を申請します。ボタンの名称は変わることがあるので、Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する(Googleヘルプ)で現在の案内を確認しながら進めてください。すでにほかのユーザーがオーナー確認を済ませている場合は、現在のオーナーにオーナー権限をリクエストする手続きになります。
逆に、検索しても出てこない場合だけ新規登録に進みます。この確認を飛ばして新規作成すると、同じ店舗の重複プロフィールができてしまいます。Googleは、ビジネスごとに作成できるプロフィールは1つだけで、重複と見なされたプロフィールはGoogle検索やマップに表示されなくなると説明しています(重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する(Googleヘルプ))。
ステップ2。ビジネス用のGoogleアカウントを用意する
登録に使うアカウントは、個人のGmailではなく、ビジネス用に作った専用のGoogleアカウントを使ってください。理由は、担当者が退職したり、スマホを買い替えたりしたときに、管理権限ごと連絡が取れなくなる事故を防ぐためです。
たとえば、開店準備で忙しい時期に店長の個人アカウントで登録し、その店長が異動したあとに誰も入れなくなることがあります。元のオーナーと連絡が取れない場合は、Googleにオーナー権限をリクエストする手続きになります。Googleのヘルプでは、現在のオーナーは3日以内に返信する必要があり、返信が無いときは自分でオーナーとして申請できる場合もあるものの、常にできるわけではないと説明されています(ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする(Googleヘルプ))。
スマホでアカウントを切り替える場合は、マップアプリのアカウント切り替えメニューから行います。すでに個人アカウントで登録を進めてしまった場合は、あとから会社アカウントをオーナーとして追加し、メインのオーナー権限を会社アカウントへ譲渡する形で立て直せます。オーナーになってから7日ほどは、メインのオーナー権限を譲渡できないので、日数に余裕を持って進めてください。手順はGoogleビジネスプロフィールの権限付与|担当者追加と権限の違いで解説しています。
ステップ3。入力する材料を先に決めておく
スマホの小さい画面で考えながら入力すると、途中で迷って戻り、入力内容が消えることがあります。画面を開く前に、次の項目をメモアプリに書き出しておいてください。そのままコピーして貼り付けられます。
■ 登録前チェックシート(メモアプリにコピーして埋めてください)
【ビジネス名】看板・名刺・ウェブサイトと同じ表記で
店舗名/会社名:
※「〇〇店 地域名 業種名」のような追加語は入れない
【住所】郵便物が届く表記のまま
郵便番号:
住所(建物名・部屋番号まで):
※テナントの場合、階数・部屋番号まで入れる
【電話番号】この番号にかけると実際につながること
代表電話:
※本部の番号ではなく、その店舗につながる番号を
【カテゴリ】主役を1つだけ決める
メインカテゴリ(1つ):
追加カテゴリ(あれば2〜3つ):
【営業時間】曜日ごとに
月: 火: 水: 木: 金: 土: 日:
定休日:
ランチ/ディナーで分かれる場合の区切り:
【ウェブサイト】すでに公開済みのURLだけ
URL:
※準備中のURLは入れない。無ければ空欄でよい
【ビジネス説明文】下のテンプレを埋める
※全角375文字(半角750文字)以内。URLは入れられない
説明文は、あとから何度でも直せますが、最初にひな形があると入力が一気に速くなります。次のテンプレートの[ ]を埋めるだけで形になります。
[地域名]で[業種]を営んでいます。
主に[どんなお客さまが][どんなときに]利用されています。
・[提供している主なサービス1]
・[提供している主なサービス2]
・[提供している主なサービス3]
[駐車場・アクセス・支払い方法など、来店前に知りたい情報]
[予約の要否と、予約方法]
※キーワードを並べない。読んだ人が来店を判断できる情報だけを書く
店舗名の欄は、看板・ウェブサイト・名刺などで一貫して使っている実際の名称で登録してください。Googleは、ビジネス名に所在地やサービスの情報などの不要な語を含めないよう案内していて、含めるとビジネス プロフィールが停止される場合があると説明しています(Google に掲載するビジネス情報のガイドライン)。「〇〇歯科 大分市 インプラント」のような表記は避けてください。
ステップ4。ビジネス名とカテゴリを入力する
ステップ1で決めた入口から登録を始め、ステップ3のメモを見ながら名称とカテゴリを入力します。カテゴリは、入力欄に業種の言葉を打つと候補が出てくる形式なので、自由入力ではなく候補から選びます。
メインカテゴリは1つだけです。ここで迷って複数登録すると、どのお客さまに向けた店舗なのかがぼやけます。売上構成比が一番大きいものを主役に据えてください。カテゴリの選び方に迷ったら、Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定|メイン1つと追加の選び方を参考にしてください。
ステップ5。住所とピンの位置を合わせる
住所を入力すると、地図上にピンが自動で置かれます。ここで必ず地図を拡大して、ピンが実際の入口の位置にあるかを確認してください。スマホは画面が小さく、地図を縮小したまま「そのあたりに立っていればOK」と見えてしまうので、ピンずれに気づかないまま進みがちです。
特にずれやすいのは、次のような立地です。
- 大きな建物のテナント
- 道路を挟んだ向かい側に別の建物がある立地
- 新しく分譲された区画
ピンがずれていると、来店するお客さまがナビで隣の建物に案内され、「場所が分からなかった」という口コミにつながります。
ドラッグしてピンを動かせる場合は、入口の前まで動かしてください。すでに公開されているプロフィールでピンがずれている場合の直し方はGoogleマップのピンずれを直す手順|反映されない時の対処もにまとめています。
店舗を持たず、お客さまのところへ出向いて仕事をする業種(出張修理、リフォーム、士業の訪問対応など)については、住所の扱いとサービス提供地域の設定方法がGoogleのヘルプで案内されています(非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する)。自宅兼事務所で住所を出したくない場合は、公式ヘルプで現在の条件を確認したうえで設定してください。考え方は住所非公開でGoogleビジネスプロフィール登録|オーナー確認まででも解説しています。
ステップ6。電話番号とウェブサイトを入れる
電話番号は、その番号にかけたときに実際にその店舗につながるものを入れます。本部の代表番号を全店舗に入れてしまうと、お客さまが電話しても店舗の状況が分からず、取りこぼしが起きます。
ウェブサイトのURLは、すでに公開されていて表示できるものだけを入れてください。制作中のURLや、まだ公開していないページは入れないでください。Googleのヘルプは、ウェブサイトの欄には「http://」または「https://」を含む完全なURLを入れ、サイトでGooglebotがブロックされていないことを確かめるよう案内しています(ビジネス プロフィールを編集する(Googleヘルプ))。公式サイトがない場合は空欄のままで構いません。
ステップ7。営業時間を曜日ごとに入れて、申請を出す
営業時間は、曜日ごとに設定します。ここを空欄のまま公開すると、お客さまは「今開いているのか」が分からず、電話や来店をためらいます。登録時点で最も効く項目のひとつなので、面倒でも全曜日を埋めてください。
昼と夜で営業時間が分かれる飲食店は、中休みを挟んだ時間帯の入れ方をGoogleビジネスプロフィール ヘルプで確認してから設定してください。「11時〜22時」とひとまとめにすると、中休みの時間に来店したお客さまが閉まった店舗の前に立つことになります。
ここまで入力できたら、オーナー確認の申請に進みます。確認が完了するまで、入力した情報は一般には表示されません。
この章の結論。差がつくのは画面を開く前の準備です。名称・カテゴリ・営業時間の3つを紙で確定させてから始めれば、途中でつまずいて入力をやり直すことがなくなります。
オーナー確認、スマホでの通し方と選択肢
オーナー確認とは、そのビジネスを管理する権限が本当にあなたにあるかをGoogleが確かめる手続きのことです。ここを通らないと、入力した情報はGoogleマップに反映されません。
まず知っておいてほしいのは、確認方法をこちらで自由に選べるとは限らないということです。Googleのヘルプでは、オーナー確認の方法はGoogleが自動で決めるため変更できず、使える方法は業種・公開情報・地域・営業時間によって違うと説明されています。方法には電話またはSMS、メール、ライブビデオ通話、動画の録画、ハガキがあり、手順を終えたあとの審査には5営業日ほどかかります。それぞれで何をするかは変わることがあるので、申請前にGoogle でビジネスのオーナー確認を行う(Googleヘルプ)で現在の方法と手順を確認してください。「電話で確認したいのに動画しか出てこない」こともあります。
どの方法が出てくるか分からない以上、事前に全部の準備をするのは現実的ではありません。申請画面で提示された方法を見てから動く、で十分です。
動画での確認を求められたときの撮り方
動画での確認を求められることがあります。スマホ1台で撮れるので難しくはありませんが、撮影の条件はGoogleのヘルプで決まっていて、途切れずに撮った未編集の30秒以上の動画を、モバイル デバイスで撮影してビジネス プロフィールからアップロードする必要があります。あらかじめ撮っておいた動画は使えません。求められる内容は変わることがあるので、提出前に必ず動画の録画でビジネスのオーナー確認を行う(Googleヘルプ)を開いて、現在の要件を確認してください。
つまずきやすいのは、店内だけを撮ってしまうケースです。外観と周辺が入っていないと、その住所にある店舗だと判断できません。外の看板から歩いて中に入り、そのままバックヤードまで進む、という順番で撮ると、場所・営業の実態・管理していることが一本の動画で自然につながります。詳しい撮り方と再申請の流れは動画のみのオーナー確認を通す手順|Googleビジネスプロフィールにまとめています。
確認が通らない、そもそも申請ボタンが出てこないといった場合は、原因ごとに対処が違います。Googleビジネスプロフィール登録できない5つの原因と確認の順番で切り分けてください。確認方法の選び方と再申請の判断はGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認|方法の選び方と再申請で詳しく扱っています。
この章の結論。確認方法は選べないことがあるので、提示された方法に合わせて動くのが最短です。動画を求められたら、まず公式ガイドラインを開いて現在の要件を確認してから撮影に入ってください。
登録後に起きること、時間の目安
オーナー確認が通ると、入力した情報がGoogleマップとGoogle検索に表示され始めます。ただし、登録した翌日に電話が鳴り始める、ということはまず起きません。順番があります。
Googleは、新しいビジネスが検索結果の順位に反映されるまで最長で1か月かかることがあると説明しています(ビジネス情報が Google に表示されるようにする(Googleヘルプ))。登録してしばらくの間に起きるのは「見つけてもらえるようになる」ところまでです。店名で検索した人に正しい情報が出る、地図アプリで経路が引ける、営業時間が分かる。ここが土台になります。
実際に問い合わせや来店の動きが変わるのは、写真・営業時間・カテゴリが揃ってからです。Googleビジネスプロフィールでは、閲覧数や、電話・ルート検索といったお客さまの反応を数字で確認できます。指標の名前は「閲覧数」「通話数」「ルート」「ウェブサイトのクリック」などで、Googleマップアプリでは[ビジネス]の[パフォーマンス]から見られます。名前は変わることがあるので、どこで何が見られるかはビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する(Googleヘルプ)で確認してください。見るときは、次の3つを分けて考えます。
- どれだけ見られているか
- 連絡しようと思われたか(電話などの反応)
- 来店に向けて動いたか(経路の検索)
見られてはいるのに通話数やルートが動かないなら、見られてはいるが選ばれていないということです。何が足りないかは店舗によって違います。写真や口コミの少なさが原因のこともあれば、営業時間・価格帯・立地・近隣の競合といった条件が効いていることもあります。順番としては、まず自分のプロフィールを競合と並べて見比べて、来店を決める材料が揃っているかを確かめてください。
登録から成果が見えるまでの期間の考え方と、途中で何を見て続けるかを判断する基準はMEO対策の効果が出るまでの期間|途中で見る指標と続ける判断で整理しています。
登録直後にやると差がつくこと。写真を外観・内観・商品またはサービス・スタッフ・駐車場の5系統で最低1枚ずつ入れておくと、検索した人が来店前に判断できる材料が揃います。スマホで撮ったものをそのまま使って構いません。
この章の結論。登録は「見つけてもらう土台」を作る作業で、来店が動くのは写真と営業時間が揃ってからです。見られた数と、通話数・ルートといった反応を分けて見ると、次に何を足すべきかが判断できます。
スマホ登録でつまずく4つの失敗と、戻し方
ここで挙げるのは、パソコンではあまり起きず、スマホで登録したときに集中して起きる失敗です。どれも登録の途中で気づけば数分で直せますが、公開後に気づくと手間が何倍にもなります。
失敗1。既存プロフィールに気づかず新規作成し、店舗が2つ並ぶ
起きる状況。スマホで「Googleビジネスプロフィール 登録」と検索し、出てきた登録開始画面からいきなり入力を始めたときに起きます。パソコンより画面が狭く、既存の店舗候補が一覧に出ていても気づかずスクロールしてしまいます。
その結果。同じ店舗のプロフィールが2つある状態になります。Googleは、ビジネスごとに作成できるプロフィールは1つだけで、同じビジネスの複数のプロフィールはポリシー違反になり、重複と見なされたプロフィールはGoogle検索やマップに表示されなくなると説明しています(重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する(Googleヘルプ))。過去の口コミや写真が付いているのは元からあるプロフィールで、自分が管理しているのは口コミの無い新しいほう、ということも起きます。
防ぎ方。登録を始める前に、必ずGoogleマップアプリで店名・住所・電話番号の3通りで検索してください。特に電話番号での検索は、店名の表記が違って見つからないケースを拾えます。すでに重複ができてしまった場合は、片方を放置せず、重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する(Googleヘルプ)で重複プロフィールの現在の扱いを確認したうえで対応してください。
失敗2。住所の予測変換に任せて、ピンが隣の建物に立つ
起きる状況。スマホの住所入力は候補が自動で出るので、途中まで打って候補をタップして終わりにしがちです。このとき建物名や部屋番号が抜けたり、近い住所の候補を選んでしまったりします。
その結果。ナビで案内される場所が実際の入口とずれます。建物が密集している商業ビルや、区画の広い工場地帯では、少しのずれでも別の建物の前に案内されます。「場所が分かりにくい」という低評価の口コミは、店舗の努力ではなくピンの位置が原因のことがあります。
防ぎ方。住所を入力したあと、地図を最大まで拡大して、ピンが自分の入口の上にあるかを目で見て確認します。テナント入居の場合は、建物名と階数・部屋番号まで住所欄に入れてください。
失敗3。個人のGmailで登録し、権限が個人に紐づく
起きる状況。スマホは普段から個人アカウントでログインしているので、そのまま登録を進めてしまいます。アカウントの切り替えを意識するタイミングが、パソコンより明らかに少ないのが原因です。
その結果。その担当者が退職・異動したあと、会社側から情報を更新できなくなります。営業時間の変更も、口コミへの返信もできません。連絡が取れる相手なら、メインのオーナー権限を譲渡してもらえば解決します。連絡が取れない場合は、Googleにオーナー権限をリクエストする手続きになり、必ず権限を取り戻せるとは限りません。
防ぎ方。登録の一番最初に、マップアプリでどのアカウントでログインしているかを確認してください。ビジネス用アカウントがまだなければ、先に作ってから登録に入ります。すでに個人アカウントで作ってしまった場合は、会社アカウントをオーナーとして追加し、メインのオーナー権限を会社アカウントへ譲渡してから、個人アカウントを外す形で立て直せます。メインのオーナーは、権限を譲渡するまで自分を外せません。
失敗4。確認用の動画を撮り直しになり、日数を失う
起きる状況。店内だけを撮る、暗くて看板の文字が読めない、といったケースです。スマホで手軽に撮れるぶん、公式の条件を確認せずに1回目を出してしまいがちです。
その結果。動画を撮り直して提出し直すことになります。Googleのヘルプでは動画の審査に5営業日ほどかかることがあると説明されているので、その分だけ公開が遅れます。開店日が決まっている場合、この遅れがそのまま機会損失になります。
防ぎ方。撮影前に動画の録画でビジネスのオーナー確認を行う(Googleヘルプ)で現在の要件を確認し、撮る順路を決めてから、明るい時間に撮ってください。手ぶれを抑えるためにゆっくり歩き、看板の前では数秒止まると文字が読み取れます。
この章の結論。スマホ特有の失敗は、画面が狭いことと、普段のログイン状態をそのまま使ってしまうことから生まれます。「既存プロフィールの検索」「ピンの拡大確認」「アカウントの確認」の3つを登録前に済ませておけば、大半は防げます。
スマホだけで完結しない部分と、現場での割り切り方
率直に言うと、スマホだけで最初から最後まで気持ちよく終わるわけではありません。登録とオーナー確認まではスマホで十分ですが、そのあとの作り込みで詰まる場面が出てきます。ここを先に知っておくと、無駄に悩まずに済みます。
探している編集欄が見つからないときは、入口を変える
編集できる項目は入口や更新のタイミングによって変わります。Googleマップアプリで目的の編集欄が見つからないときは、スマホのブラウザでGoogle検索から自店名を検索し、管理メニュー経由で開いてみてください。同じスマホでも、アプリではなくブラウザを使う、という切り替えです。それでも見つからない場合は、Googleビジネスプロフィール ヘルプでその項目の現在の扱いを確認してください。
「アプリにその項目がない=自分の店舗では設定できない」と誤解して、登録を諦めないでください。まずはブラウザ側で探してみてください。
写真をたくさん入れる作業は、パソコンのほうが速い
写真1枚を追加するだけならスマホが速いです。ただし、開店時に20枚30枚まとめて入れるときは、選択と並べ替えの手間でパソコンのほうが明らかに速くなります。スマホで撮った写真をクラウド経由でパソコンから上げる、という分担が現実的です。
逆に、日々の更新はスマホのほうが続きます。営業時間の臨時変更、その日の入荷、口コミへの返信は、思い立った瞬間にスマホで済ませたほうが確実です。日常運用をスマホで回す型はMEO運用を週1回5分で続ける習慣術|スマホ3ステップにまとめています。
登録が終わっても、第三者に情報を書き換えられることがある
ここが登録時点で一番見落とされる点です。Googleマップの情報は、オーナー以外のユーザーも「編集を提案」できます。営業時間や店名が、知らないうちに変わっていることが実際にあります。
スマホで管理していると、パソコンのように毎日管理画面を開く習慣ができにくいので、変更に気づくのが遅れます。月に1回、自分の店名でスマホから検索して、営業時間と電話番号が実態と合っているかを見る。この確認を予定に入れておいてください。
意図しない変更が入ってしまった場合の戻し方はGoogleビジネスプロフィールの自動修正を元に戻す手順と再発防止の進め方で解説しています。
この章の結論。スマホは登録・確認・日常更新に強く、写真の一括投入や項目の作り込みではブラウザやパソコンを併用したほうが速い、という割り切りが現実的です。登録が終わりではなく、月1回の点検までを最初から予定に入れておくと運用が崩れません。
スマホからはどこで登録・管理できますか
Googleマップアプリから入るか、スマホのブラウザでGoogle検索から自店名を検索して管理メニューに進む形になります。管理方法や画面の名称は変わることがあるので、迷ったらGoogleビジネスプロフィール ヘルプで現在の案内を確認してください。似た名前の非公式アプリには注意してください。
登録の途中でアプリを閉じてしまいました。最初からやり直しですか
同じアカウントで入り直したときに、入力内容がどこまで残っているかは、進んだ段階によって違います。だからこそ、名称・住所・カテゴリ・営業時間を先にメモアプリに書いておくと、やり直しになっても短時間で入力し直せます。
開店前でもスマホから登録していいですか
開業前の登録の可否と、その場合に必要な入力項目はGoogleビジネスプロフィール ヘルプで確認してください。いずれの場合も、ウェブサイトのURLは公開済みのもの、電話番号は実際につながるものを入れてください。未開通の番号では、電話やSMSでのオーナー確認のコードを受け取れません。
スマホで登録した情報は、あとからパソコンでも編集できますか
できます。登録に使ったGoogleアカウントでログインすれば、パソコンでも同じプロフィールを編集できます。スマホとパソコンで別々のプロフィールができるわけではありません。写真をまとめて追加するときだけパソコンを使う、という併用が現実的です。
オーナー確認の申請を出したあと、情報を直しても大丈夫ですか
Googleのヘルプでは、ハガキでの確認コードを待っている間は、ビジネス名・住所・業種を編集しないよう案内されています。編集すると、届いたコードが使えなくなります。ほかの方法で確認しているときの扱いも含めて、Google でビジネスのオーナー確認を行う(Googleヘルプ)で確認してください。急ぎでなければ、確認が完了してから編集するのが安全です。誤りに気づいた場合は、放置せず早い段階で直してください。
まずは今スマホでGoogleマップアプリを開き、自分の店名と電話番号で検索してみてください。すでにプロフィールが存在するかどうかがすぐ分かり、新規登録に進むのかオーナー確認に進むのかが決まります。登録のあとに何を設定するかまで見通しておきたい方は、Googleマップ順位を自社で上げる基本設定5つとチェックリストから読み進めるとつながります。
ここまで読んで、「登録はできそうだけど、オーナー確認が通るか不安」「登録したあと誰が更新し続けるのかが決まっていない」と感じた方は、一度お話を聞かせてください。コレットラボのMEO対策支援では、店舗情報の基本設定から、投稿の制作・公開、口コミへの対応、月次の報告までを行っています。現状を伺うだけでも構いません。MEO対策・Googleマップ集客の代行からお気軽にご相談ください。
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