LINE公式アカウントを複数作る手順|分け方と切り替えの進め方

LINE公式アカウントを複数作る手順|分け方と切り替えの進め方

この記事の要点

  • 複数作成は可能。1つのビジネスIDにぶら下げて作るのが基本
  • 分けるか迷ったら、店舗ごとに返信する人がいるかで決める。判断表あり
  • あとから1つにまとめ直すのは簡単ではない。増やす前の判断が肝心

LINE公式アカウントは、複数作成できます。作成できる数や条件はLINEヤフー公式のLINE公式アカウントの複数作成&運用ガイドでご確認ください。 作成も切り替えも、管理画面のアカウント一覧から行います。

この記事は、2店舗目・2ブランド目が増えてきて「アカウントを分けるべきか、1つのまま続けるべきか」で止まっている方に向けて書いています。読み終わる頃には、分ける・分けないの判断と、作成から切り替え、店舗別の運用ルールまで自分で決められる状態を目指します。

なお、この記事で扱うのは「アカウントそのものを複数持つ」話です。1つのアカウントを店長と本部など複数人で使う話は対象が違うので、LINE公式アカウント複数人運用|配信漏れと権限ミスを防ぐ管理術で解説しています。

Contents / 目次
  1. 分けるか分けないかは、店舗ごとに返信する人がいるかで決まる
  2. LINE公式アカウントを複数作る方法。ビジネスIDを揃えてから作る4ステップ
  3. 複数アカウントのログインと切り替えのやり方
  4. 店舗別に分けたあとの運用設計。本部が配る型と、AIの使いどころ
  5. 複数アカウント運用でよくある失敗と回避法
  6. 増やしてから気づく、現場の妥協点

分けるか分けないかは、店舗ごとに返信する人がいるかで決まる

先に結論をお伝えします。店舗ごとに、届いたメッセージへその日のうちに返信できる人がいるなら分ける。いないなら1つにまとめる。これが一番外れにくい判断軸です。

複数店舗を持つ会社から相談を受けるとき、最初に聞かれるのは「何店舗からアカウントを分けるべきですか」という質問です。

ただ、店舗数は判断材料になりません。見るべきなのは、その店で誰がお客さまとやりとりしているかです。

3店舗でも、各店に店長が常駐して予約のやりとりをしているなら分けた方がよく進みます。逆に10店舗あっても、連絡窓口が本部1か所なら1つで足ります。

分ける・分けないを決める前に、次の3つを紙に書き出してみてください。ここが埋まらないうちにアカウントを増やすと、あとで手戻りします。

  • 返信する人:店舗ごとに1対1トークへ返信する担当がいるか。いないなら分ける意味が薄い
  • 配信の中身の差:1か月のうち、店舗ごとに違う内容を送りたい回数。月1回も違わないなら分けなくていい
  • お客さまの重なり:同じ人が2店舗を使う可能性があるか。商圏が近いと、両方から同じ販促が届く事故が起きます

複数店舗の運用パターン4つを比べる

複数店舗でのLINE運用には、大きく4つのやり方があります。それぞれ向いている条件が違うので、表で比べてみましょう。

運用パターン向いている条件手間注意点
1つのアカウントで全店本部が窓口。店舗別の配信が月1回未満店舗別の情報出し分けにはセグメント配信の設計が必要
店舗ごとにアカウントを分ける各店に返信担当がいる。営業時間やメニューが店ごとに違うプランも友だち数もアカウントごとに別勘定になる
分けたうえで、本部アカウントを1つ立てる店舗別に分けたいが、全店共通の告知も多いどの告知をどちらから送るかのルールを先に決めておく必要がある
外部ツールで一元管理店舗数が多く、友だち情報を会社としてまとめたい料金体系はサービスごとに違うので、契約前に見積もりで確認する

3番目のやり方は、全店共通の告知を本部アカウントから流し、店舗アカウントはその店だけの案内に絞る形です。運用ルールで分担を決めるやり方なので、特別な機能は要りません。

複数のアカウントを持つ場合、何ができるかは公式の複数作成&運用ガイドで確認したうえで設定してください。

この章の結論。店舗数ではなく「その店で返信する人がいるか」「月に何回、違う内容を送るか」で決めます。返信担当がいない店舗のアカウントは、作った瞬間から放置アカウントになります。

LINE公式アカウントを複数作る方法。ビジネスIDを揃えてから作る4ステップ

2つ目以降のアカウントは、いま使っているビジネスIDでログインしたまま、管理画面のアカウント一覧から作ります。 新しくメールアドレスを用意する必要はありません。同じIDにまとめておくと、ログインし直さずにアカウントを切り替えられます。

順番にやることを4ステップに分けます。1店舗目の開設がまだの方は、先にLINE公式アカウントの作り方|法人が開設する手順と必要なものから進めてください。

ステップ1。どのビジネスIDで作るかを先に決める

ここが一番の分かれ目です。2つ目のアカウントは、必ず本部が管理しているビジネスIDで作ってください。店長さん個人のIDで作ってしまうと、その人が異動・退職したときにアカウントの持ち主が宙に浮きます。

店舗が独自にアカウントを作ってしまうと、あとから本部が引き取ろうとしたときに、誰に権限を渡してもらうかの調整から始めることになります。最初から作成者を本部にしたうえで、店長には運用担当者の権限を渡すのが安全です。権限の種類はLINE公式アカウントに管理者を追加する手順と権限の使い分けで整理しています。

ステップ2。管理画面のアカウント一覧から作成する

作成の入口は、PC版(LINE Official Account Manager)とスマホの管理アプリで場所が違います。どちらも、ログイン後に表示されるアカウントの一覧画面から、新しいアカウントを追加する流れです。作成時に入力するのは、アカウント名・業種・メールアドレスといった基本情報だけで、審査を待たずにその場で使い始められます。画面のボタン名や配置は更新されることがあるので、操作の前にLINEヤフー公式のLINE公式アカウントの複数作成&運用ガイドで最新の表示をあわせてご覧ください。

ポイント。どちらの画面でも、ログイン中のビジネスIDのまま新しいアカウントを追加する流れになります。別のメールアドレスで新規登録し直さないよう気をつけてください。

ステップ3。アカウント名に店舗コードを付ける

作成画面で入力するアカウント名は、あとから変更できますが、最初に命名ルールを決めておかないと、切り替えのたびに「どれがどの店か」を目で探すことになります。店舗が3つを超えたあたりから確実に効いてきます。

おすすめは、頭に短い店舗コードを付ける形です。名前の先頭に系列を表すコードを置くと、一覧で見たときに同じ系列がまとまって見つけやすくなります。

【命名テンプレート】
[店舗コード2〜4文字]ブランド名 店舗名

例)
OT01 コレット珈琲 大分駅前店
OT02 コレット珈琲 別府北浜店
FK01 コレット珈琲 博多店
HQ00 コレット珈琲 本部(全店共通のお知らせ用)

・店舗コードは、地域2文字+連番2桁にすると増えても崩れません
・お客さまに見える名前なので、コードは短く。長い管理番号は入れない
・本部アカウントは HQ など、ひと目で本部と分かる文字から始める

ステップ4。作成直後に設定する項目をチェックリストで潰す

2つ目以降のアカウントは、1つ目を作ったときの記憶があいまいなまま作るので、初期設定が抜けがちです。作った当日に次の6項目を確認してください。

  • あいさつメッセージ:1店舗目の文面をコピーして店名・住所・営業時間だけ差し替える。初期文のままだと友だち追加直後に離脱されます
  • 応答モード:その店で1対1の返信をするならチャット、しないなら自動応答。ここを決めずに始めると、届いた質問が放置されます
  • 基本情報:店舗ごとの住所・電話番号・営業時間。本部の代表電話のままにしない
  • 権限:店長を運用担当者として追加し、本部は管理者のまま残す
  • 友だち追加用QRコード:ダウンロードしたファイル名を店舗コードに変える。ここを怠ると印刷段階で取り違えます
  • プラン:まずは無料のプランで開始し、配信数が増えてから見直す。プランと料金の単位は、LINEヤフー公式のLINE公式アカウント 料金プランで確認してください

あいさつメッセージの文面に迷ったら、LINE公式アカウントのあいさつメッセージ例文|作り方と5ステップの例をそのまま流用して、店舗名の部分だけ差し替えるのが早いです。

この章の結論。2つ目以降は本部のビジネスIDで作り、名前に店舗コードを付け、作った当日に6項目を埋める。この3つを守れば、あとから作り直す事態はほぼ防げます。

複数アカウントのログインと切り替えのやり方

同じビジネスIDで作っていれば、ログインし直さずにアカウントを切り替えられます。手順はLINEヤフー公式のLINE公式アカウントの複数作成&運用ガイドで確認できます。

「line公式アカウント ログイン 複数」で検索される方の多くは、ここでつまずいています。アカウントごとにログインし直すものだと思い込んで、店舗の数だけメールアドレスを用意してしまうケースです。

PCとスマホアプリでの切り替え手順

PC版でもスマホの管理アプリでも、流れは同じです。ログインすると最初に、自分が関わっているアカウントの一覧が表示されます。ここで目的の店舗のアカウント名を選ぶと、その店の管理画面に入ります。別の店に移りたくなったら、一覧の画面まで戻ってから選び直します。配信やチャットの画面から直接、別の店へ飛ぶことはできません。

1つのアカウントで作業している最中に、いまどの店を開いているか分からなくなったときは、画面上部に出ているアカウント名を見ます。ステップ3で先頭に店舗コードを付けておくと、ここで一目で判別できます。画面の名称や配置は変わることがあるので、実際の表示は上記の公式ガイドとあわせて確認してください。

そもそもログインできない、という状態であれば切り替え以前の問題です。ID・パスワードとLINEアカウント連携のどちらでつまずいているかを切り分ける手順は、LINE公式アカウントにログインできない時の切り分けと復旧の進め方にまとめています。

切り替えたつもりで別の店舗に配信する事故を防ぐ

複数アカウントを持つと必ず起きるのが、切り替え忘れによる誤配信です。A店の配信を作ったつもりが、画面はB店のままだった、というやつです。1回やると信用に響くので、次の3つを運用ルールにしてください。

  • 送信ボタンの前に名前を声に出す:「いま開いているのはOT02、別府北浜店」と読み上げてから押す。原始的ですが、これが一番効きます
  • 作業のかたまりを店舗単位にする:全店の下書きを行ったり来たりしながら作らない。1店舗ぶんを作り切ってから次に移る
  • ブラウザのタブを増やさない:PCで複数タブに別アカウントを開くと、どのタブがどの店か分からなくなります。切り替えは1つのタブの中で行う

この章の結論。ログインは1つのビジネスIDに集約し、切り替えはアカウント一覧から。タブを増やさず1店舗ずつ作り切る運用にすれば、誤配信のリスクはかなり下げられます。

店舗別に分けたあとの運用設計。本部が配る型と、AIの使いどころ

アカウントを分けたあとに一番多い失敗は、店舗任せにして更新が止まることです。本部が「型」を配り、店舗は差し替えるだけにする。これが、店舗数が増えても回り続ける形です。

店舗の担当者は、接客をしながらLINEも見ています。ゼロから文章を考える時間はありません。だから本部が原稿の骨組みを作り、店舗は自店の情報を入れるだけにします。

本部が毎月配る3点セット

月に一度、本部から各店へ渡すものを3つに固定します。ここを増やすと本部が続きません。

  • 共通の配信原稿:全店で使う告知の本文。店名・日付・価格の部分は[ ]で空けておく
  • 配信日カレンダー:今月どの日に何を送るかの一覧。店舗独自の配信を足すのは自由、というルールにする
  • 先月の結果一覧:店舗別の友だち数とブロック数。数字を並べるだけで、更新が止まっている店が一目で分かります

月次の作業をどう分担するかは、LINE公式アカウントの運用方法|月次の作業と担当の分け方で全体の流れを解説しています。

共通原稿を店舗別に直すところをAIに任せる

本部が作った1本の原稿を、店舗の数だけ言い回しを変えるのは、地味に時間がかかります。ここはAIが得意な作業です。ChatGPTでもClaudeでも構いません。

渡し方の道筋は次のとおりです。

  1. 本部の共通原稿をそのまま貼る
  2. 店舗台帳(店名・住所・営業時間・その店だけの特徴を1行)を貼る
  3. 店舗数ぶんの文案を一度に出させる
  4. 出てきた文案の固有情報だけを、人が台帳と突き合わせて確認する

出発点のたたき台は、これくらいの短さで十分です。あとはAIと会話しながら自社の言い回しに寄せてください。

あなたは店舗のLINE配信を担当する編集者です。
下の共通原稿を、[店舗数]店舗ぶんに書き分けてください。

条件
・店名・住所・営業時間は、必ず下の店舗台帳の値をそのまま使う
・台帳に無い情報は書かない(メニュー名や価格を推測しない)
・全角[1通あたりの上限文字数]文字以内。絵文字は1通に2つまで
・各店の1文目だけを変え、あとは共通のままにする

共通原稿:
[ここに本部の原稿を貼る]

店舗台帳:
[店名/住所/営業時間/その店だけの特徴を1行ずつ貼る]

確認するのはここだけ。AIの出力で人が必ず見るのは、店名・住所・営業時間・価格・在庫の5つです。AIはこの手の固有情報をそれらしく埋めてしまうので、台帳と1文字ずつ突き合わせてください。文章のうまさより、この照合の方が事故を防ぎます。

なお、お客さまの氏名や連絡先が入ったファイルをそのままAIに貼るのは避けてください。何をどこまで渡してよいかの線引きは、LINE配信文をAIに書かせる時の情報漏洩対策|安全なプロンプト設計で整理しています。

この章の結論。本部が原稿・カレンダー・結果一覧の3点を配り、店舗別の書き分けはAIに任せ、固有情報だけ人が照合する。この分担なら、店舗が増えても本部の作業時間はほとんど変わりません。

複数アカウント運用でよくある失敗と回避法

ここからは、アカウントを分けた会社で実際に起きる失敗を4つ挙げます。どれも1店舗運用では起きず、複数持った瞬間に発生するものです。

失敗1。全店合計の配信コストを誰も見ていない

プランも無料で送れる範囲も、アカウントごとに決まります。契約の単位は、LINEヤフー公式の料金プランのページで確認できます。1店舗ずつ見ると無料の範囲に収まっているのに、全店合計では想定を大きく超えていた、という状況が起きます。各店の担当は自分の店しか見ていないので、誰も気づきません。

防ぎ方はシンプルで、本部が月に一度、全アカウントの配信通数を1枚の表に集めることです。通数の数え方自体でつまずいている場合は、LINE公式メッセージ通数の数え方と上限|コスト圧縮の設定手順を先に読んでください。料金は改定されることがあるので、最新の内容はLINEヤフー公式の料金プランのページで確認し、自社の通数から費用を読む考え方はLINE料金改定2026年10月対応。AIで通数予測しコスト超過を防ぐも合わせてご覧ください。

失敗2。同じお客さまに、2店舗から同じ販促が届く

商圏が近い店舗を分けると、片方の店で友だち追加したお客さまが、もう片方の店でも追加している状態が生まれます。全店共通のキャンペーンを各店が個別に配信すると、そのお客さまには同じ内容が2通届きます。配信通数も2通ぶん消費します。

回避策は、配信の役割を分けることです。全店共通の告知は本部アカウントから1回だけ流し、店舗アカウントからは「その店でしか使えない話」だけを送る。この線引きを最初にルール化しておくと、重複はかなり減らせます。

失敗3。店頭のQRコードが、隣の店のものになっている

笑い話のようですが、複数アカウントの現場で本当に起きます。ダウンロードしたQRコード画像のファイル名が連番だけで、印刷会社に渡す段階で取り違えるパターンです。友だちは増えているのに、増えているのが別の店、という状態になります。

防ぎ方は2つあります。印刷したあとでは直せないので、渡す前に必ず両方やってください。

  • ファイル名に店舗コードを入れる:「OT01_駅前店_qr.png」のように、開かなくても店が分かる名前にする
  • 店頭に貼る前に読み取る:スタッフのスマホで実際に読み取り、表示されたアカウント名がその店のものか確認する

友だち追加の導線設計はLINE友だち追加URLの作り方|名刺・署名に載せる導線設計も参考になります。

失敗4。あとから1つにまとめようとして、友だちを引き継げない

店舗ごとに分けたものの運用が続かず、1つにまとめ直したくなることがあります。ただ、友だちは自分の意思でアカウントを追加した相手なので、会社側の操作で別のアカウントへ移すことはできません。現実的には、各店のアカウントから「今後はこちらのアカウントで案内します」と告知して、お客さまに手動で追加し直してもらう形になります。

当然、全員は移ってくれません。だからこそ、分けるかどうかは増やす前に決める必要があります。迷っているうちは1つで運用し、店舗別の配信が明確に必要になってから分ける、という順番が安全です。

この章の結論。複数アカウント固有の事故は、コストの合計を見る人がいないこと、告知が重複すること、QRの取り違え、そして戻すのが難しいことの4つ。全部、本部が1枚の表を持つだけで防げるものばかりです。

増やしてから気づく、現場の妥協点

ここでは、分けることを決める前に知っておいてほしい現実的な話をします。アカウントを分けると、増えるのは配信の自由度だけではなく、事務作業と管理責任も同じだけ増えます。

認証済アカウントにするなら、審査の時間を見込んでおく

認証済アカウントにするには、LINEヤフーの審査を通す必要があります。申請の条件や進め方は、LINEヤフー公式のLINE公式アカウントの種類(認証済アカウントの案内)で確認してください。審査には時間がかかることもあるので、オープン日から逆算して動かないと、開店時に未認証のまま走ることになります。

一元管理ツールを入れるなら、店舗が増えたときの金額まで見積もる

複数アカウントをまとめて管理する外部ツールもあります。ただ、料金の考え方はサービスごとに違い、アカウント数や友だち数で変わるものもあります。「分ければ管理ツールで何とかなる」と考えていると、想定より高くつくことがあります。契約前に、店舗数を増やしたときの金額まで見積もりに入れてもらってください。

担当者が辞めたとき、どのアカウントが誰の管理下にあるか分からなくなる

これが、複数アカウント運用で最も静かに進む問題です。店舗が独自に作ったアカウント、退職者だけが管理者のアカウント、誰も配信していないアカウントが混ざっていき、棚卸しができなくなります。

半年に一度でいいので、アカウント一覧を開いて全アカウントの管理者を確認する時間を取ってください。退職時の権限整理はLINE公式アカウントの運用担当者を削除する進め方|退職時の引き継ぎにまとめています。

率直に言って、分けない方がいい会社もあります

全店が同じ商圏にあり、キャンペーンも全店共通で、問い合わせの窓口も本部だけ。このパターンなら、分けるメリットはほとんどありません。1つのアカウントで運用し、店舗別の案内が必要になったらセグメント配信で出し分ける方が、費用も手間も少なく済みます。友だちの絞り込み方はLINEセグメント配信のやり方|ブロックを減らし反応を高める絞り込みで解説しています。

逆に、店舗ごとに客層も価格帯も違う、予約のやりとりが店単位で発生する、という場合は分けた方が確実に成果が出ます。判断の材料は店舗数ではなく、業務の実態です。

この章の結論。分けることで増えるのは自由度と同時に、申請・費用・管理責任です。半年ごとの棚卸しをやる体制がないなら、まずは1つで運用を固めた方が結果的に早く進みます。

2つ目のアカウントを作ると、料金も2倍になりますか

アカウントの作成自体に費用はかかりません。 プランと料金の単位は、LINEヤフー公式の料金プランのページで確認してください。 全店合計の見込み通数を先に出しておくと、予算のズレを防げます。

店舗ごとに分けたアカウントを、あとから1つにまとめられますか

友だちは自分の意思でアカウントを追加した相手なので、会社側の操作で別のアカウントへ移すことはできません。 現実的には、各アカウントから新しいアカウントを案内して、お客さまに追加し直してもらう形になります。全員は移らないので、分けるかどうかは増やす前に決めておくのが安全です。

店長が自分のビジネスIDで作ったアカウントを、本部に移せますか

権限の付け替えでどこまで対応できるかは、アカウントの状態によって変わります。まずは公式の複数作成&運用ガイドで権限の扱いを確認してください。今後は本部のビジネスIDで作るルールに変えておくと、同じ相談が増えずに済みます。

スマホアプリだけで複数アカウントの運用はできますか

アカウントの作成と切り替えは、公式の複数作成&運用ガイドのとおりアプリからも行えます。 それぞれの画面で何ができるかは同じガイドで確認したうえで、店舗はアプリで返信、本部はPCで設定、と分けるのが現実的な形になります。

複数のアカウントをまとめて管理する方法はありますか

本部アカウントを1つ立てて、全店共通の告知はそこから流し、店舗アカウントはその店だけの案内に絞る形が、追加費用なしで始められるやり方です。 何ができるかは公式の複数作成&運用ガイドで確認してください。 全店共通の告知と、店舗独自の案内を、どちらの経路から送るかを先に決めておくのが前提になります。

まずは1分でできることから始めましょう。管理画面のアカウント一覧を開いて、いま自社にいくつアカウントがあるか、それぞれの管理者が誰かを数えてみてください。把握していない数が出てきたら、分ける・分けない以前に棚卸しから始めた方がいい状態です。

そのうえで運用の型を固めたい方は、LINE公式アカウントの運用方法|月次の作業と担当の分け方を次に読むと、本部と店舗の分担がそのまま組み立てられます。

店舗数が増えてきて自社だけで判断しきれない、店舗ごとの運用ルールをどう作ればいいか分からない、という段階でしたら、現状を整理するだけでも構いませんのでお気軽にご相談ください。何店舗をどう分けるかは、業種と体制で答えが変わるところなので、一緒に考えさせてください。

店舗が増えて本部の作業が追いつかないときは、LINE運用も見る定額制マーケティング支援で、本部の月々の作業をお引き受けしています。

無料相談

現状をお聞きし、優先順位を一緒に整理します。

予約する →

Read Next / 次に読む

LINE公式アカウントの勘定科目と領収書の考え方|インボイス対応の進め方
LINEマーケ

LINE公式アカウントの勘定科目と領収書の考え方|インボイス対応の進め方

2026.08.05 / 約 19 分

関連記事

LINEマーケ

LINEショップカードの作り方|設定手順と失敗しない設計の考え方

LINEマーケ

LINE公式アカウント複数人運用|配信漏れと権限ミスを防ぐ管理術

更新
LINEマーケ

LINE自動応答で電話を減らす設計と作り方|5ステップと失敗回避

更新
LINEマーケ

個人事業主のLINE公式アカウントの作り方|開設条件と屋号

LINEマーケ

LINEリッチメッセージの作り方|推奨サイズとタップ領域の設定手順

更新
LINEマーケ

LINE休眠友だちの掘り起こし|一斉配信をやめAIで理由別シナリオ

更新
LINEマーケ

LINEリッチメニューにリンク設定する手順|無料で完結・実機確認まで

更新
LINEマーケ

LINEステップ配信のシナリオ例|問い合わせ後に送る5通と間隔

更新
LINEマーケ

LINEショップカードのポイントがつかない原因と付与設定の手順

LINEマーケ

LINE公式アカウントでできること一覧|BtoBで使う機能の選び方

更新
LINEマーケ

LINEアンケートの作り方|無料機能で回答率を上げる5ステップ

更新
LINEマーケ

LINEのKPIは友だち数で見るな|売上を伸ばす指標と4ステップ

更新