MEO代行の無料診断の受け方|依頼前に結果で確かめる5項目
この記事の要点
- 無料診断は依頼先を決める材料。結果は5項目で確かめる
- 順位の画像より、通話数・ルートなど自店舗の数字を根拠にした診断を選ぶ
- 店名へのキーワード追加と、投稿と引き換えに特典を出す口コミ集めは、Googleのガイドラインとポリシーに反する
MEO代行の無料診断は、契約するかどうかを決める材料として受けてください。見るべきは「今何位か」ではなく、診断の根拠、提案の中身、月額に含む作業、権限の扱いです。依頼前にこれらを5項目で確かめれば、自店舗に合わない依頼先を契約前に外せます。
店舗や医院を運営していて、Googleマップの運用を外部に依頼するか迷っている経営者・院長に向けた記事です。読み終わる頃には、診断を申し込む前に書き出す数字、依頼文、結果を受け取ったあとに送る質問が決まった状態を目指します。
MEO対策そのものの基本はMEO対策とSEOの違いと取り組むことの全体像で扱っています。この記事は、依頼先を選ぶ判断に絞ります。
Contents / 目次
MEO代行の無料診断で確かめる5項目
無料診断の結果で確かめるのは、根拠になった数字、順位の測り方、提案がGoogleのガイドラインに沿っているか、月額に含む作業、権限と解約の条件の5つです。この5つが書かれていない診断は、依頼先を選ぶ材料になりません。
MEO代行の無料診断とは、代行会社が契約前に、Googleビジネスプロフィール(Googleマップや検索結果に出る店舗の情報)の状態を調べて改善点を示すものです。営業の入口でもあるので、結果の書き方に依頼先の仕事の進め方が表れます。
| 確かめる項目 | 診断結果のどこを見るか | 契約を見送る目安 |
|---|---|---|
| 1. 根拠の数字 | 自店舗の閲覧数・通話数・ルート・ウェブサイトのクリックを月ごとに示しているか | 順位の画像と競合の口コミ件数だけで「改善が必要」と結論している |
| 2. 順位の測り方 | 検索語・測った地点・端末・日時が書かれているか | 条件の記載が無いまま「◯位」とだけ書かれている |
| 3. 提案とガイドライン | 店名・カテゴリ・口コミの集め方の提案 | 店名に地域名やメニュー名を足す提案や、口コミの投稿と引き換えに特典を出す提案を、外せないと言われる |
| 4. 月額に含む作業 | 投稿・口コミ返信・報告の回数が書かれているか | 「運用一式」とだけあり、作業の回数が分からない |
| 5. 権限と解約 | オーナー権限が誰に残るか、解約後の手順 | 自社がオーナー(共同オーナーを含む)として残らない、解約の手順が書面に無い |
1つ目と2つ目を最初に見るのは、Googleが、ローカル検索の結果は主に「関連性」「距離」「知名度」に基づいて表示されると説明しているためです(Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント)。距離は、検索している人から店舗までの距離です。検索した人が現在地を共有していない場合は、Googleが把握している現在地の情報が使われます。代行会社が働きかけられるのは関連性と知名度だけなので、順位の数字だけの診断では、どこを変えれば何が増えるのかが分かりません。
4つ目と5つ目は、Googleが代行会社に求めている条件と重なります。Google ビジネス プロフィールのサードパーティ ポリシーは、代行会社に次の3つを求めています(2026年10月24日時点)。
- 顧客が常にオーナー権限か共同オーナー権限を持っていること
- 顧客から解約の通知を受けてから7営業日以内に、代行会社の管理サービスとの関連付けを解除し、顧客が管理権限を取り戻せるようにすること
- 管理を請け負う前に、管理サービスが有料であることと、ビジネスプロフィール自体は追加料金がかからないことを書面で知らせること
上位に掲載されることの保証も、行ってはいけない主張の例に挙げています。
代行会社・制作会社・個人のどこに依頼するかで迷っている段階なら、先にMEO対策の依頼先ごとの違いと確認点を読むと、診断を申し込む先を絞れます。
この章の結論。診断結果は順位より先に、根拠の数字と月額に含む作業を見ます。この2つが書かれていない依頼先には、契約の話に進む前に追加の資料を求めてください。
無料診断の受け方。申し込む前から結果を受け取るまでの3ステップ
無料診断は、申し込む前に自店舗の数字を書き出し、依頼文で条件を指定し、結果に対して質問を送る、の3ステップで受けます。こちらから条件を渡すと、複数社の結果を同じ表で比べられます。
ステップ1 申し込む前に、自店舗の数字を3か月分書き出す
申し込む前に、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスの数字を直近3か月分、月ごとに書き出します。診断結果と同じ数字を自分でも持っていれば、代行会社の説明が自店舗の実態に合っているかをその場で照らし合わせられます。
パフォーマンスで見る指標は次の4つです。
- 閲覧数(検索とマップでプロフィールを見たユーザーの数)
- 通話数(通話ボタンが押された数)
- ルート(ルートを検索したユーザーの数)
- ウェブサイトのクリック
指標の定義はビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認するに載っています。
| 月 | 閲覧数 | 通話数 | ルート | ウェブサイトのクリック | 口コミの件数・平均評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| [1か月目] | [記入] | [記入] | [記入] | [記入] | [記入] |
| [2か月目] | [記入] | [記入] | [記入] | [記入] | [記入] |
| [3か月目] | [記入] | [記入] | [記入] | [記入] | [記入] |
毎月この表を更新して前の月と比べる時間が社内で取れない場合は、閲覧数・ルート・通話数と口コミの件数・評価を毎月記録するMEO運用代行に、記録を任せる進め方もあります。
ステップ2 依頼文で、診断の条件をそろえる
依頼文では、診断の条件を先に指定します。複数社に依頼するときに条件がそろっていないと、結果を並べても比べられません。次の文面は、[ ]の中を自店舗の情報に変えればそのまま送れます。
件名:Googleビジネスプロフィールの診断のお願い
[会社名・店舗名]の[氏名]です。
Googleマップの運用を外部に依頼するか検討しており、診断をお願いします。
複数社に同じ条件でお願いしています。
・対象:[店舗名]([住所])
・確かめたい検索語:「[地域名] [業種]」「[業種] 近く」など3つまで
・順位を測る場合:測った地点・端末・日時を結果に書いてください
・管理画面の数字:直近3か月の閲覧数・通話数・ルート・ウェブサイトのクリックを表でお送りします
・結果に含めてほしいこと:改善点ごとの理由、月額に含む作業と回数、オーナー権限の扱い、解約の手順
診断の段階では、管理権限の追加は控えさせてください。
管理権限を求められても、診断の段階では渡さなくて構いません。公開されているプロフィールと検索結果で分かる項目は権限が無くても調べられ、管理画面の数字はステップ1の表で足ります。どうしても必要と言われた場合は、オーナーではなく管理者として追加し、診断が終わったら外します。
ステップ3 結果を受け取ったら、5つの質問を送る
結果を受け取ったら、5項目に対応する次の質問を送ります。回答の具体さも、依頼先を選ぶ材料になります。
- この診断の結論は、こちらで送った数字のどの月の、どの指標を根拠にしていますか。
- 順位は、どの検索語で、どの地点から、どの端末で、いつ測りましたか。ツールを使っている場合は、どのように取得しているかを教えてください。
- 店名・カテゴリ・口コミの集め方の提案は、Googleのどのガイドラインに沿っていますか。
- 月額に含まれる投稿・口コミ返信・報告は、それぞれ月に何回ですか。含まれない作業は何ですか。
- オーナー権限は契約中も当社に残りますか。解約を伝えてから何日で管理権限が戻りますか。
2つ目の質問で取得の方法を尋ねるのは、Googleの検索結果が、検索した時間、現在地、端末の種類、検索履歴などで変わるためです(Google 検索の検索結果が他のユーザーと異なる理由)。また、Google検索のスパムに関するポリシーは、ランキングを確認する目的で検索結果をスクレイピングするなど、明示的な許可のない自動アクセスを違反としています。測り方を説明できない順位の報告は、比べる材料にしないでください。
この章の結論。診断は待つものではなく、数字と条件をこちらから渡して受けるものです。そうすれば、どの依頼先の結果も同じ5つの質問で比べられます。
診断結果に入っていたら契約前に確かめる5つの提案
次の5つの提案は、入っていただけでは依頼先を外す理由になりません。その部分を外せるかを確かめてから判断します。根拠を確かめずに契約すると、プロフィールの停止や、効果の測れない費用につながります。
「店名に地域名やメニュー名を入れましょう」という提案
関連性を上げる策として、店名に地域名やメニュー名を足す提案が入ることがあります。GoogleのGoogle に掲載するビジネス情報のガイドラインは、店舗・ウェブサイト・ビジネスレターなどで一貫して使い、顧客に認知されている実際の名称を使うよう定めています。ビジネス名に地域名やメニュー名など不要な情報を含めると、プロフィールが停止される場合があります。
看板どおりの名前で進める前提かを、診断の段階で確かめてください。詳しくは店舗名にキーワードを入れるリスクと正しい表記で扱っています。
「口コミを増やすために特典を用意しましょう」という提案
口コミを知名度の改善策にするのは筋が通っていますが、集め方に注意が要ります。Googleマップの禁止または制限されているコンテンツは、口コミの投稿と引き換えに金銭・割引・無料の商品やサービスなどの特典を提供すること、肯定的な口コミだけを選んで募ることを禁止しています。
提案に特典か評価による振り分けがあれば、その部分を外せるかを確かめます。外せないなら契約は見送ります。判断の基準は口コミ代行業者の規約違反の提案の見分け方で詳しく書いています。
「投稿を毎日続ければ順位が上がります」という提案
第1章で紹介したGoogle のローカル検索結果のランキングを改善するヒントに挙がっているのは、情報の入力、オーナー確認、正確な営業時間、口コミの管理と返信、写真の追加などで、投稿は挙がっていません(2026年10月24日に確認)。Googleはローカル検索の仕組みの詳細を公開していないので、投稿の回数と順位の関係を言い切る診断は、根拠を確かめる必要があります。
投稿は、営業日の変更やキャンペーンをお客様に伝える手段として、回数と費用が見合うかで判断します。
「◯か月で上位表示を保証します」という提案
サードパーティ ポリシーは上位掲載の保証を違反としていて、Google検索セントラルのSEO 業者の利用を検討するも、Googleでの1位を保証できる者はいないと注意を呼びかけています。
保証を条件にした成果報酬の契約では、「上位」の判定が測る地点と検索語で変わるため、請求の根拠も変わります。保証の文言がある場合は、何を数えて請求するのかを書面で確かめてください。
「プロフィールを新しく作りましょう」という提案
オーナー確認が済んでいない、前の担当者のアカウントでしか入れない、といった状態だと、新しく作る提案が入ることがあります。前に挙げたGoogle に掲載するビジネス情報のガイドラインは、1つの拠点につきプロフィールを1つまでとしています。
既存のプロフィールがあるなら、先にビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする手順で権限を取り戻します。現在のオーナーには3日以内の返信が求められます。代行会社のアカウントで作る提案なら、自社がオーナーとして残るかを契約前に確かめます。
この章の結論。提案ごとに「外せば契約してよいか」を判断します。店名と口コミの集め方の提案は、外せないなら契約を見送ります。
MEO代行の費用が変わる条件と、自社で行う作業・依頼する作業
MEO代行の費用は、店舗数と、毎月の作業の回数、誰が素材を用意するかで変わります。金額の幅を調べるより、同じ作業と回数で見積もりをそろえて比べるほうが判断を誤りません。
- 店舗数:プロフィールは店舗ごとに1つなので、作業も店舗の数だけ増えます
- 投稿と写真:月の投稿回数と、写真を撮影から依頼するか店舗が送るかで変わります
- 口コミ返信:月の件数と、返信前に店舗が確認する流れがあるかで変わります
- 順位の計測:測る検索語の数と地点の数で変わります
- 初期の作業:オーナー確認、重複の統合、カテゴリと営業時間の見直しが要るかで変わります
- 報告:月1回の書面か、打ち合わせを含むかで変わります
見積書を項目ごとに並べて比べるときは、MEO代行の見積りチェックリスト12項目が使えます。
費用が見合うかは、通話数で判断できます。次の前提で計算してみます(金額は計算の例です)。
- 月額:4万円
- 通話から予約になる割合:3件に1件
- 予約1件あたりの粗利:1万円
この前提では、通話が月12件増えれば費用と同じになります(12件÷3×1万円=4万円)。
ステップ1の表で、今の通話数に月12件を足した数が現実的かを見れば、契約前に判断の基準が決まります。
自社で行う作業と依頼する作業
依頼しても、店舗にしか分からない情報の連絡と最終判断は自社に残ります。次の表を診断の打ち合わせに持参し、どの作業を依頼するかを決めてください。
| 作業 | 自社で行う | 依頼できる |
|---|---|---|
| オーナー権限の保持 | 必ず自社 | 依頼しない |
| 営業時間・臨時休業 | 変更を最初に知るので連絡する | 連絡を受けて更新する |
| 写真 | 日々の写真を撮って送る | 撮影・選定・追加 |
| 投稿 | 伝えたい内容を決める | 文面づくり・予約 |
| 口コミ返信 | 返信前の確認・承認 | 下書き・返信 |
| 月次の記録 | 数字を見て継続を判断する | 閲覧数・通話数・ルートの記録と報告 |
依頼すると、毎月の数字の記録、口コミ返信の型、投稿の予約までを代行会社が受け持ち、店舗は確認と承認に時間を使えます。口コミを集める仕組みは店舗で回したい場合は、コレットラボが運営する口コミ管理ツールのRevipoで、来店後のアンケートに回答した方全員に、お礼の画面からGoogle口コミの投稿を任意で案内する方法もあります。
この章の結論。見積もりは作業と回数をそろえて比べ、通話数で費用が見合うかを判断します。オーナー権限と口コミ返信の承認は、どの依頼先に決めても自社に残します。
MEO代行の無料診断でよくある質問
無料診断を受けたら、契約しないと断りにくくなりませんか?
断って問題ありません。依頼文の段階で「複数社に同じ条件で依頼している」と伝えておくと、比較のための診断だと先方にも分かります。結果は口頭ではなく資料で受け取り、5つの質問への回答と合わせて判断してください。
診断のためにGoogleビジネスプロフィールの権限を渡すよう言われたら?
渡すとしても、オーナーではなく管理者として追加します。GoogleのGoogle ビジネス プロフィールのサードパーティ ポリシーは、代行会社に依頼する場合も、顧客が常にオーナー権限か共同オーナー権限を持つことを求めています。管理画面の数字は表で送れるので、診断が終わったら追加したユーザーを外してください。
MEO代行とMEO運用代行は、何が違うのですか?
呼び方は会社ごとに違い、決まった定義はありません。違いが出るのは、初期の設定だけで終わるか、投稿・口コミ返信・月次の報告を毎月続けるかです。名前ではなく、見積書に書かれた作業と月の回数で確かめてください。
診断で「重複したプロフィールがある」と言われたら、代行に依頼しないと解決できませんか?
自社でも対応できます。Googleの重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決するに沿って、次の順で進めます。
- どちらのプロフィールのオーナー権限を持っているかを確かめます。権限を持っていないプロフィールは、前の章で紹介したオーナー権限のリクエストの手順で、現在のオーナーにアクセス権をリクエストします。
- オーナー確認済みのプロフィールとは別に、誤って作った重複のプロフィールを自社で管理している場合は、その重複のプロフィールを削除します。オーナー確認済みのプロフィールには影響しません。削除の手順はGoogle アカウントからビジネス プロフィールを削除するに載っています。
- 同じ店舗のプロフィールがGoogleマップに2つ以上表示されている場合は、Googleマップから修正の提案を送り、統合をリクエストします。統合のリクエストは、すべてGoogleの審査を経て判断されます。
今日できる最初の一歩は、Googleビジネスプロフィールの管理画面でパフォーマンスを開き、先月の通話数とルートの数を書き出すことです。代行会社から届いた順位の報告を読み解きたい方は、MEO代行の順位レポートの読み方も参考にしてください。
診断結果を受け取ったものの、提案が自店舗に合うのか判断がつかない場合は、お気軽にご相談ください。初回のご相談では、現在の状況とご希望を伺い、先に更新する項目、コレットラボがお手伝いできる作業、費用の目安をお伝えします。他社から届いた診断結果について確かめたいことがある場合も、初回のご相談で伺います。項目ごとの比較や修正の順番を決める作業は、有料の初期診断・設計で行います。サービスの内容は口コミ返信と投稿まで任せるMEO運用代行のページでご確認いただけます。
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