不動産会社のGoogleマップ集客|口コミ依頼文と外注の見積もり比較表
この記事の要点
- Googleマップで想定するのは、物件より先に相談先の会社を選ぶ人
- 口コミは引き渡し・決済の節目で依頼する。取引に合わせて言葉を差し替える依頼文を本文に掲載
- 外注費は8項目の見積もり比較表で比べ、成約済み物件の削除と権限を契約前に確認
不動産会社のGoogleマップ対策では、次の2つを続けることが中心になります。
- 取引の節目に口コミを依頼する仕組み
- 物件以外の会社情報を最新の状態に保つ運用
外注するときは、月額の金額を見る前に、何が料金に含まれていて何が社内に残るのかを内訳で比べます。自社で運用する場合も外注する場合も、次の2点は同じように守る必要があります。
- 成約済みの物件を載せたままにしない
- 口コミに特典を付けない
賃貸・売買の仲介や管理を行う会社で、Googleマップからの問い合わせを増やしたい経営者・店長に向けた記事です。
読み終わる頃には、口コミの依頼を誰がいつ行うかと、代行の見積もりのどこを比べるかを決められるはずです。
Googleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認はこの記事では扱いません。まだ済んでいない場合は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認の方法と再申請から進めてください。
Contents / 目次
不動産会社のGoogleマップ集客で先に決める3つのこと
物件の掲載数を増やす前に、この章で挙げる3つを決めておけば、社内の作業と費用をどこに充てるかがはっきりします。
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに会社の情報を載せられる無料のサービスです。MEO(Map Engine Optimization)とは、このプロフィールの情報や口コミを充実させて、Googleマップで自社を見つけてもらいやすくする取り組みを指します。
Googleマップで不動産会社を探す人は、ポータルサイトで物件を探す人とは検討の段階が違うことが多いと考えられます。「近くの不動産屋」「〇〇駅 不動産」で検索する人や、売却の相談先を探している人は、物件よりも先に会社を選ぼうとしている段階にいると考えられます。その場合、口コミ・営業時間・対応エリア・得意な取引の種類が判断の材料になります。
集客方法ごとに、想定される利用者と相談の種類を並べると次のとおりです。
| 集客方法 | 探している人 | 想定される相談 | 社内に残る作業 |
|---|---|---|---|
| 不動産ポータルサイト | 条件に合う物件を探している人 | 賃貸・売買の物件の問い合わせ | 物件の入稿、成約したときの掲載終了 |
| Googleマップ(Googleビジネスプロフィール) | 相談先の会社を探している人 | 売却査定、管理の相談、地元での賃貸の相談、来店予約 | 口コミの依頼と返信、写真と営業時間の更新 |
| 自社サイト | 会社名で調べ直す人 | 査定の依頼、管理の問い合わせ | 実績とスタッフ紹介の更新 |
表のとおり、Googleマップは売却・管理・地元の賃貸相談のような「会社を選ぶ相談」とつながりやすいと考えられる集客方法です。先に決める3つを、具体的な中身で書き出すと次のようになります。
- どんな相談を受けるか:売買・賃貸・管理のどれを主にするかによって、主カテゴリと紹介文が変わります。選び方はGoogleビジネスプロフィールのカテゴリ設定で解説しています。
- 口コミを誰がいつ依頼するか:接客した担当者が、鍵の引き渡しや決済といった取引の節目に依頼します。
- 外注するなら何を任せるか:投稿・写真・返信の下書きは代行に任せられます。口コミの依頼と、物件情報が正しいかどうかの確認は社内に残ります。
3つのうち、社内で続けにくいのは口コミの管理です。誰に依頼したのか、どの口コミに返信したのかを担当者ごとに追えなくなりやすいためです。依頼と返信を自社で回したい場合は、無料で始められる口コミ管理ツールで、取引後のアンケートと口コミの依頼、返信の下書きをまとめて扱う進め方もあります。その場合も、アンケートの回答の内容に関係なく、回答した全員に口コミ投稿のリンクを案内してください。
この章の結論。Googleマップで想定するのは「会社を選ぶ段階の相談」です。受ける相談の種類、口コミを依頼する担当者、外注する範囲の3つを決めてから、作業と費用の配分に進みます。
不動産のGoogleマップ口コミの集め方と返信の型
口コミは、接客した担当者が取引の節目に、全員へ同じ文面で依頼するのが基本です。不動産会社は、飲食店のように同じお客様が何度も来店する業種ではありません。1人のお客様と接点を持てるのは、契約・引き渡し・決済などの数回に限られます。依頼するタイミングを決めておかないと、口コミはほとんど増えません。
ステップ1 取引ごとの依頼のタイミング
依頼するのは、取引が終わって、お客様が結果に満足しやすい時点です。審査中や契約前に依頼すると、審査の結果によって感想が変わってしまうので避けます。
| 取引の種類 | 依頼するタイミング | 依頼する担当 |
|---|---|---|
| 賃貸仲介 | 鍵の引き渡しの当日、または入居1週間後の連絡のとき | 契約を担当した営業 |
| 購入の仲介 | 引き渡し・決済の当日 | 担当営業 |
| 売却の仲介 | 決済後にお礼の連絡をするとき | 担当営業 |
| 賃貸管理(オーナー様) | 年1回の報告や、管理契約の更新の面談のとき | 管理担当 |
ステップ2 口コミ投稿用のリンクとQRコード
口コミの投稿画面を直接開けるリンクとQRコードは、Googleビジネスプロフィールから取得できます。次の順で用意します。
- Googleビジネスプロフィールで「クチコミを読む」から「クチコミを増やす」を選び、リンクをコピーするか、QRコードをダウンロードする
- QRコードを、名刺サイズのカードや契約書類の封筒に印刷する
- LINEやメールで依頼するときは、同じリンクを送る
メニューの名前や場所は画面の更新で変わることがあります。最新の手順は、Googleビジネスプロフィールのヘルプ「リンクまたは QR コードを作成してクチコミをリクエストする」で確認してください。QRコードの作り方と設置場所はGoogle口コミQRコードの作り方で解説しています。
ステップ3 取引の種類に合わせた依頼文
引き渡しのあとにLINEやメールで送る依頼文は、次の形をそのまま使えます。依頼文には物件名や住所を入れないでください。お客様が口コミに物件の場所を書き込んでしまうのを防ぐためです。
[お客様名]様
先日は[お部屋探し/ご購入/ご売却]のご相談をいただき、ありがとうございました。
担当の[担当者名]です。
これから当社を検討される方の参考にしたいので、よろしければGoogleマップにご感想をお寄せください。
良かった点だけでなく、分かりにくかった点も書いていただけると、今後のご説明の改善に役立てます。
▼口コミの投稿はこちら
[口コミ投稿用のリンク]
投稿は任意です。お部屋の場所など、書きたくない内容は書かなくて大丈夫です。
Googleの「禁止または制限されているコンテンツ – マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー」は、次の依頼の仕方を禁じています。違反した口コミは削除され、アカウントの権限の一時停止や停止といった措置がとられることがあります。
- 特典と引き換えにする:ギフト券、仲介手数料の割引、引っ越し祝いの贈呈を、口コミ投稿の条件にする
- 社員や家族に投稿してもらう:従業員や親族に、自社の口コミを書くよう依頼する
- 相手を選んで依頼する:アンケートで「満足」と答えた人だけに投稿リンクを表示する
引っ越し祝いを渡す場合は、口コミの投稿を条件にしないでください。口コミの依頼とは切り離して渡します。依頼文の表現で景品表示法に触れないための注意点は、口コミ依頼で景品表示法に触れない依頼文の作り方で解説しています。
ステップ4 返信の型と書かない情報
不動産の口コミに返信するときは、物件名・部屋番号・取引金額・審査の結果・入居者の事情を書かないようにします。口コミの投稿者が匿名でも、返信に物件名が入っていると、周りの人に誰の取引なのか分かってしまうことがあるためです。
返信は、口コミの評価によって次の順で書きます。
- 高評価:お礼→取引の種類に触れる→今後の案内
- 低評価:受け止め→社内で確認した事実の範囲での説明→連絡先の案内
返信の下書きはAIに任せられます。AIに渡すのは次の3つです。
- 口コミの本文
- 書かない情報の一覧
- 低評価のときの連絡先
最初に試すなら、次のような短い指示で十分です。
不動産会社の口コミへの返信の下書きを作ってください。
口コミ:[本文を貼る]
取引の種類:[賃貸/売買/管理]
書かない情報:物件名、部屋番号、金額、審査の結果、入居者の事情
低評価の場合:受け止めの言葉と、[電話番号]への連絡のお願いで締める。
事実の説明は[社内で確認した内容]の範囲だけにする。
200字以内。
出てきた下書きは、そのまま投稿しないでください。物件や個人を特定できる語が入っていないか、社内で確認していない説明が足されていないかを確かめてから投稿します。言い回しは、AIとやり取りしながら自社に合う形に調整していきましょう。
この章の結論。口コミは、取引の種類ごとに依頼の節目と担当者を決め、全員に同じ文面で依頼します。返信では、物件や取引を特定できる情報を書かないことを最優先にします。
MEO外注の費用の見方と見積もり比較表
外注の費用は、月額の金額だけでなく、内訳と料金の形で比べます。同じ「月額運用」という名前でも、投稿の本数、写真撮影、口コミへの返信、レポートがどこまで含まれるかは業者ごとに違うためです。
この章で使うのは、各社の見積もりを項目ごとに書き写して、外注費用に何が含まれているかを比べるための見積もり比較表です。料金の形や作業の範囲は業者ごとに異なるので、金額の欄には各社の見積もりの数字を書き入れて比べます。
料金の3つの形と向く会社
| 料金の形 | 仕組み | 向く会社 | 確かめる点 |
|---|---|---|---|
| 月額固定 | 毎月決まった額で、決まった作業を行う | 投稿や返信まで社内で手が回らない会社 | 月に何本・何件までの作業か |
| 成果報酬 | 指定した語で上位に表示された日数に応じて支払う | 狙う検索語がはっきり決まっている会社 | どの語を、どの地点から測るか |
| 初期設定のみ | 登録内容の見直しと、写真・紹介文の初期設定を1回で行う | 運用は社内で続けられる会社 | 納品後、社内に何が残るか |
成果報酬型を検討するときに注意したいのは、「〇〇駅 不動産」の順位が上がっても、売却の相談が増えるとは限らない点です。成果報酬の対象にする語は、実際に相談につながる語かどうかで選びましょう。
Googleマップの順位は検索する場所によって変わるので、どの地点から測るかも契約書に書いてもらいます。レポートの数字の見方はMEO代行の順位レポートの読み方で解説しています。
外注費用の見積もり比較表
複数社の見積もりは、次の表に書き写して比べます。空欄のまま埋まらない項目は、打ち合わせで質問する項目です。
| 項目 | 確認すること | A社 | B社 |
|---|---|---|---|
| 初期設定 | カテゴリ・紹介文・属性を、社内の誰が確認してから反映するか | ||
| 投稿 | 月に何本か。物件情報を載せるか。成約したときに誰が削除するか | ||
| 写真・動画 | 撮影は誰が行うか。出張撮影は別料金か | ||
| 口コミへの返信 | 下書きまでか、投稿まで行うか。低評価はどう扱うか | ||
| 口コミ依頼の支援 | 依頼カード・QRコードの制作、依頼文の用意が含まれるか | ||
| レポート | 通話・経路・ウェブサイトのクリック数を、どのくらいの頻度で報告するか | ||
| ツール利用料 | 月額に含まれるか。解約後も使えるか | ||
| 権限と解約 | オーナー権限は誰が持つか。解約のときにどう引き継ぐか |
見積もり全体の確認項目は、MEO代行の見積りチェックリスト12項目にも一覧にしています。
月額費用が見合うかの計算
月額費用が見合うかどうかは、1件の成約で得られる報酬から逆算します。計算の順番は次のとおりです。
- 1件の成約で得られる仲介手数料や管理料の見込みを出す
- Googleマップ経由の問い合わせのうち、成約に至った割合を過去の記録から出す
- 「月額費用 ÷(1件の報酬 × 成約に至る割合)」で、月に必要な問い合わせ数を出す
ここからは仮の数字で計算してみます。月額費用を5万円、問い合わせから成約に至る割合を1割とします。
| 取引 | 1件の報酬(仮) | 計算 | 月に必要な問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 売却の仲介 | 100万円 | 5万円÷(100万円×0.1) | 0.5件 |
| 賃貸の仲介 | 8万円 | 5万円÷(8万円×0.1) | 6.25件(月7件) |
売却なら、月に1件の相談があれば費用に見合う計算になります。賃貸では、同じ月額費用でも計算上は6.25件となり、実際には毎月7件の問い合わせが必要です。6件では、6件×8万円×0.1=4.8万円で、月額5万円に届きません。この仮の数字では、1件の報酬が大きい売却の仲介ほど、少ない問い合わせで費用に見合います。管理の報酬や成約に至る割合は会社ごとに違うので、自社の記録の数字に置き換えて計算してください。
Googleマップ経由の問い合わせは、Googleビジネスプロフィールで確認できる通話数・ウェブサイトのクリック数に加えて、電話の最初に「何を見てご連絡いただきましたか」と伺った記録から数えます。
確認できる指標の名前や画面の表示は変わることがあるので、最新の内容はGoogleビジネスプロフィールのヘルプ「ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する」で確認してください。
記録の付け方はMEO対策の費用対効果の出し方で解説しています。
不動産の集客代行とMEO代行の違い
「不動産 集客代行」で検索すると、ポータルサイトの入稿代行、Web広告の運用、Googleマップの運用がまとめて出てきます。物件の問い合わせを増やしたいならポータルサイトと広告が、売却・管理の相談や地元での知名度を増やしたいならGoogleマップが対象です。
1社にまとめて任せる場合も、見積もりは媒体ごとに分けてもらいましょう。どこにどれだけ費用がかかっているかを比べられます。
この章の結論。見積もりは8項目の見積もり比較表で並べて比べます。費用が見合うかは「1件の報酬 × 成約に至る割合」から逆算します。仮の数字では、売却の仲介は月0.5件の問い合わせで見合い、賃貸の仲介は計算上6.25件、実際には月7件の問い合わせが必要になります。
不動産会社のGoogleマップ対策がうまくいかない4つの条件
不動産会社ならではの失敗は、物件情報の扱い、店名の付け方、権限の持ち方、管理業務の口コミの4か所で起こります。どれも、外注しているかどうかに関係なく起こります。
成約済みの物件が投稿に残っている状態
物件を投稿や商品の欄に載せると、写真付きで表示されるので目に留まりやすくなります。ただし、成約済みなど、実際には取引できない物件が載ったままになっていると、「おとり広告」に当たるおそれがあります。
不動産の表示に関する公正競争規約は第21条でおとり広告を禁じており、成約済みの物件の表示はその例に挙げられています。条文と例は、不動産公正取引協議会連合会のおとり広告ガイドラインと公正競争規約の紹介ページで確認できます。
物件を載せるなら、始める前に次の2つを決めておきましょう。
- 成約の連絡を受けた担当者が、当日中に投稿を削除する
- 投稿を代行に任せている場合は、成約の情報を誰が代行に伝えるか
削除の担当を決められないうちは、得意なエリアや取引の種類を紹介する投稿にしておくと安全です。
店名に「賃貸」や駅名を足した登録
Googleの「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」は、ビジネス名に不要な情報を含めると、プロフィールが停止される場合があるとしています。「〇〇駅 賃貸・売買」のような語を足すと、この不要な情報に当たるおそれがあります。 ビジネス名は看板や登記と同じ名前にし、取り扱う取引の種類はカテゴリと紹介文で伝えます。詳しくは店舗名にキーワードを入れるリスクと正しい表記で解説しています。
営業担当の個人アカウントだけがオーナーの状態
プロフィールを開設した営業担当の個人アカウントだけがオーナーになっていると、その担当者が退職や異動をしたときにプロフィールを管理できなくなります。オーナーは会社で管理しているアカウントにして、担当者や代行業者には管理者の権限を付けます。
Googleビジネスプロフィールのヘルプ「ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する」では、ユーザーの追加と削除、プロフィールの削除はオーナーだけができるとされています。投稿の作成や口コミへの返信は管理者もできるので、日々の運用は管理者の権限で行えます。権限の付け方はGoogleビジネスプロフィールの権限付与で解説しています。
入居者の口コミと仲介の口コミが混ざる店舗
管理業務も行っている会社では、設備の故障や騒音の対応への不満が、店舗の口コミに書き込まれることがあります。部屋を探していたお客様と入居者では、会社に期待していることが違います。そのため、返信の型も分けておきます。入居者の口コミには、部屋番号や対応した日時を書かずに、管理の窓口の電話番号を案内しましょう。
この章で挙げた4つの条件は、どれも契約前や運用を始める前に担当を決めておけば防げます。
運用を始める前に、次の4つを書き出しておきましょう。
- 成約した物件の投稿を削除する担当者
- 看板や登記と同じビジネス名
- オーナー権限を持つ会社のアカウント
- 入居者の口コミに返信するときの型
代行に任せる範囲と社内に残る作業
代行に任せられるのは、投稿の作成、写真の追加、口コミ返信の下書き、数字の報告です。一方、口コミの依頼、物件情報が正しいかどうかの確認、低評価への返信の最終確認は社内に残ります。口コミは、実際に接客した担当者から依頼するのが自然だからです。
| 作業 | 代行に任せられること | 社内に残ること |
|---|---|---|
| 口コミの依頼 | 依頼カード・依頼文の制作 | 取引の節目に担当者が依頼する |
| 口コミへの返信 | 下書き、高評価への返信の投稿 | 低評価や入居者の口コミへの返信の最終確認 |
| 投稿 | 文章と画像の作成 | 物件情報の正誤確認、成約したときの連絡 |
| 写真 | 撮影、プロフィールへの追加 | 撮影日の立ち会い、写してよい範囲の判断 |
| 数字の報告 | 表示回数・通話・経路の集計 | 問い合わせと成約の記録 |
契約前に確認する6項目
契約書にサインする前に、次の6項目を確認します。
- オーナー権限は自社が持ち、代行業者には管理者の権限を付ける形になっているか
- 解約したとき、投稿・写真・レポートのデータがどうなるか
- 順位を保証していないか。Googleの「SEO 業者の利用を検討する」は、ウェブ検索について、Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できないと説明しています。Googleマップの順位についても、Googleビジネスプロフィールのヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法」で、関連性・距離・知名度を組み合わせて決まると説明されています。保証をうたう場合は、どの語をどこから測るのかを確かめる
- 口コミの依頼方法が、特典や相手を選ぶ依頼を使わない形になっているか
- 物件を投稿する場合、成約したときに誰がいつ削除するか
- 報告される数字に、通話数とウェブサイトのクリック数が入っているか
自社で行う範囲と依頼する範囲
営業担当が口コミの依頼を続けられて、返信を週に1回確認できるなら、自社での運用で足ります。そのうえで自社に残すべきなのは、口コミの依頼と、物件情報・営業時間の正誤確認です。
投稿の作成、写真の追加、返信の下書き、毎月の数字の集計まで社内で続けるのが難しい場合は、投稿と返信の下書きまで任せるMEO対策の代行もご相談いただけます。口コミへの返信や投稿などの運用に加えて、毎月の数字の報告と返信の型も用意します。
この章の結論。口コミの依頼と物件情報の確認は、外注しても社内に残ります。契約前には、権限・解約・順位保証・依頼方法・成約時の削除・報告する数字の6項目を確認します。
不動産会社のGoogleマップ対策でよくある質問
物件情報をGoogleビジネスプロフィールの投稿に載せても大丈夫?
載せることはできます。ただし、成約済みの物件が残っていると、不動産の表示に関する公正競争規約第21条が禁じるおとり広告に当たるおそれがあります(不動産公正取引協議会連合会のおとり広告ガイドライン)。 成約したときに誰が当日中に削除するかを決めてから始めましょう。削除の担当を決められないうちは、得意なエリアや取引の種類を紹介する投稿にしておくと安全です。
内見だけで契約しなかったお客様にも口コミを依頼していい?
実際に接客を受けた方であれば、依頼しても問題ありません。気をつけたいのは、満足していそうかどうかで依頼する相手を絞ることです。Googleのマップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーは、肯定的なクチコミを選択的に募る行為を禁じています。依頼すると決めた節目では、全員に同じ文面で案内しましょう。
退去時の敷金トラブルで低評価が付いた。削除を依頼できる?
削除の対象になるのは、Googleのマップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーに違反している口コミです。個人情報、取引と関係のない内容、嫌がらせなどがこれに当たり、評価が低いことはポリシー違反に含まれていません。返信では部屋番号や金額に触れずに受け止めの言葉を書き、管理窓口への連絡を案内します。削除を申請できる条件はGoogle口コミ削除依頼で通る基準で解説しています。
売買と賃貸で同じ店舗なら、Googleビジネスプロフィールは分けるべき?
同じ住所・同じ窓口で営業しているなら、1つのプロフィールで運用するのが基本です。Googleの「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」では、個別のページを作成するのは、対外的に独立した組織として活動する部門とされています。そうした部門は、顧客窓口やカテゴリが分かれているのが前提です。取り扱っている取引の種類は、カテゴリと紹介文で伝えられます。
今日できる最初の一歩として、スマホで自社名を検索してみてください。Googleマップに出ている営業時間が今と合っているか、成約済みの物件が投稿に残っていないかの2点を確認します。続けて数字の見方を知りたい方は、MEO対策の効果が出るまでの期間と途中で見る指標を読んでみてください。
口コミの依頼は社内で続けられても、投稿や返信、毎月の数字の確認までは手が回らないと感じた方は、コレットラボのGoogleマップの運用代行にご相談ください。今のプロフィールの状態と、社内で続けられる作業を伺ったうえで、どこまで任せるかを一緒に決めます。
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