眼鏡店のMEO対策|視力測定の予約が届く掲載項目と代行の分担表
この記事の要点
- 視力測定の予約は予約リンクで受け、サービス欄か説明文で測定があることを伝える
- 代行には更新と下書きを任せ、表現の確認と返信の承認は店舗に残す
- 眼鏡店で起きやすい失敗3つと、契約前に確認する5項目を本文に掲載
眼鏡店のMEO対策の中心は、Googleマップを見た方が、迷わず視力測定の予約まで進める掲載にすることです。予約リンク・サービス・営業時間・写真を店舗の実態に合わせます。そのうえで、更新と口コミ返信の下書きは代行会社に任せ、コンタクトレンズに関わる表現の確認と返信の承認は店舗に残す分担が現実的です。
眼鏡店を1〜数店舗経営していて、MEOの運用代行を依頼するか、どこまで任せるかを決めたい経営者・店長に向けた記事です。読み終わる頃には、代行会社に依頼する作業と費用の内訳、契約前の確認項目を決められる状態を目指します。
Googleビジネスプロフィールの初期設定を自社で進めたい方は、先に小売店のMEO対策の初期設定の手順をご覧ください。
Contents / 目次
眼鏡店のMEO対策で決めるのは掲載項目と分担と契約条件
眼鏡店のMEO対策で経営者が決めることは、次の3つです。MEO対策とは、Googleマップや「近くの眼鏡店」のような地域を含む検索で店舗情報を見つけてもらい、来店につなげる取り組みのことです。
- 視力測定の予約につながる掲載項目を、どこまで登録するか
- 代行会社に依頼する作業と、店舗に残す作業の分担
- オーナー権限・承認の流れ・報告の中身などの契約条件
眼鏡は、度数の測定、フレーム選び、レンズの加工と、来店から受け取りまでに時間がかかる買い物です。そのため「いつ行けば測定してもらえるか」を来店前に確かめたい方にとって、予約リンクと受付時間の表示が判断材料になります。
| 掲載項目 | 視力測定の予約との関係 | 主な担当 |
|---|---|---|
| ビジネス名・カテゴリ | 「眼鏡店」と検索した方の候補に入るかに関わる | 代行が設定、店舗が確認 |
| サービス | 測定・調整・修理の有無が来店前に分かる | 代行が登録、説明文は店舗が確認 |
| 予約リンク | 測定の予約ページに直接進める | 店舗が予約ページを用意、代行が設定 |
| 営業時間 | 測定の受付に間に合うかを判断できる | 店舗が変更を連絡、代行が反映 |
| 写真 | 測定スペースや品ぞろえが来店前に分かる | 店舗で撮影、代行が選定・登録 |
| 口コミ返信 | 初めての方が対応の様子を確かめられる | 代行が下書き、店舗が承認 |
Googleのヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」は、ローカル検索の結果が主に関連性・距離・知名度に基づいて表示されると説明しています。代行会社が順位を約束することはできません。
ビジネス プロフィールのサードパーティ ポリシーは、Googleのサービスで上位に掲載されることを保証することや、「Google 認定」のような誤解を招く組織アカウント名を使って、Googleやその関連会社であるかのように装うことを禁じています。
この章の結論。順位の約束を求めるより先に、ビジネス名・カテゴリ、サービス、予約リンク、営業時間、写真、口コミ返信の6項目を誰が担当するかを決めると、代行会社の見積もりを同じ条件で比べられます。
MEO運用代行に任せる作業と店舗に残す作業の分担表
MEO運用代行に任せやすいのは、情報の更新、投稿の作成、口コミ返信の下書き、月次の報告です。店舗に残すのは、写真の素材と予約の受付、医療機器に当たる商品の表現の確認、口コミ返信の承認、オーナー権限の保有です。
| 作業 | 代行会社 | 店舗 |
|---|---|---|
| 基本情報・サービス・予約リンク | 登録と更新 | 内容の確認 |
| 営業時間・臨時休業 | 反映 | 決まった時点で連絡 |
| 写真 | 選定と登録、撮影する内容の指示 | 店頭での撮影 |
| 投稿 | 文案の作成と公開 | 新作入荷・イベントの情報提供 |
| 口コミ返信 | 下書き、承認後の返信 | 内容の確認と承認 |
| コンタクトレンズ・補聴器の表現 | 文案の作成 | 店舗の責任者による確認 |
| 月次報告 | 数字の集計と翌月の提案 | 予約件数の共有 |
| オーナー権限 | 管理者として参加 | オーナーとして保有 |
口コミ返信の下書きはAIでも作れます。AIでも代行会社でも、下書きが度数や目の状態に触れていないかは担当者が確認します。
MEO運用代行の費用が変わる5つの条件
代行の月額は、依頼する作業の量で大きく変わります。見積書を比べる前に、次の5つが同じ条件になっているかを確かめます。
- 店舗数:プロフィールは店舗ごとにあり、登録・投稿・返信の作業は店舗の数だけ増えます
- 投稿の本数:月に何本作るか、文案の作成だけか公開までか
- 写真の用意:店舗が撮った写真を使うか、撮影まで依頼するか
- 口コミ返信の件数と承認:月の件数の上限と、店舗の承認を何回はさむか
- 初期設定と報告:カテゴリ・サービス・写真の見直しが月額に含まれるか、報告に予約件数との照合が入るか
費用対効果は、仮の数字で計算すると判断しやすくなります。仮に月額費用を4万円、眼鏡1組の粗利を2万円とすると、Googleマップ経由の予約が月2組増えれば費用と同じ額です。実際には見積もりの金額と自店舗の粗利に置き換えて計算してください。最低契約期間や違約金まで含めた比べ方はMEO対策の費用を総額で比べる方法で解説しています。
自社で行う作業と依頼する作業
スタッフが新作の写真を撮って投稿でき、口コミにも週1回は返信できるなら、まず自社で回す選択肢があります。来店後のアンケートから口コミの投稿を案内したい場合は、コレットラボが運営する口コミ管理ツールのRevipoで、回答した方全員にお礼の画面でGoogle口コミの投稿を任意で案内できます。
測定や加工で手が離せず、更新が月に1回もできない状態なら、更新と返信を依頼するほうが確実です。コレットラボのMEO対策・Googleマップ集客の代行では、届いた口コミの内容を店舗に確認していただいたうえでコレットラボが返信し、閲覧数・ルート・通話数と口コミの件数・評価を毎月記録します。
この章の結論。代行の見積もりは月額の数字だけで比べず、店舗数・投稿本数・写真・返信件数・初期設定の5条件をそろえて比べます。表現の確認と承認、オーナー権限は、どの契約でも店舗に残します。
視力測定の予約が届く掲載項目の設定手順
代行会社に依頼する場合も自社で設定する場合も、手順は同じです。代行会社の作業を確かめるチェック表としても使えます。
ステップ1 カテゴリとビジネス名を実態どおりにする
カテゴリは、メインカテゴリのほかに追加カテゴリも選べます。Googleのビジネス情報のガイドラインは「中核事業に当てはまるカテゴリを、できるだけ少なく選択」するよう求めています。
眼鏡店では、次のように選びます。
- メインカテゴリ:眼鏡の販売が中心なら、眼鏡店に当たるカテゴリにする
- 追加カテゴリ:補聴器やコンタクトレンズを実際に販売している場合だけ検討する
- 選ばないカテゴリ:眼科と誤認されるカテゴリ
ビジネス名は看板どおりにし、「視力測定」や駅名を足しません。同じガイドラインでは、チェーンは同じ国の拠点を同じ名称にするのが原則です。例外は、サブブランドや営業形態の違う事業をすべての拠点で一貫して名前を分けて運営している場合と、実際の店舗やウェブサイトなどで一貫して別の名称を使っている拠点の2つです。
ステップ2 サービスに視力測定を登録し、医療の検査と区別する
Googleのヘルプ「ビジネス プロフィールに表示されるサービスを管理する」は、サービス業など特定のカテゴリのビジネスでは、サービスの内容をプロフィールに掲載できる場合があると説明しています。管理画面に[サービスを編集]が表示される場合は、視力測定、フィッティング・調整、レンズ交換、修理など、店舗で実際に行っている作業を登録します。独自に作るサービス名には、価格や電話番号を入れられません。表示されない場合は、ビジネスの説明文に同じ内容を書きます。
眼鏡店の測定は、眼鏡の度数を合わせるためのものです。目の病気の有無を調べる眼科の検査と同じものとして書くと、読んだ方が眼科の診察を受けられると取り違えるおそれがあります。説明文は次の形を出発点にしてください。
視力測定(眼鏡の度数合わせ)
眼鏡をつくるための度数を測定します。所要時間の目安は[店舗で決めた時間を入力]です。
見え方の急な変化や、目の痛み・充血がある場合は、先に眼科の受診をおすすめしています。
測定の最終受付は閉店の[分数を入力]分前です。
ステップ3 予約リンクに測定の予約ページを設定する
Googleのビジネスリンクに関するポリシーとガイドラインによると、予約などのビジネスリンクは、すべてのビジネスで利用できるとは限らず、一部の国と地域では利用できないリンクもあります。リンクを追加するには、ビジネスのオーナー確認も必要です。管理画面に予約リンクの項目が表示される場合は、測定を予約できるページのURLを設定します。リンク先はその店舗の予約ページにし、一般的なページや別の店舗の予約ページにはしません。詳しい操作はGBPに予約リンクを設定する手順で解説しています。
Googleマップ経由の予約を数えるには、URLにUTMパラメータを付けます。UTMパラメータとは、どこから来た訪問かをGA4で見分けるために、URLの末尾に付ける目印です。
https://[予約ページのURL]?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=gbp_reserve
予約ページにGA4が入っていないと数えられません。予約システムのページに計測タグを入れられるかは、提供元に確かめてください。GA4での見方はMEOの効果をGA4で計測する方法にまとめています。
ステップ4 営業時間・属性・写真で来店前の不安を減らす
営業時間は店舗の営業時間を入れ、測定の最終受付はステップ2の説明文に書きます。休業が決まったときは、特別営業時間か臨時休業で反映します。属性では、駐車場や電子決済などの対応を、実際の対応どおりに設定します。Googleのヘルプ「ビジネスの属性を管理する」によると、一部の属性は特定の地域・国・業種でしか変更できず、来店した方からの情報をもとに自動で入る属性もあります。
写真は、外観・店内・商品・スタッフの写真をそろえます。眼鏡店なら、測定スペース、フレームの棚、調整の作業台を入れると、測定の流れが来店前に伝わります。お客さまの顔、処方箋、測定結果は写しません。
ステップ5 投稿と口コミ返信のルールを決める
投稿では、新作フレームの入荷やセール、測定予約の空きを案内できます。ただし、Googleマップの禁止または制限されているコンテンツのポリシーは、医療機器を規制されている商品に含め、その特価セール・クーポン・価格情報などの販促や、購入できるページへのリンクを投稿に含めることを禁じています。コンタクトレンズや補聴器のセール・価格は、投稿で案内しません。口コミ返信では、口コミに書かれていても、度数や見え方の悩み、目の状態は繰り返しません。
ご来店ありがとうございます。新しい眼鏡を気に入っていただけて、うれしいです。
かけ心地が気になるときは、[調整の受け方を入力]で承っています。
またお近くにお越しの際は、お立ち寄りください。
この章の結論。5つの手順のうち、予約ページの用意、説明文と写真の確認、返信の承認は店舗にしかできません。代行会社には、それ以外の登録と更新を依頼します。
眼鏡店のMEO対策で起きやすい失敗と契約前の確認項目
眼鏡店のMEO対策では、医療機器に当たる商品の表現、予約ページの変更、口コミの集め方で失敗が起きやすくなります。どれも契約時に分担を決めておけば防げます。
失敗1 コンタクトレンズの投稿を文案のまま公開すると、薬機法の広告規制に触れる
コンタクトレンズは、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で高度管理医療機器に当たります。厚生労働省の説明のとおり、視力補正を目的としないおしゃれ用カラーコンタクトレンズも、2009年11月4日から高度管理医療機器として規制されており、販売には都道府県知事の販売業の許可が必要です。薬機法第66条は、医療機器の名称や効能・性能について、虚偽・誇大な記事を広告してはならないと定めています。条文の主語は「何人も」で、広告を出す店舗に限られていません。文案を作る代行会社も、公開する店舗も、この規定を前提に表現を確認します。
厚生労働省の医薬品等適正広告基準は、安全性を保証する表現や、医師などが推薦しているかのような表現を禁じています(原文は厚生労働省の医薬品等の広告規制のページに掲載されています)。たとえば、次のような文は公開しません。
- 「目に負担のない」
- 「眼科医おすすめ」
コンタクトレンズや補聴器の投稿は、代行会社の文案を店舗の責任者が承認してから公開する流れを契約時に決めます。
判断に迷う表現は、厚生労働省の医薬品等の広告規制のページに掲載された医薬品等適正広告基準の原文と、所在地の都道府県の薬務担当の窓口で確かめてください。
失敗2 予約システムを変えて予約リンクを更新しないと、使えないページに案内し続ける
予約システムを切り替えると、予約ページのURLが変わります。Googleビジネスプロフィールの予約リンクが古いままだと、Googleマップから予約しようとした方が、使えないページに案内されます。
防ぎ方は、予約システムやホームページを変える日を代行会社に知らせ、切り替えた日に予約リンクを確認する作業を作業一覧に入れることです。
失敗3 メガネ拭きや割引と引き換えに口コミを依頼すると、Googleのポリシー違反になる
メガネ拭きやレンズの割引などの特典と引き換えに口コミを依頼すると、Googleマップの禁止または制限されているコンテンツのポリシーに反します。
同じポリシーは、次のような依頼の仕方も禁じています。
- 受け取りの待ち時間に、その場で口コミを書くよう求める
- スタッフに口コミの件数を割り当てる
お礼の品は口コミの有無と関係なく渡し、口コミの依頼は任意にします。具体的な言い換えは口コミで割引はGoogle規約違反になる理由と置き換え表で確かめられます。
小売店のMEO事例を見るときの確認点
「meo対策 小売店 事例」で探すと、代行会社の事例ページが見つかります。事例を判断材料にするなら、次の4点がそろっているかを確かめます。
- 業種と店舗数:眼鏡店や、予約してから来店する小売店の事例か
- 比べた期間:前年の同じ月か、同じ長さの期間どうしで比べているか
- 数字の種類:順位だけでなく、閲覧数・ルート・通話数・ウェブサイトのクリックや予約件数があるか
- 変えた項目:カテゴリ・サービス・写真・投稿・口コミのどれを変えた結果か
Googleのローカル検索の結果は、検索する方の現在地から店舗までの距離によっても変わるため、順位だけの事例は来店が増えたかの判断に使えません。
契約前に確認する5項目
- オーナー権限:店舗のGoogleアカウントがオーナーで、代行会社は管理者として参加するか
- 解約時の引き継ぎ:解約したときに、代行会社が管理者から外れ、店舗だけで運用を続けられる手順が決まっているか(サードパーティ ポリシーは、顧客から通知を受けて7営業日以内に、代行会社の管理サービスとの関連付けを解除し、管理権限を顧客に戻すよう求めています)
- 承認の流れ:口コミ返信と医療機器に当たる商品の文案を、公開前に店舗が承認できるか
- 月次報告:閲覧数・ルート・通話数・ウェブサイトのクリックと、予約件数を並べて報告するか
- 提案の中身:順位の保証や「Google 認定」をうたっていないか
この章の結論。眼鏡店の代行契約では、医療機器の表現を店舗が承認する流れと、予約ページを変えたときの連絡を必ず決めます。事例は順位ではなく、予約件数と比べた期間で判断します。
眼鏡店のMEO対策でよくある質問
視力測定の予約は、Googleマップから直接受けられますか?
予約などのビジネスリンクは、すべてのビジネスで利用できるとは限らず、一部の国と地域では利用できないリンクもあります(ビジネスリンクに関するポリシーとガイドライン)。管理画面に予約リンクの項目が表示される場合は、測定の予約ページのURLを設定します。予約システムを使っている場合は、Googleマップの予約ボタンに対応しているかを提供元に確かめてください。
コンタクトレンズも販売していますが、MEOの代行会社に任せて大丈夫ですか?
情報の更新や写真の登録は任せられます。ただし、コンタクトレンズの商品を案内する投稿や説明文は、薬機法の広告規制を受けることがあります。Googleのポリシーでも、医療機器のセール・クーポン・価格を投稿に含めることは禁じられています。代行会社の文案を、店舗の責任者が承認してから公開する流れを契約で決めておきます。
眼鏡チェーンで、店舗ごとに「○○駅前店」と付けてもいいですか?
Googleのビジネス情報のガイドラインでは、同じ国の拠点は同じ名称にするのが原則です。ガイドラインの例では、「ザ・ホーム・デポ」の一部の拠点に「ホーム・デポ新都心店」と付けることは認められていません。例外は、サブブランドや営業形態の違う事業を一貫して名前を分けて運営している場合と、実際の店舗やウェブサイトなどで一貫して別の名称を使っている拠点です。店舗の区別は住所と写真で伝えます。
メーカーのフレーム画像を、投稿や写真に使ってもいいですか?
まずメーカーに画像の使用条件を確かめてください。使用が認められていても、店頭に並んだフレームを自店舗で撮影した写真をおすすめします。在庫の様子と店内の雰囲気が来店前に伝わるためです。
まずはスマホで自店舗の名前を検索し、[予約]のボタンが出るか、押すと視力測定の予約ページが開くかを確かめてください。代行会社の報告で何を見ればよいかは、MEO運用代行の月次報告の確認項目で解説しています。
掲載項目の見直しから口コミ返信の承認の流れまで、自店舗だけでは決めきれないと感じた方は、MEO対策・Googleマップ集客の代行のページをご覧ください。初回のご相談では、いまの掲載内容と予約の受け方を伺い、先に更新する項目、お手伝いできる作業、費用の概算をご案内します。
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